Replication Manager Software システム構成ガイド
Application Agentが出力するログに関するプロパティを,logger.propertiesファイルで設定できます。
logger.propertiesファイルは次の場所に格納されています。
<Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのインストールフォルダ>\agent\configlogger.propertiesファイルで指定できるプロパティを「表5-1 logger.propertiesファイルで指定できるプロパティ」に示します。
logger.propertiesファイルのプロパティ値を変更した場合には,Hitachi Command Suite共通エージェントを使用するほかのエージェントについても,ログ出力の設定が変わることがあります。Application Agentサービスのうち,Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントサービス(HBsA Service)を再起動してください。
表5-1 logger.propertiesファイルで指定できるプロパティ
属性名 説明 値の種別 値の範囲 デフォルト値 最小 最大 agent.logger.loglevel ログの出力レベルを指定します。
不正な文字列が指定された場合は,デフォルト値が使用されます。文字列 次のどれかを指定します。※1※2
FATAL,ERROR,WARN,INFO,DEBUGINFO agent.logger.MaxBackupIndex ログファイルを何世代残すか指定します。
ログはtrace.logファイルに書き込まれます。2より大きい値を指定した場合,trace.logが満杯になると,trace.logファイルの名称はtrace.log.1に変わります。
範囲外の値が指定された場合は,デフォルト値が使用されます。整数 1 20 10 agent.logger.MaxFileSize Application Agentログファイルの最大サイズを指定します。
trace.logファイルのサイズが,ここで指定したサイズを超えた場合,新しいログファイルが生成されます。
値にMBまたはKBが指定されていない場合は,バイトが使用されます。
範囲外の値が指定された場合は,デフォルト値が使用されます。文字列 512KB 32MB 5MB
- 注※1
- 値の意味を説明します。
- FATAL:致命的な例外が発生し,システムが停止したときだけログを出力します。
- ERROR:FATALに加えて,プロセスの実行中または起動中にエラーが発生したときログを出力します。
- WARN:ERRORに加えて,プロセスの実行を継続できるときに挙がるメッセージを含めて,ログを出力します。
- INFO:WARNに加えて,処理の流れを把握するために必要なログを出力します。
- DEBUG:取得できるすべてのログを出力します。
- 注※2
- 大文字だけ,小文字だけ,大文字と小文字の混在でも指定できます。
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