Tuning Manager - Storage Mapping Agent
ここでは,HTM - Storage Mapping Agentの運用上の注意事項について説明します。
- この項の構成
- (1) 監視対象マシンの時刻設定を変更する場合の注意事項
- (2) 収集対象データの注意事項
- (3) セキュリティ関連プログラムがインストールされている場合の注意事項
- (4) HTM - Storage Mapping Agentが稼働するホストに関する注意事項
時刻設定を変更する前に,時刻設定を変更するマシンにインストールされているすべてのPFM - Agentのサービスを停止してください。時刻設定を変更したあと,PFM - Agentのサービスを再起動してください。また,現在時刻より過去の時刻に変更した場合は,PFM - Agentのサービスを再起動する前に,次のフォルダ下のファイルをすべて削除してください。
インストール先フォルダ\agte\agent\HLDUtility\log\*
次に示す文字を,ファイルシステムマウントポイント,ディスクグループ名,およびホスト名に使用しないでください。
: ; ,
(3) セキュリティ関連プログラムがインストールされている場合の注意事項
ファイルへの入出力動作をリアルタイムに監査する機能を持つセキュリティ関連プログラムをTuning Managerシリーズプログラムと同時に使用する場合,セキュリティ関連プログラムがTuning Managerシリーズプログラムによるパフォーマンスデータの格納やログ出力などの動作を監査すると,Tuning Managerシリーズプログラムの処理性能が極端に低下するなどの問題が発生するおそれがあります。
このような問題の発生を防ぐためには,セキュリティ関連プログラム側で「付録G. ファイルおよびディレクトリ一覧」に示すフォルダ,または「付録D. プロセス一覧」に示すプロセスをファイル入出力動作監査の対象外とする設定を実施してください。
(4) HTM - Storage Mapping Agentが稼働するホストに関する注意事項
仮想化システムなどを使用してHTM - Storage Mapping Agentが稼働するOSの環境を複製する場合,複製した環境をほかのホストに適用しないでください。複製した環境では,HTM - Storage Mapping Agentの起動に失敗するおそれがあります。
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