Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド

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4.2 拡張コマンドと基本コマンドの対応

拡張コマンドと基本コマンドの対応を,次の表に示します。

表4-1 拡張コマンドと基本コマンドの対応(ファイルシステムのバックアップとリストアに使用するコマンド)

拡張コマンド名 対応する基本コマンド 機能
EX_DRM_FS_BACKUP drmfsbackup ファイルシステムをバックアップします。
EX_DRM_FS_DEF_CHECK オペレーション定義ファイルの内容チェック,および一時ディレクトリの自動生成をします。
EX_DRM_FS_RESTORE drmfsrestore バックアップしたファイルシステムを正ボリュームにリストアします。
drmfscat ファイルシステムのバックアップ情報を一覧で表示します。
drmfsdisplay
  • ファイルシステムの情報を一覧で表示します。
  • ディクショナリマップファイルを最新の状態に更新します。

(凡例)
-:対応するコマンドがない。

表4-2 拡張コマンドと基本コマンドの対応(共通系コマンド)

拡張コマンド名 対応する基本コマンド 機能
EX_DRM_BACKUPID_SET バックアップID記録ファイルを生成します。
EX_DRM_CG_DEF_CHECK コピーグループ一括定義ファイルの内容をチェックします。
EX_DRM_DB_EXPORT drmdbexport バックアップ情報をファイルへエクスポートします。
EX_DRM_DB_IMPORT drmdbimport ファイルからバックアップ情報をインポートします。
EX_DRM_FTP_GET バックアップサーバからバックアップ情報のファイルを取得します。バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合,メタファイルも取得します。
EX_DRM_FTP_PUT バックアップ情報のファイルをバックアップサーバへ転送します。バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合,メタファイルも転送します。
EX_DRM_HOST_DEF_CHECK ホスト環境設定ファイルの内容をチェックします。
EX_DRM_RESYNC drmresync コピーグループを再同期します。
drmappcat ホスト上のカタログ情報を表示します。
drmcgctl
  • コピーグループをロックします。
  • ロックしたコピーグループのロックを解除します。
  • コピーグループの一覧を表示します。
drmclusinit クラスタソフトウェアのパラメーターを登録します。
drmdevctl 副ボリュームのデバイスを隠ぺいおよび隠ぺい解除します。
drmhostinfo ホスト情報の一覧を表示します。

(凡例)
-:対応するコマンドがない。

表4-3 拡張コマンドと基本コマンドの対応(テープ系コマンド)

拡張コマンド名 対応する基本コマンド 機能
EX_DRM_CACHE_PURGE drmmount
drmumount
副ボリュームのキャッシュをクリアします。
EX_DRM_MOUNT drmmount ディスクボリュームをマウントします。
EX_DRM_TAPE_BACKUP drmmount
drmmediabackup
drmumount
副ボリュームのデータをテープにバックアップします。バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合,メタファイルもバックアップします。
EX_DRM_TAPE_RESTORE drmmount
drmmediarestore
drmumount
テープから副ボリュームにリストアします。
EX_DRM_UMOUNT drmumount ディスクボリュームをアンマウントします。
drmtapecat テープのバックアップ情報を一覧で表示します。
drmtapeinit テープバックアップ管理用のソフトウェアのパラメーターを登録します。

(凡例)
-:対応するコマンドがない。

表4-4 拡張コマンドと基本コマンドの対応(ユーティリティコマンド)

拡張コマンド名 対応する基本コマンド 機能
drmdbsetup バックアップカタログ情報およびシステムリソースのマッピング情報を格納しているディクショナリマップファイルを格納するデータベースを初期化したり,削除したりします。

(凡例)
-:対応するコマンドがない。

表4-5 拡張コマンドと基本コマンドの対応(SQL Serverデータベース)

拡張コマンド名 対応する基本コマンド 機能
EX_DRM_SQL_BACKUP drmsqlbackup SQL Serverデータベースをバックアップします。
EX_DRM_SQL_DEF_CHECK オペレーション定義ファイルの内容チェック,および一時ディレクトリの自動生成をします。
EX_DRM_SQL_RESTORE drmsqlrestore バックアップしたSQL Serverデータベースを正ボリュームにリストアします。
EX_DRM_SQL_TLOG_BACKUP drmsqllogbackup SQL Serverのトランザクションログをバックアップします。
EX_DRM_SQLFILE_EXTRACT SQL Serverのメタファイルをテープバックアップの対象となるフォルダに展開します。
EX_DRM_SQLFILE_PACK SQL Serverのメタファイルを退避します。
drmsqlcat SQL Serverデータベースのバックアップ情報を一覧で表示します。
drmsqldisplay
  • SQL Serverデータベースの情報を一覧で表示します。
  • ディクショナリマップファイルを最新の状態に更新します。
drmsqlinit SQL Serverのパラメーターを登録します。
drmsqlrecover リストアしたSQL Serverデータベースをリカバリします。
drmsqlrecovertool リストアしたSQL ServerデータベースをGUIを使ってリカバリします。

(凡例)
-:対応するコマンドがない。

表4-6 拡張コマンドと基本コマンドの対応(Exchangeデータベース)

拡張コマンド名 対応する基本コマンド 機能
EX_DRM_EXG_BACKUP drmexgbackup Exchangeデータベースをバックアップします。
EX_DRM_EXG_DEF_CHECK オペレーション定義ファイルの内容チェック,および一時ディレクトリの自動生成をします。
EX_DRM_EXG_RESTORE drmexgrestore Exchangeデータベースをリストアします。
EX_DRM_EXG_VERIFY drmmount
drmexgverify
drmumount
Exchangeデータベースの整合性を検証します。
drmexgcat Exchangeデータベースのバックアップ情報を一覧で表示します。
drmexgdisplay
  • Exchangeデータベースの情報を一覧で表示します。
  • ディクショナリマップファイルを最新の状態に更新します。

(凡例)
-:対応するコマンドがない。

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