Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド
drmmediabackupコマンドまたはdrmmediarestoreコマンドを同時実行する場合は,バックアップサーバでコマンドのリトライ回数,リトライ間隔を設定してください。詳細については,「4.4.4 同時実行不可のコマンドが無期限にリトライするのをやめる場合」を参照してください。
drmmediabackupコマンドまたはdrmmediarestoreコマンドを実行した場合,テープバックアップ管理用のソフトウェアを起動する処理の前後に,コマンドを同時実行できない処理を実行します。この処理を実行中にコマンドを同時実行するとテープバックアップ管理用のソフトウェア起動までの間,コマンドをリトライします。したがって,多数のdrmmediabackupコマンドまたはdrmmediarestoreコマンドを同時実行する場合,十分なリトライ時間を設定しておかないと実行途中のコマンドがリトライ時間を超えてエラーとなります。
リトライ時間は,次の値を参考に設定してください。
「drmmediabackupコマンドまたはdrmmediarestoreコマンド実行からテープバックアップ管理用のソフトウェア起動開始までの時間×コマンドの同時実行多重度数」以上
拡張コマンド(EX_DRM_TAPE_BACKUPまたはEX_DRM_TAPE_RESTORE)を使用して同時実行する場合,拡張コマンドが実行する,drmmountコマンドの実行からdrmmediabackupコマンドまたはdrmmediarestoreコマンドのテープバックアップ管理用のソフトウェア起動までの処理の間,同時実行できません。したがって,多数のEX_DRM_TAPE_BACKUPまたはEX_DRM_TAPE_RESTOREを同時実行する場合,十分なリトライ時間を設定しておかないと実行途中のコマンドがリトライ時間を超えてエラーとなります。
リトライ時間は,次の値を参考に設定してください。
「EX_DRM_TAPE_BACKUPまたはEX_DRM_TAPE_RESTORE実行からテープバックアップ管理用のソフトウェア起動開始までの時間×コマンドの同時実行多重度数」以上
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