Tuning Manager - Agent for RAID
次の表に示すサービスで使用するポート番号を例外リストに登録する必要があります。
表E-4 ポート番号を例外リストに登録する必要があるサービス
サービス名 パラメーター Action Handlerサービス jp1pcah Agent Storeサービス jp1pcstod[nnn]※1 Agent Collectorサービス jp1pcagtd[nnn]※1 Status Serverサービス jp1pcstatsvr※2
- 注※1
- 作成しているインスタンスごとにポート番号を登録する必要があります。複数インスタンスを作成している場合,2番目以降に作成したインスタンスに通番(nnn)が付加されます。最初に作成したインスタンスには,通番は付加されません。
- 注※2
- ステータス管理機能を有効にした場合に登録する必要があります。
次の手順で,例外リストに登録してください。
- jpcconf port define(jpcnsconfig port define)コマンドを実行し,「表E-4 ポート番号を例外リストに登録する必要があるサービス」に示すサービスが使用するポート番号を設定する。
ポート番号を設定したあと,jpcconf port list(jpcnsconfig port list)コマンドを実行して,正しく設定されたかどうか再確認してください。ポート番号の設定および確認方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,インストールとセットアップについて説明している章を参照してください。- netshコマンドを実行し,例外リストに登録する。
netsh firewall add portopening protocol=TCP port=20281(パラメーター jp1pcstod[nnn]に該当するポート番号)※1 name="Hitachi Tuning Manager - Agent for RAID" mode=ENABLE netsh firewall add portopening protocol=TCP port=20282(パラメーター jp1pcagtd[nnn]に該当するポート番号)※1 name="Hitachi Tuning Manager - Agent for RAID" mode=ENABLE netsh firewall add portopening protocol=TCP port=20275(パラメーター jp1pcahに該当するポート番号)※2 name="JP1/Performance Management" mode=ENABLE netsh firewall add portopening protocol=TCP port=22350(パラメーター jp1pcstatsvrに該当するポート番号)※2 name="JP1/Performance Management" mode=ENABLE
- 注※1
- ご使用の環境によって,ポート番号が記載と異なります。手順1で確認したポート番号を登録してください。
- 注※2
- jpcconf port define(jpcnsconfig port)コマンドでポート番号を任意の番号に変更した場合,ポート番号が記載と異なります。手順1で確認したポート番号を登録してください。
- 例外リストの登録内容を確認する。
コントロールパネルの[Windowsファイアウォール]を選択します。許可されたプログラムの一覧に,登録したサービス名が表示され,チェックされていれば登録は完了しています。
[Windowsファイアウォール]の許可されたプログラムの一覧を表示する方法は,次のとおりです。登録を削除する場合は,[Windowsファイアウォール]の許可されたプログラムの一覧に表示されている登録情報を選択し,[削除]を選択してリストから削除します。
- Windows Server 2003およびWindows Server 2008の場合
[例外]タブ-[プログラムおよびサービス]の一覧- Windows Server 2012の場合
[Windows ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可]-[許可されたアプリおよび機能(A):]の一覧
一時的に登録情報を無効化したい場合は,チェックを外してください。
- 注意
- HTM - Agent for RAIDをアンインストールする場合,[プログラムおよびサービス]に表示されている,「Hitachi Tuning Manager - Agent for RAID」をすべて削除してください。同一マシン上のPFM製品およびHTM製品をすべてアンインストールする場合は,「JP1/Performance Management」もあわせて削除してください。ほかのPFM製品およびHTM製品がインストールされている場合は,「JP1/Performance Management」を削除しないでください。
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