Tuning Manager - Agent for RAID

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3.2.2 アンセットアップ手順

ここでは,HTM - Agent for RAIDをアンセットアップする手順を説明します。

この項の構成
(1) インスタンス環境のアンセットアップ

(1) インスタンス環境のアンセットアップ

インスタンス環境をアンセットアップするには,まず,インスタンス名を確認し,インスタンス環境を削除します。インスタンス環境の削除は,PFM - Agentホストで実施します。

インスタンス名を確認するには,jpcconf inst listjpcinslist)コマンドを使用します。また,構築したインスタンス環境を削除するには,jpcconf inst unsetupjpcinsunsetup)コマンドを使用します。これらのコマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

インスタンス環境を削除する手順を次に示します。

  1. インスタンス名を確認する。
    HTM - Agent for RAIDを示すサービスキーを指定して,jpcconf inst listjpcinslist)コマンドを実行します。
    jpcconf inst list -key RAID(jpcinslist agtd)
    設定されているインスタンス名が35053の場合,35053と表示されます。
  2. インスタンス環境のPFM - Agentのサービスが起動されている場合は,停止する。
    サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
  3. インスタンス環境を削除する。
    HTM - Agent for RAIDを示すサービスキーおよびインスタンス名を指定して,jpcconf inst unsetupjpcinsunsetup)コマンドを実行します。
    設定されているインスタンス名が35053の場合,次のように指定します。
    jpcconf inst unsetup -key RAID -inst 35053(jpcinsunsetup agtd -inst 35053)
    ここでは,対話形式の実行例を示していますが,jpcconf inst unsetupコマンドは非対話形式でも実行できます。jpcconf inst unsetupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
    jpcconf inst unsetupjpcinsunsetup)コマンドが正常終了すると,インスタンス環境として構築されたディレクトリ,サービスIDが削除されます。なお,指定したインスタンス名のサービスが起動されている場合は,停止を問い合わせるメッセージが表示されます。

注意
インスタンス環境をアンセットアップしても,jpctool service listjpcctrl list)コマンドで表示できるサービスの情報は削除されません。この場合,jpctool service deletejpcctrl delete)コマンドを使用してサービスの情報を削除したあと,PFM - ManagerおよびPerformance Reporterを再起動してください。次に指定例を示します。
  • インスタンス名:35053
  • ホスト名:host03
  • Agent CollectorサービスのサービスID:DA135053[host03]
  • Agent StoreサービスのサービスID:DS135053[host03]
jpctool service delete -id "D?135053[host03]" -host host03(jpcctrl delete "D?135053[host03]" host=host03)

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