Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド

[目次][索引][前へ][次へ]


3.4.3 RAID Managerコマンドのビジー状態を確認するためのリトライ回数とリトライ間隔

Application AgentではRAID Managerコマンドがビジー状態の場合に,コマンドをリトライ実行します。RAID Managerコマンドのリトライ回数とリトライ間隔を変更する場合は,これらのパラメーターを追加してください。

表3-20 RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のパラメーター(RAID Managerコマンドのビジー状態を確認するためのリトライ回数とリトライ間隔)

パラメーター 説明 設定できる値
(デフォルト値)
BUSY_RETRY_TIME RAID Managerのコマンドのビジー状態を確認するためのリトライ回数の最大値を設定します。
RAID Managerのコマンドがビジーを返した場合のペア状態を確認するときに設定します。
1~3600
(3)
BUSY_RETRY_WAIT RAID Managerのコマンドのビジー状態を確認するためのリトライ間隔の秒数を設定します(単位:10ミリ秒)。
RAID Managerのコマンドがビジーを返した場合のペア状態を確認するときに設定します。
このパラメーターを追加する場合,RAID Managerのコマンドがビジー状態となる要因(サーバの過負荷や通信パスへのトラフィック集中など)が発生する頻度,発生してから解消するまでの時間を検討した上で,設定値を決定してください。リトライ間隔を短くすると,さらにRAID Managerへの負荷が増加するおそれがあるため,注意する必要があります。
1~360000
(100)

[目次] [前へ] [次へ]


All Rights Reserved. Copyright© 2011, 2014, Hitachi, Ltd.