Tuning Manager - Agent for SAN Switch
ここでは,HTM - Agent for SAN Switchをアンセットアップする手順を説明します。
- この項の構成
- (1) インスタンス環境のアンセットアップ
インスタンス環境をアンセットアップするには,まず,インスタンス名を確認し,インスタンス環境を削除します。インスタンス環境の削除は,PFM - Agentホストで実施します。
インスタンス名を確認するには,jpcconf inst list(jpcinslist)コマンドを使用します。また,構築したインスタンス環境を削除するには,jpcconf inst unsetup(jpcinsunsetup)コマンドを使用します。
インスタンス環境を削除する手順を次に示します。
- インスタンス名を確認する。
HTM - Agent for SAN Switchを示すサービスキーを指定して,jpcconf inst list(jpcinslist)コマンドを実行します。jpcconf inst list -key Switch(jpcinslist agtw)設定されているインスタンス名がFAB01の場合,FAB01と表示されます。- インスタンス環境のPFM - Agentのサービスが起動されている場合は,停止する。
サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。- インスタンス環境を削除する。
HTM - Agent for SAN Switchを示すサービスキーおよびインスタンス名を指定して,jpcconf inst unsetup(jpcinsunsetup)コマンドを実行します。
設定されているインスタンス名がFAB01の場合,次のように指定します。jpcconf inst unsetup -key Switch -inst FAB01(jpcinsunsetup agtw -inst FAB01)ここでは,対話形式の実行例を示していますが,jpcconf inst unsetupコマンドは非対話形式でも実行できます。jpcconf inst unsetupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
jpcconf inst unsetup(jpcinsunsetup)コマンドが正常終了すると,インスタンス環境として構築されたフォルダ,サービスIDおよびWindowsのサービスが削除されます。なお,指定したインスタンス名のサービスが起動されている場合は,停止を問い合わせるメッセージが表示されます。
コマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
- 注意
- インスタンス環境をアンセットアップしても,jpctool service list(jpcctrl list)コマンドで表示できるサービスの情報は削除されません。この場合,jpctool service delete(jpcctrl delete)コマンドを使用してサービスの情報を削除したあと,PFM - ManagerおよびPerformance Reporterを再起動してください。次に指定例を示します。
- インスタンス名:FAB01
- ホスト名:host03
- Agent CollectorサービスのサービスID:WA1FAB01[host03]
- Agent StoreサービスのサービスID:WS1FAB01[host03]
jpctool service delete -id W?1FAB01[host03] -host host03(jpcctrl delete W?1FAB01[host03] host=host03)
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