Replication Manager Software Application Agent CLI リファレンスガイド
EX_DRM_SQLFILE_EXTRACT オペレーションIDSQL Serverメタファイルを,拡張コマンド用一時ディレクトリから次のディレクトリに展開します。
- データベースサーバの場合
- drmsqlinitコマンドで登録したVDIメタファイル格納ディレクトリ
- バックアップサーバの場合
- FTP_HOME_DIRで指定したディレクトリ\FTP_SUB_DIRで指定したディレクトリ\オペレーションID\AP
バックアップサーバ上でこの拡張コマンドが実行された場合は,まずコピー先ディレクトリ内にあるすべてのSQL Serverメタファイルが削除されます。その後,コピー元ディレクトリからSQL Serverメタファイルがコピー先ディレクトリにコピーされます。これによって,テープバックアップ実行時に古いメタファイルがテープバックアップされるのを防ぎます。
データベースサーバでは,データベースを副ボリュームにバックアップしたときに生成されたSQL Serverメタファイルがすべて保護されます。このため,データベースサーバ上でこの拡張コマンドが実行された場合は,SQL Serverメタファイルは削除されません。
次の前提条件があります。
- 指定したオペレーションIDに対応するオペレーション定義ファイルが用意されていること
- この拡張コマンドを実行する前に,EX_DRM_BACKUPID_SETまたはEX_DRM_DB_IMPORTが実行され,この拡張コマンドの情報の取得元となるバックアップID記録ファイルが生成されていること
オペレーションID
処理の対象となるリソースを表す固有の文字列を指定します。指定したオペレーションIDに対応したオペレーション定義ファイルの情報が,拡張コマンドの実行に使用されます。
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
次の場合には,この拡張コマンドはエラーとなります。
- 不正なオプションが指定された場合
- オペレーションIDに対応する定義ファイルの情報取得に失敗した場合
- 対象ファイルのコピー先ディレクトリが存在しなかった場合
- バックアップID記録ファイルからの情報取得に失敗した場合
- 内部で実行するコマンドにエラーが発生した場合
- ディクショナリマップファイル格納ディレクトリ名の取得に失敗した場合
オペレーション定義ファイル「operation01」の設定に基づき,SQL Serverメタファイルを展開する。
EX_DRM_SQLFILE_EXTRACT operation01
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