Replication Manager Software システム構成ガイド

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3.7 GUIへのリンクメニューの追加

任意のWebアプリケーションまたはWebページへのリンク(情報取得元として使用しているDevice Managerサーバへのリンクを含む)をGUIに登録できます。リンクを登録すると,GUIのグローバルタスクバーエリアの[起動]メニューの項目に[リンク]が追加されます。リンクを登録または削除する場合は,次に示すようにhcmdslinkコマンドを実行します。

Windowsの場合
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\bin\hcmdslink {/add|/delete} /file<ユーザー定義のアプリケーションファイル> /user<ユーザーID> /pass<パスワード>

SolarisまたはLinuxの場合
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>/bin/hcmdslink {-add|-delete} -file<ユーザー定義のアプリケーションファイル> -user<ユーザーID> -pass<パスワード>

オプション

表3-11 hcmdslinkコマンドのオプション

項目 説明
add リンクを追加する場合に指定します。
delete リンクを削除する場合に指定します。
file <ユーザー定義のアプリケーションファイル> リンク情報の登録に使用するファイル(ユーザー定義のアプリケーションファイル)を指定します。
user <ユーザーID>
pass <パスワード>
Replication ManagerにログインするためのユーザーIDとパスワードを指定します。Replication ManagerのAdmin権限を持つユーザーのユーザーIDを指定してください。

ユーザー定義のアプリケーションファイルの作成

<ユーザー定義のアプリケーションファイル>に指定したファイルに,次の形式でリンク情報を指定します。

@TOOL-LINK
@NAME <登録キー名>
@URL <起動用URL>
@DISPLAYNAME <リンクダイアログでの表示名>
@DISPLAYORDER <リンクダイアログでの表示順>
@ICONURL <アイコンのURL>
@TOOL-END

表3-12 ユーザー定義のアプリケーションファイルの指定項目

項目 説明
@TOOL-LINK ユーザー定義のアプリケーションファイルの開始キー。これは必須項目です。
@NAME <登録キー名> この情報は登録キーとして使用します。リンク情報を一意にする名前を256バイト以内で指定してください。これは必須項目です。
@URL <起動用URL> GUIから起動するURLを指定します。256バイト以内で指定してください。
注意:IPv6環境では,IPv6アドレスではなくホスト名を指定してください。
@DISPLAYNAME <リンクダイアログでの表示名> [リンク]ダイアログに表示するリンク名を指定します。U+10000~U+10FFFFのUnicodeコードポイントを80文字以内で指定してください。この項目を省略した場合は,@NAMEラインに指定した値がリンク名として使用されます。
@DISPLAYORDER <リンクダイアログでの表示順> [リンク]ダイアログに表示する値の順番を指定します。-2147483648~2147483647の値を指定してください。ここで指定した値は昇順で[リンク]ダイアログに表示されます。
@ICONURL <アイコンのURL> リンクの横に表示するアイコンの場所を指定します。256バイト以内で指定してください。IPv6環境の場合は,IPv6アドレスの代わりにホスト名を指定してください。
@TOOL-END ユーザー定義のアプリケーションファイルの終了キー。これは必須項目です。

ユーザー定義のアプリケーションファイルはASCII形式で作成されます。使用できる制御文字はCRとLFだけです。

ユーザー定義のアプリケーションファイルの内容例を次に示します。

@TOOL-LINK
@NAME SampleApp
@URL http://SampleApp/index.html
@DISPLAYNAME SampleApplication
@DISPLAYORDER 10
@ICONURL http://SampleApp/graphic/icon.gif
@TOOL-END

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