Tuning Manager - Agent for RAID
ここでは,Performance Managementのプログラムから出力されるログ情報について説明します。
- この項の構成
- (1) 共通メッセージログ
- (2) トレースログ
ここでは,Performance Managementのログ情報のうち,共通メッセージログについて,ログの出力元であるサービス名または制御名,ログファイル名,およびディスク使用量を,OSごとに表に示します。
表10-3 共通メッセージログのファイル名(Windowsの場合)
ログ情報の種類 出力元 ファイル名 ディスク使用量※1,※2(キロバイト) 共通メッセージログ Performance Management インストール先フォルダ\log\jpclog{01|02}※3 8,192(*2) インストール先フォルダ\log\jpclogw{01|02}※3 8,192(*2) 共通メッセージログ(論理ホスト運用の場合) 論理ホスト運用のPerformance Management 環境ディレクトリ※4
\jp1pc\log\jpclog{01|02}※38,192(*2) 環境ディレクトリ※4
\jp1pc\log\jpclogw{01|02}※38,192(*2)
- 注※1
- ( )内の数字は,1つのサービスに対して作成されるログファイルの数を示します。例えば,「2,048(*2)」の場合,ディスク使用量が2,048キロバイトのログファイルが最大で2つ作成されることを示します。この場合,ディスク使用量は合計で4,096キロバイトとなります。
- 注※2
- Performance Managementの新規インストール時のデフォルト値です。バージョンアップインストールの場合は,バージョンアップ前に設定した値となります。
- 注※3
- 共通メッセージログのログファイル名には,末尾に「01」または「02」が付加されます。
- シーケンシャルファイル(jpclog)方式の場合
- ログ情報は,まず,末尾が「01」のログファイルに出力されます。ログファイルのサイズが上限に達すると,ログファイル名の末尾が「01」から「02」に変更され,ファイル名の末尾が「01」のログファイルが新規作成されます。その後出力されるログ情報は,末尾が「01」のログファイルに出力されます。すでにファイル名の末尾が「02」のログファイルがある場合は,上書きされます。最新のログは常にファイル名の末尾が「01」のログファイルに出力されます。
- ラップラウンドファイル(jpclogw)方式の場合
- ログ情報は,まず,末尾が「01」のログファイルに出力されます。ログファイルのサイズが上限に達すると,ファイル名の末尾が「02」のログファイルが新規作成されます。その後出力されるログ情報は,末尾が「02」のログファイルに出力されます。すでにファイル名の末尾が「02」のログファイルがある場合は,一度データをすべて削除し,先頭行からログが出力されます。そのあとログの出力ファイルが交互に入れ替わります。
- ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
- 注※4
- 環境ディレクトリは,論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のディレクトリです。
表10-4 共通メッセージログのファイル名(UNIXの場合)
ログ情報の種類 出力元 ファイル名 ディスク使用量※1,※2(キロバイト) 共通メッセージログ Performance Management /opt/jp1pc/log/jpclog{01|02}※3
- Linux 5の場合
2,048(*2)- 上記以外のOSの場合
8,192(*2)/opt/jp1pc/log/jpclogw{01|02}※3
- Linux 5の場合
2,048(*2)- 上記以外のOSの場合
8,192(*2)共通メッセージログ(論理ホスト運用の場合) 論理ホスト運用のPerformance Management 環境ディレクトリ※4
/jp1pc/log/jpclog{01|02}※3
- Linux 5の場合
2,048(*2)- 上記以外のOSの場合
8,192(*2)環境ディレクトリ※4
/jp1pc/log/jpclogw{01|02}※3
- Linux 5の場合
2,048(*2)- 上記以外のOSの場合
8,192(*2)
- 注※1
- ( )内の数字は,1つのサービスに対して作成されるログファイルの数を示します。例えば,「2,048(*2)」の場合,ディスク使用量が2,048キロバイトのログファイルが最大で2つ作成されることを示します。この場合,ディスク使用量は合計で4,096キロバイトとなります。
- 注※2
- Performance Managementの新規インストール時のデフォルト値です。バージョンアップインストールの場合は,バージョンアップ前に設定した値となります。
- 注※3
- 共通メッセージログのログファイル名には,末尾に「01」または「02」が付加されます。
- シーケンシャルファイル(jpclog)方式の場合
- ログ情報は,まず,末尾が「01」のログファイルに出力されます。ログファイルのサイズが上限に達すると,ログファイル名の末尾が「01」から「02」に変更され,ファイル名の末尾が「01」のログファイルが新規作成されます。その後出力されるログ情報は,末尾が「01」のログファイルに出力されます。すでにファイル名の末尾が「02」のログファイルがある場合は,上書きされます。最新のログは常にファイル名の末尾が「01」のログファイルに出力されます。
- ラップラウンドファイル(jpclogw)方式の場合
- ログ情報は,まず,末尾が「01」のログファイルに出力されます。ログファイルのサイズが上限に達すると,ファイル名の末尾が「02」のログファイルが新規作成されます。その後出力されるログ情報は,末尾が「02」のログファイルに出力されます。すでにファイル名の末尾が「02」のログファイルがある場合は,一度データをすべて削除し,先頭行からログが出力されます。そのあとログの出力ファイルが交互に入れ替わります。
- ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
- 注※4
- 環境ディレクトリは,論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のディレクトリです。
ここでは,Performance Managementのログ情報のうち,PFM - Agentのトレースログの出力元であるサービス名または制御名,および格納先ディレクトリ名を,OSごとに表に示します。
表10-5 トレースログの格納先フォルダ名(Windowsの場合)
ログ情報の種類 出力元 フォルダ名 トレースログ Agent Collectorサービス インストール先フォルダ\agtd\agent\インスタンス名\log\ Agent Storeサービス インストール先フォルダ\agtd\store\インスタンス名\log\ トレースログ(論理ホスト運用の場合) Agent Collectorサービス 環境ディレクトリ※\jp1pc\agtd\agent\インスタンス名\log\ Agent Storeサービス 環境ディレクトリ※\jp1pc\agtd\store\インスタンス名\log\
- 注※
- 環境ディレクトリは,論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のディレクトリです。
表10-6 トレースログの格納先ディレクトリ名(UNIXの場合)
ログ情報の種類 出力元 ディレクトリ名 トレースログ Agent Collectorサービス /opt/jp1pc/agtd/agent/インスタンス名/log/ Agent Storeサービス /opt/jp1pc/agtd/store/インスタンス名/log/ トレースログ(論理ホスト運用の場合) Agent Collectorサービス 環境ディレクトリ※/jp1pc/agtd/agent/インスタンス名/log/ Agent Storeサービス 環境ディレクトリ※/jp1pc/agtd/store/インスタンス名/log/
- 注※
- 環境ディレクトリは,論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のディレクトリです。
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