Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(Windows®用)
HDLMをアンインストールする場合,次の点に注意してください。
- HDLMのアンインストールは,環境に応じて数分から数十分の時間を必要とします。アンインストール時にプログレスバーが表示されている間は,アンインストール処理を中断しないでください。アンインストールに必要な時間の概算を次に示します。
1秒×接続されていたパス数※
- 注※
- アンインストール時には必ずシングルパス構成にしておく必要がありますが,シングルパス構成に変更する処理時間は,アンインストール時間には反映されません。アンインストール時間は,ユーザ環境で増設できるパスの上限値に依存します。このため,概算にはユーザ環境で増設できるパスの上限値を使用してください。
- 05-50以降のHDLMのアンインストールは,ほかのアプリケーションが,HDLMの管理対象であるLUを使用中でないことを確認したあとに実行してください。
- 05-00以降のHDLMのアンインストール時に,Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib2)もアンインストールされます。ただし,HDLM以外のプログラムがHitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリを使用している場合は,HDLMだけがアンインストールされます。Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib2)をアンインストールするときは,各プログラムのマニュアルや添付資料を参照して確認して,HDLM以外のプログラムが使用していない場合にだけアンインストールしてください。HNTRLib2のアンインストールについては「3.9.4 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib2)のアンインストール」を参照してください。
- 05-00以降のDevice ManagerエージェントがインストールされているホストからHDLMをアンインストールする場合,アンインストール中に次に示すDevice Managerエージェントのコマンドを実行しないでください。また,次に示すDevice Managerエージェントのコマンドを実行中に,HDLMをアンインストールしないでください。
hbsasrv,HiScan,hdvmagt_account,hdvmagt_schedule,hldutil,TIC- ホストのデータ実行防止(DEP)機能が有効になっている場合,次に示す手順を実行してください。
- [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]を選択します。[システム]をダブルクリックします。
[システムのプロパティ]画面が表示されます。- [詳細設定]タブを選択します。[パフォーマンス]の下にある[設定]ボタンをクリックします。
[パフォーマンス オプション]画面が表示されます。- [データ実行防止]タブを選択します。
- [java]のチェックボックスのチェックを外します。
- [OK]ボタンをクリックします。
HDLM GUIで使用するJava実行環境が,データ実行防止(DEP)機能の対象となります。- ウイルスチェックプログラムなどの常駐型ソフトウェアが動作しているときにHDLMをアンインストールすると,正常に動作しないおそれがあります。HDLMをアンインストールする場合,常駐型ソフトウェアを含むすべてのソフトウェアを停止してから開始してください。
- HDLMアンインストールユティリティ(removehdlm)を実行する場合,-wパラメタに指定したフォルダ(-wパラメタを指定しなかったときは,環境変数TMPまたはTEMPで指定したフォルダ)に,20KBの空き容量が必要です。
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