Tuning Manager - Agent for RAID
Pool Configuration(PD_PLC)レコードには,Dynamic Provisioningのプールの稼働状況を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
- 注
- Copy-on-Write SnapshotのプールおよびThin Imageのプールの情報は収集しません。
- Dynamic Provisioningのプールが閉そくしている場合,HTM - Agent for RAIDはプールの情報を収集しません。ただし,Dynamic Provisioningのプールの容量の使用率が100%になっているためにDynamic Provisioningのプールが閉そくしている場合だけは,プールの情報を収集します。
- HTM - Agent for RAIDがSLPR制限モードで起動している場合,HTM - Agent for RAIDは監視対象SLPRに所属するDynamic Provisioningのプールの情報だけを収集します。
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 21600 ○※ Collection Offset 0 × Log Yes ○ LOGIF 空白 ×
- 注※
- 変更できる値は3,600~86,400のうち3,600の倍数かつ86,400の約数です。
PD_PLC_POOL_ID
Dynamic Provisioningのプールの設定から解除まで。
- 固定部:681バイト
- 可変部:224バイト
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポートストレージ データソース ミッドレンジ エンタープライズ※1 Attribute(ATTRIBUTE) プールの種別。
- Universal Storage Platform V/VM,HUS100シリーズまたはHitachi AMS2000シリーズの場合
Dynamic Provisioning- H24000/H20000の場合
Thin Provisioning- HUS VM,またはVirtual Storage Platformの場合
Dynamic Provisioning
Dynamic Provisioning (Tiering)- VP9500の場合
Thin Provisioning
Thin Provisioning (Tiering)- string(32) No ○※2 ○ - Collection Time(COLLECTION_TIME) ストレージシステムからデータが収集されたグリニッジ標準時。 - time_t No ○※2 ○ - Emulation Type
(EMULATION_TYPE)プールのエミュレーションタイプ。 - string(64) No - ○ - Free Capacity(FREE_CAPACITY) プールの空き容量(ギガバイト単位)。※3 - double No ○※2 ○ - Interval(INTERVAL) 情報が収集されたインターバルの秒数。 - ulong No ○※2 ○ - Pool ID(POOL_ID) プールのPool ID。 - string(8) No ○※2 ○ - Pool Volume Count(POOL_VOLUME_COUNT)
- HUS VM,Virtual Storage PlatformシリーズまたはUniversal Storage Platform V/VMシリーズの場合
プール内の,Dynamic Provisioningのプールボリュームの数。- HUS100シリーズまたはHitachi AMS2000シリーズの場合
プールを構成するパリティグループの数。- ulong No ○※2 ○ - Record Time (RECORD_TIME) レコードが記録されたグリニッジ標準時。 - time_t No ○※2 ○ - Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) レコードタイプ識別子。常に「PLC」。 - string(8) No ○※2 ○ - Status
(STATUS)プールの容量状態。
- HUS VM,Virtual Storage PlatformシリーズまたはUniversal Storage Platform V/VMシリーズの場合
- ・NORMAL(正常)
- ・WARNING(プールの容量の使用率がThresholdフィールドまたはWarning Thresholdフィールドの値を超えている。)
- ・BLOCKED(プールの容量の使用率が100%となり,プールが閉そくしている。)
- HUS100シリーズまたはHitachi AMS2000シリーズの場合
- ・Normal(正常)
- ・Early Alert Over(容量の使用率がThresholdフィールドの値を超えている。)
- ・Depletion Alert Over(容量の使用率がWarning Thresholdフィールドの値を超えている。)
- ・Capacity Depleted(容量の使用率が100%となり,プールが閉そくしている。)
- string(64) No ○※2 ○ - Threshold(THRESHOLD)
- HUS VM,またはVirtual Storage Platformシリーズの場合
プールの容量の使用率(Usage %フィールドの値)に対して設定されているシステムしきい値(%)または枯渇しきい値(%)。※4- Universal Storage Platform V/VMシリーズの場合
プールの容量の使用率(Usage %フィールドの値)に対して設定されているプールしきい値1。- HUS100シリーズまたはHitachi AMS2000シリーズの場合
プールの容量の使用率(Usage %フィールドの値)に対して設定されている初期警告しきい値(%)。- float No ○※2 ○ - Total Actual Capacity(TOTAL_ACTUAL_CAPACITY) プールの全実容量(ギガバイト単位)。※3 - double No ○※2 ○ - Total Managed Capacity(TOTAL_MANAGED_CAPACITY) プールにマッピングされているすべてのDynamic ProvisioningのV-VOLの仮想容量(ギガバイト単位)。※3 - double No ○※2 ○ - Usage %(USAGE_RATE) プールの全実容量のうち,使用されている容量の割合。すなわち,プールの容量の使用率。※3 - float No ○※2 ○ (USED_CAPACITY / TOTAL_ACTUAL_CAPACITY) * 100 Used Capacity(USED_CAPACITY) プールの使用容量(ギガバイト単位)。※3 - double No ○※2 ○ TOTAL_ACTUAL_CAPACITY - FREE_CAPACITY Virtual Volume Count(VIRTUAL_VOLUME_COUNT) プールにマッピングされているDynamic ProvisioningのV-VOLの数。 - ulong No ○※2 ○ - Warning Threshold(WARNING_THRESHOLD)
- HUS VM,またはVirtual Storage Platformシリーズの場合
プールの容量の使用率(Usage %フィールドの値)に対して設定されているユーザー定義しきい値(%)または警告しきい値(%)。※4- Universal Storage Platform V/VMシリーズの場合
プールの容量の使用率(Usage %フィールドの値)に対して設定されているプールしきい値2。- HUS100シリーズまたはHitachi AMS2000シリーズの場合
プールの容量の使用率(Usage %フィールドの値)に対して設定されている枯渇警告しきい値(%)。- float No ○※2 ○ -
- 注※1
- Hitachi USP,SANRISE HシリーズおよびSANRISE9900Vシリーズでは値を取得できません。
- 注※2
- Hitachi SMSシリーズ,Hitachi AMS/WMSシリーズおよびSANRISE9500Vシリーズでは値を取得できません。
- 注※3
- ストレージシステムで管理されている容量情報であるため,ホストから認識できるデバイスの容量情報と完全には一致しない値となります。
- 注※4
- 表示される値の詳細については,HUS VM,またはVirtual Storage Platformシリーズのマニュアルを参照してください。
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