Replication Manager Software システム構成ガイド

[目次][索引][前へ][次へ]


C.1 Device Managerのバージョンによる制限事項

Replication Managerのシステムを構成する各要素(管理サーバ,ペア管理サーバ,またはホスト)にインストールされているDevice Managerのバージョンによる制限事項を次に示します。

Device ManagerサーバまたはDevice Managerエージェントのバージョンが6.1より前の場合
次に示す情報は取得できません。
  • コピーライセンスの使用率
  • DMLUの状態
  • リモートパスの一覧
この制限によって,次に示す機能も使用できません。
  • コピーライセンスの使用率のアラート設定
  • DMLUの設定(追加または削除)
  • リモートパスの設定(作成,編集,または削除)

Device ManagerサーバまたはDevice Managerエージェントのバージョンが6.2より前の場合
次に示す機能は実行できません。
  • リモートパスに関連するコピーペアの削除
  • LDEV形式の構成定義ファイルの出力

Device ManagerサーバまたはDevice Managerエージェントのバージョンが6.4より前の場合
テイクオーバーおよびテイクバック機能は実行できません。

Device ManagerサーバまたはDevice Managerエージェントのバージョンが7.0.1より前の場合
コピーペア構成定義ウィザードでコピーペアを作成するときに,コンシステンシーグループIDを手動で指定できません。
また,オープン系システムで管理できるLDEV数の上限値は,Mediumの場合は80,000,Largeの場合は130,000です。

Device ManagerサーバまたはDevice Managerエージェントのバージョンが7.1より前の場合
オープン系システムで,Device ManagerとReplication Managerの構成情報が同期していないことを通知する機能は実行できません。ストレージシステムを設定する前に構成の更新が必要というメッセージが常に表示されます。

Device ManagerサーバまたはDevice Managerエージェントのバージョンが7.1.1より前の場合
メインフレーム系システムでのボリューム属性が正しく表示されることは保証されません。

Device ManagerサーバまたはDevice Managerエージェントのバージョンが7.2.1より前の場合
HUS100シリーズで,DMLUの容量を拡張する機能は実行できません。

Device ManagerサーバまたはDevice Managerエージェントのバージョンが7.4.1より前の場合
オープン系システムで次に示す機能は実行できません。
  • コピーペア構成定義ウィザードで,既存のコピーグループ名の編集
  • コピーペア状態の変更ウィザードで,コピーペア操作の同期待ち(syncwait)の指定

Device ManagerサーバまたはDevice Managerエージェントのバージョンが7.5より前の場合
次に示す機能は実行できません。
  • ストレージシステムのシステムオプションの参照および編集
  • ミラー情報の参照,およびミラーオプションの編集

Device ManagerサーバまたはDevice Managerエージェントのバージョンが7.6より前の場合
次に示す機能は実行できません。
  • コピーグループのパスグループIDの設定および参照
  • 構成定義ファイルに定義したパスグループIDおよび実体ペアのパスグループIDの参照

Device ManagerサーバまたはDevice Managerエージェントのバージョンが7.6.1より前の場合
コピーペアをスナップショットグループで管理できません。

[目次] [前へ] [次へ]


All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.