Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド

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C.2 正ボリュームのディスクを交換する手順

正ボリュームのディスクを交換する例を次に示します。

図C-1 正ボリュームのディスクを交換する例

[図]

  1. 次のRAID Managerのコマンドを実行し,交換する正ボリュームのペア定義を削除します。
    PROMPT> pairsplit -g SI01 -S
  2. 正ボリュームを管理するホストで正ボリュームが属しているボリュームを削除します。

    Windows Server 2003の場合
    スタートメニューから[コントロールパネル]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]を開きます。コンピュータの管理ウィンドウの[ディスクの管理]を選択し,削除するパーティションを右クリックして,[パーティションの削除]をクリックします。

    Windows Server 2008の場合
    スタートメニューから[管理ツール]-[サーバーマネージャ]を開きます。[サーバーマネージャ]ウィンドウの[記憶域]-[ディスクの管理]を選択し,削除するボリュームを右クリックして,[ボリュームの削除]をクリックします。

    Windows Server 2012の場合
    [サーバーマネージャ]を開きます。[サーバーマネージャ]ウィンドウの[ファイル サービスと記憶域サービス]-[ボリューム]を選択し,削除するボリュームを右クリックして,[ボリュームの削除]をクリックします。
  3. 正ボリュームを管理するホストで新しい正ボリュームに対してボリュームを作成します。

    Windows Server 2003の場合
    スタートメニューから[コントロールパネル]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]を開きます。コンピュータの管理ウィンドウの[ディスクの管理]を選択し,ディスクの管理でパーティションを作成します。

    Windows Server 2008の場合
    スタートメニューから[管理ツール]-[サーバーマネージャ]を開きます。[サーバーマネージャ]ウィンドウの[記憶域]-[ディスクの管理]を選択し,ディスクの管理でボリュームを作成します。

    Windows Server 2012の場合
    [サーバーマネージャ]を開きます。[サーバーマネージャ]ウィンドウの[ファイル サービスと記憶域サービス]-[ボリューム]を選択し,ディスクの管理でボリュームを作成します。
  4. 正ボリュームを管理するホストで対象のRAID Managerインスタンスの定義ファイルの内容を新しい正ボリュームのPort,TargetID,LUに変更し,RAID Managerインスタンスを再起動します。
    PROMPT> horcmshutdown 10
    PROMPT> horcmstart 10
  5. 次のコマンドを実行し,正ボリュームを管理するホストで新しい正ボリュームと副ボリュームとのペアを生成します。
    PROMPT> paircreate -g SI01 -vl -c 15
  6. pairevtwaitコマンドを実行し,ペア状態がPAIRになるまで待ちます。
    PROMPT> pairevtwait -g SI01 -s PAIR -t 10 180
  7. pairsplitコマンドを実行し,ペアを分割します。
    PROMPT> pairsplit -g SI01
  8. drmmountコマンドを実行し,副ボリュームをマウントします。
    PROMPT> drmmount 0000000053
  9. drmmediarestoreコマンドを実行し,副ボリュームを管理するホストでテープデータをリストアします。
    PROMPT> drmmediarestore 0000000053
  10. drmumountコマンドを実行し,副ボリュームをアンマウントします。
    PROMPT> drmumount 0000000053
  11. 副ボリュームを管理するホストで,テープからリストアしたときのバックアップカタログをエクスポートし,正ボリュームを管理するホストへ転送します。
    PROMPT> drmdbexport 0000000054 -f /tmp/expfile
    PROMPT> ftp dbhost
  12. 正ボリュームを管理するホストで,カタログをインポートします。
    PROMPT> drmdbimport -f /tmp/expfile
  13. -forceオプションを指定してdrmfsrestoreコマンドを実行し,副ボリュームから正ボリュームへリストアします。
    PROMPT> drmfsrestore 0000000155 -resync -force

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