Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド

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7.10.2 SCR構成でバックアップする

SCR構成でのバックアップ運用例を示します。

  1. Protection Managerサービスを起動します。
    VSSバックアップの場合,バックアップサーバでProtection Managerサービスを起動します。
  2. バックアップ直前に,システムキャッシュをクリアします
    システムキャッシュをクリアするため,バックアップサーバで副ボリュームを一時的にマウントします。
    PROMPT> drmmount -copy_group EXG001,B001 -mount_pt W:
    KAVX0001-I drmmountコマンドを開始します。
    KAVX0400-I マウントを開始します。
               マウントポイント = W:
    KAVX0401-I マウントを完了しました。
               マウントポイント = W:
    KAVX0002-I drmmountコマンドを終了します。
    PROMPT> drmumount -copy_group EXG001,B001
    KAVX0001-I drmumountコマンドを開始します。
    KAVX0406-I アンマウントを開始します。
               マウントポイント = W:
    KAVX0407-I アンマウントを完了しました。
               マウントポイント = W:
    KAVX0002-I drmumountコマンドを終了します。
    PROMPT> drmmount -copy_group EXG002,B001 -mount_pt X:
    KAVX0001-I drmmountコマンドを開始します。
    KAVX0400-I マウントを開始します。
               マウントポイント = X:
    KAVX0401-I マウントを完了しました。
               マウントポイント = X:
    KAVX0002-I drmmountコマンドを終了します。
    PROMPT> drmumount -copy_group EXG002,B001
    KAVX0001-I drmumountコマンドを開始します。
    KAVX0406-I アンマウントを開始します。
               マウントポイント = X:
    KAVX0407-I アンマウントを完了しました。
               マウントポイント = X:
    KAVX0002-I drmumountコマンドを終了します。
    PROMPT>
  3. ソースで正ボリュームから副ボリュームへVSSバックアップします。
    バックアップカタログに,新バックアップIDが登録されます。
    バックアップIDは,未使用のID「0000000001」が付与されます。
    PROMPT> drmexgbackup -mode vss
    KAVX0001-I drmexgbackupコマンドを開始します。
    KAVX0256-I Protection Managerサービスに接続します。
                 ホスト名 = バックアップサーバ2
    KAVX1600-I バックアップを開始します。
    KAVX5108-I コピーグループの再同期を実行します。
                 コピーグループ名 = EXG001,B001
    KAVX5108-I コピーグループの再同期を実行します。
                 コピーグループ名 = EXG002,B001
    KAVX1610-I バックアップサーバでデータベースの検証を行います。
                 ストレージグループ名 = STR1
                 ファイル容量 = <容量>[MB]
    KAVX1611-I ベリファイ処理が成功しました。
    KAVX0040-I バックアップは以下の内容で取得されています。
    バックアップID = 0000000001
    KAVX1601-I バックアップを完了しました。
    KAVX0002-I drmexgbackupコマンドを終了します。
    PROMPT>
  4. ソースでバックアップの実行結果を確認します。
    PROMPT> drmexgcat
    STRAGEGROUP: STR1
    BACKUP-ID:0000000001 BACKUP-MODE: VSS STRAGEGROUP: STR1 ORIGINAL-ID:0000000001
    START-TIME:2007/11/01 10:00:00 END-TIME: 2007/11/01 10:05:00 HOSTNAME:EXG_SRV1
    T OBJECT       INFORMATIONSTORE     FILE                   FS          DG      DEVICE       COPY-GROUP
    M MAILBOXSTORE MAILBOX1(STR1)       D:\STR1\priv1.edb      D:          -       Harddisk1    EXG001,B001
    - -            -                    -                      -           -       -            EXG001,B001
    P PUBLICSTORE  PUBLIC1(STR1)        D:\STR1\pub1.edb       D:          -       Harddisk1    EXG001,B001
    - -            -                    -                      -           -       -            EXG001,B001
    T TRANSACT     -                    E:\STR1\E00*.log        E:          -       Harddisk2    EXG002,B001
    - -            -                    -                      -           -       -            EXG002,B001
    C CHECKPOINT   -                    E:\STR1\E00.chk        E:          -       Harddisk2    EXG002,B001
    - -            -                    -                      -           -       -            EXG002,B001
    PROMPT>
  5. バックアップカタログ情報を一時ファイルへエクスポートします。
    PROMPT> drmdbexport 0000000001 -f C:\temp\0000000001.drm
    KAVX0001-I drmdbexportコマンドを開始します。
    KAVX0002-I drmdbexportコマンドを終了します。
  6. ソースからバックアップサーバへ一時ファイルをftp転送します。
    PROMPT> ftp <バックアップサーバ名>
    ftp> Username: (ログイン名を入力)
    ftp> password: (パスワードを入力)
    ftp> put C:\temp\0000000001.drm
    ftp> quit
    PROMPT>
  7. バックアップサーバに転送した一時ファイルをバックアップカタログへインポートします。
    バックアップカタログに,新バックアップIDが登録されます。
    バックアップIDは,未使用のID「0000000001」が付与されます。
    PROMPT> drmdbimport -f C:\FTP_ROOT\0000000001.drm
    KAVX0001-I drmdbimportコマンドを開始します。
    KAVX0418-I ファイル名で指定されたバックアップ情報をバックアップカタログに追加しました。
               インポートされたバックアップID = 0000000001
    KAVX0002-I drmdbimportコマンドを終了します。
    PROMPT>
  8. バックアップサーバにインポートしたバックアップカタログ情報を確認します。
    PROMPT> drmexgcat
    STRAGEGROUP: STR1
    BACKUP-ID:0000000001 BACKUP-MODE: VSS STRAGEGROUP: STR1 ORIGINAL-ID:0000000001
    START-TIME:2007/11/01 10:00:00 END-TIME: 2007/11/01 10:05:00 HOSTNAME:EXG_SRV1
    T OBJECT       INFORMATIONSTORE     FILE                   FS          DG      DEVICE       COPY-GROUP
    M MAILBOXSTORE MAILBOX1(STR1)       D:\STR1\priv1.edb      D:          -       Harddisk1    EXG001,B001
    - -            -                    -                      -           -       -            EXG001,B001
    P PUBLICSTORE  PUBLIC1(STR1)        D:\STR1\pub1.edb       D:          -       Harddisk1    EXG001,B001
    - -            -                    -                      -           -       -            EXG001,B001
    T TRANSACT     -                    E:\STR1\E00*.log        E:          -       Harddisk2    EXG002,B001
    - -            -                    -                      -           -       -            EXG002,B001
    C CHECKPOINT   -                    E:\STR1\E00.chk        E:          -       Harddisk2    EXG002,B001
    - -            -                    -                      -           -       -            EXG002,B001
    PROMPT>
  9. バックアップデータが格納されている副ボリュームをマウントします。
    インポートによって付与されたバックアップID「0000000001」を指定して,副ボリュームをマウントします。
    PROMPT> drmmount 0000000001 -mount_pt W:
    KAVX0001-I drmmountコマンドを開始します。
    KAVX0400-I マウントを開始します。
               マウントポイント = W:
    KAVX0401-I マウントを完了しました。
               マウントポイント = W:
    KAVX0400-I マウントを開始します。
               マウントポイント = X:
    KAVX0401-I マウントを完了しました。
               マウントポイント = X:
    KAVX0002-I drmmountコマンドを終了します。
    PROMPT>
  10. バックアップサーバでバックアップデータが格納されている副ボリュームをテープ媒体へバックアップします。
    バックアップカタログに,新バックアップID「0000000002」が登録されます。
    PROMPT> drmmediabackup 0000000001
    KAVX0001-I drmmediabackupコマンドを開始します。
    KAVX0402-I バックアップを開始します。
               バックアップの進行状況について詳しく確認する場合,バックアップ管理製品が提供する監視方法を使用し,確認してください。
               バックアップ元 = W:
    KAVX0402-I バックアップを開始します。
               バックアップの進行状況について詳しく確認する場合,バックアップ管理製品が提供する監視方法を使用し,確認してください。
               バックアップ元 = X:
    KAVX0403-I バックアップを完了しました。
               バックアップ元 = W:
    KAVX0403-I バックアップを完了しました。
               バックアップ元 = X:
    KAVX0040-I バックアップは以下の内容で取得されています。
               バックアップID = 0000000002
    KAVX0002-I drmmediabackupコマンドを終了します。
    PROMPT>
  11. テープ媒体へのバックアップの実行結果を確認します。
    バックアップサーバでテープ媒体へのバックアップが正常に完了したか確認します。
    PROMPT> drmtapecat -backup_id 0000000002
    BACKUP-ID   BACKUP-OBJECT    SNAPSHOT TIME        EXPIRATION TIME      BACKUP-MEDIA
    0000000002  MSEXCHANGE       2002/06/01 11:00:00  2002/06/02 11:00:00  MEDIA1
    PROMPT>
  12. バックアップデータが格納されている副ボリュームをアンマウントします。
    インポートによって付与されたバックアップID「0000000001」を指定して副ボリュームをアンマウントします。
    PROMPT> drmumount 0000000001
    KAVX0001-I drmumountコマンドを開始します。
    KAVX0406-I アンマウントを開始します。
               マウントポイント = W:
    KAVX0407-I アンマウントを完了しました。
               マウントポイント = W:
    KAVX0406-I アンマウントを開始します。
               マウントポイント = X:
    KAVX0407-I アンマウントを完了しました。
               マウントポイント = X:
    KAVX0002-I drmumountコマンドを終了します。
    PROMPT>

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