Tuning Manager Software ユーザーズガイド
Tuning Manager serverで使用する用語について説明します。
(英字)
- Agent-lessモード
- Device Managerからホストの構成情報を取得するモードのことです。
- Agentモード
- HTM - Storage Mapping AgentおよびPFM - Agent for Platformからホストの構成情報,性能情報,および容量情報を取得するモードのことです。
- Alarm(アラーム)
- 監視するデータがしきい値に達した場合のアクションやイベントメッセージを定義した情報のことです。
- Bookmark(ブックマーク)
- レポートの定義,レポートの表示条件,および対象エージェントを設定したレポートを登録できるしおりのことです。レポートをより少ない手順で表示したり,異なるエージェント,異なるレポート定義のレポートを一度に表示したりできます。
- Bookmarks(ブックマーク数)
- Tuning Manager server中に維持される名前の付いたリンクで,Tuning Manager server中のページに簡単にアクセスするために保存するリンク。
- Buffer Credit Zero State
- 各ポートのBuffer-To-Bufferのフロー制御でのクレジット数が0の回数のスイッチごとの合計。
- Cache %(キャッシュ%)
- キャッシュ容量の使用率。パーセンテージで表示されます。
- (Cache Usage(キャッシュ使用量)/ Cache Capacity(キャッシュ容量))*100
- Cache Capacity(キャッシュ容量)
- キャッシュメモリー容量(搭載メモリーのうち,入出力キャッシュに割り当てられる容量)。
- Cache Free(空きキャッシュ容量)
- 使用されていないキャッシュ容量。
- Cache Memory Installed Size(搭載しているキャッシュのサイズ)
- ディスクアレイ装置のキャッシュメモリー搭載量。
- Cache Usage(キャッシュ使用量)
- 使用されているキャッシュ容量。
- Capacity(容量)
- Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのサブリソースについて集計した総ストレージ領域の容量。
- Capacity Forecast(容量予測)
- Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのサブリソースについて集計した,予測される将来のストレージ空き領域および使用領域の容量。履歴データをサンプルにして予測値を求めます。
- Capacity History(容量履歴)
- Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのサブリソースについて集計した総ストレージ容量の履歴。
- CHA
- Channel Adapter。ストレージシステムのポートを1つ以上持つコンポーネント。
- CHA モード
- CHAの動作モード。CHAのPortを最大数利用できる「標準モード」と,利用できるPort数を減少させる代わりに1Port当たりのI/O性能を向上させる「高速モード」があります。
- CHP
- Channel Processor。CHAのプロセッサ。
- CLPR
- キャッシュの分割機能です。この機能を使用すると,ストレージシステム内でパリティグループ単位にキャッシュを分割するため,キャッシュ性能がほかのパリティグループの影響を受けません。
- CLPR Number(CLPR番号)
- Resource Tree(リソースツリー)から選択したCLPRに割り当てられている番号。
- Collection Interval(収集間隔)
- 性能,容量データを収集する間隔。毎分,毎時,毎日,毎週,毎月,毎年。
- Confidence Level(予測精度)
- 予測に対して選択される予測精度は,予測される上限と下限の間に描かれるチャート範囲の幅を決定します。予測精度が0.95の場合,上方誤差マージンと下方誤差マージンの間に予測値が現れる可能性は95%となります(予測精度を0.99に指定すると,その結果,作成されるチャートでは,上方誤差マージンと下方誤差マージンの間の範囲がさらに広くなります)。
- CPU Usage(CPU使用率)
- 選択したResource Tree(リソースツリー)より下のすべてのレベルでサブリソースのCPU使用率を表示します。
- Data File(データファイル)
- ファイルシステム中のユニットとしてメディアに格納されたデータの集まり。
- Data Files(データファイル数)
- Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのサブリソースについて集計したデータファイル数を示します。
- Data model(データモデル)
- 各エージェントが持つレコードおよびフィールドの総称のことです。データモデルは,バージョンで管理されています。
- Data Point(データポイント)
- 特定の時点で,測定した性能,および容量情報の値。
- Date(日付)
- 現在表示されているデータの採取日時。
- Delta(デルタ値)
- 累積値として管理されている情報を取得元とするフィールドのパフォーマンスデータを変化量で表すことを「デルタ」と呼びます。例えば,I/O回数のカウンタを取得元とするフィールドの場合,1回目に収集したときのカウンタの値が「3」,2回目に収集したときのカウンタの値が「7」とすると,2回目のデータ収集時に出力するフィールドの値は,デルタではない場合は,2回目のカウンタ値の「7」,デルタの場合は,2回目と1回目のカウンタ値の差分である「4」となります。
- Device File(デバイスファイル)
- UNIXを実行するシステムで,物理デバイスに関する仕様を持つファイル。デバイスファイルでは,物理デバイスの位置とタイプ,物理デバイスへのアクセス方法を示します。
- Device Files(デバイスファイル数)
- Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのデバイスについて集計したデバイスファイル数を示します。
- Disk Group(ディスクグループ)
- 単一の論理ストレージシステムのリソースを表すディスクのグループ。
- Disk IOPS(ディスクIOPS)
- ディスクのデータ入出力毎秒の単位。
- Disk Random IOPS(ディスクランダムIOPS)
- ディスクへのランダムアクセスでのデータ入出力毎秒の単位。
- Disk Random Transfer(ディスクランダム転送)
- ディスクのランダムアクセスの転送速度。
- Disk Read IOPS(ディスク読み込みIOPS)
- ディスクのデータ読み込み毎秒の単位。
- Disk Read Transfer(ディスク読み込み転送)
- ディスクの読み込み速度。
- Disk Sequential IOPS(ディスクシーケンシャルIOPS)
- ディスクへのシーケンシャルアクセスでのデータ入出力毎秒の単位。
- Disk Sequential Transfer(ディスクシーケンシャル転送)
- ディスクのシーケンシャルアクセスの転送速度。
- Disk Transfer(ディスク転送)
- ディスクの転送速度。
- Disk Write IOPS(ディスク書き込みIOPS)
- ディスクのデータ書き込み毎秒の単位。
- Disk Write Transfer(ディスク書き込み転送)
- ディスクの書き込み速度。
- DKA
- Disk Adapter。Parity Groupを処理します。
- DKP
- Disk Processor。DKAのプロセッサ。
- Domain ID
- スイッチのドメイン識別子。10進数で1から239の値。ファブリックを構成するスイッチをユニークに識別するための番号。各スイッチは,接続するさまざまなデバイスのWWNアドレスと,このドメインIDとの組み合わせを使って,SANの中でデータを正しく受け渡します。
- Drilldown report(ドリルダウンレポート)
- レポートまたはレポートのフィールドに関連づけられたレポートです。あるレポートの詳細情報や関連情報を表示したい場合に使用します。
- Dynamic Provisioning
- 仮想的なボリュームを割り当てる機能です。実際に使用する容量よりも多い容量を割り当てられ,使用した分だけDynamic Provisioningのプールから割り当てられます。Dynamic Provisioningのプールから割り当てられた仮想ボリュームをDynamic Provisioningのボリューム,Dynamic Provisioningのプールを構成するボリュームをDynamic Provisioningのプールボリュームと呼びます。
- Dynamic Provisioningの詳細については,Dynamic Provisioningのマニュアルを参照してください。
- Dynamic Tiering
- Dynamic Provisioningの機能に加え,I/O負荷に応じてデータを再配置する機能です。I/O負荷の高いデータ領域を高速なハードウェア階層へ,I/O負荷の低いデータ領域を低速なハードウェア階層へ配置します。ボリューム性能の有効活用とコストの低減を同時に図れます。
- Dynamic Tieringの詳細については,Dynamic Provisioningのマニュアルを参照してください。
- External Logical Disk(外部接続論理ディスク)
- Universal Volume Managerの外部ストレージ接続機能によって,Virtual Logical Disk(仮想論理ディスク)として割り当てられたLogical Disk(論理ディスク)。
- External Parity Group(外部接続パリティグループ)
- Universal Volume Managerの外部ストレージ接続機能によって,Virtual Logical Disk(仮想論理ディスク)として割り当てられたLogical Disk(論理ディスク)が属するParity Group(パリティグループ)。
- External Storage System(外部接続ストレージシステム)
- Universal Volume Managerの外部ストレージ接続機能によって接続されたストレージシステムです。
- Fabric(ファブリック)
- ファイバーチャネルスイッチを相互に接続して構成したファイバーチャネルベースのネットワーク。典型的なファブリックでは,少なくとも2つのスイッチがあり,フォールトトレランス機能を提供します。
- Fabrics(ファブリック数)
- ファイバーチャネルスイッチとケーブルが相互接続する複数のネットワーク。各ファブリックは,独立したデータ経路を持っています。
- Field(フィールド)
- レコードを構成するパフォーマンスデータの集まりのことです。
- File System(ファイルシステム)
- ファイルシステム名。ファイルシステムは,ハードディスクシステム上のストレージシステムに対するアクセスの制御に使用される論理構造とソフトウェア手順を定義するスキームです。
- File Systems(ファイルシステム数)
- ファイルシステム数。Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのサブリソースについて集計したファイルシステムの数。
- ファイルシステムの詳細については,File System Type(ファイルシステムタイプ)を参照してください。
- File System Type(ファイルシステムタイプ)
- 一定のOperating System(オペレーティングシステム)内でデータの保存および構成に使用されるファイルシステムの種類を表示します。Resource Tree(リソースツリー)でServerのリソースの下にあるファイルシステムについて表示します。
- Forecast(予測)
- 予測レポートを参照してください。
- Frame(フレーム)
- SANスイッチのポートで送受信される1パケットのバイト数。
- Free(空き)
- Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのサブリソースについて集計した総使用可能容量。
- Free %(空き%)
- Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのサブリソースについて集計した全容量に対する空き容量のパーセンテージ。
- Historical report(履歴レポート)
- 監視対象の過去から現在までの状況を示すレポートです。
- なお,Performance Reporterで表示するHistorical Reportには,次の2つのレポートタイプがあります。
- ・履歴(1つのエージェント)レポート
- ・履歴(複数のエージェント)レポート
- Historical Response Time(I/Oレスポンス時間の平均値)
- I/O Response Timeの平均値。
- Hit Rate(ヒット率)
- キャッシュヒットしたトランザクション数を,トランザクション数で割り算して求めた値です。パーセンテージで表示されます。
- Host(ホスト)
- 1つ以上のストレージシステムが接続されている,TCP/IPでアクセスできるコンピュータ(またはエンティティ)。そのTCP/IPアドレスに加えて,各ホストは名前または別名を持ちます。
- Host Group(ホストグループ)
- ホストグループは,ホストのWWNによってストレージシステムへのアクセスを制限するLUNセキュリティを適用する単位です。
- Hosts(ホスト)
- サブネットワークおよびストレージシステム関連サーバに加えて,Tuning Manager serverが使用できるリソース範囲全体。
- Hosts Capacity(ホストの容量)
- サブネットワークおよびストレージシステム関連サーバに加えて,Tuning Manager serverが使用できるすべてのリソースの総ストレージシステム領域。
- I/O Response Time(I/O応答時間)
- I/O要求1回当たりの平均応答時間。
- I/O Usage(使用率)
- I/Oが発生していた時間の割合。
- Inodes(Inode数)
- UNIXファイルシステムでは,inodeにはファイルの所有者および所有グループとアクセス権に関する重要な情報が入っています。Resource Tree(リソースツリー)のサーバレベルで,そのサーバ内に存在するinode数を表示します。
- ・一定のUNIXファイルのinode番号を見つけるには,次のコマンドを使用します。
- ls -i.
- ・一定のUNIXファイルのinode情報を決定するには,次のコマンドを使用します。
- ls -l.
- Input Buffer Full
- スイッチのポートのバッファーがいっぱいであることを表示します。Tuning Manager serverは,この状態が起きるたびに回数をカウントします。
- Instance(インスタンス)
- システムグローバルエリアと呼ばれる割り当て済みメモリー領域で,1つ以上のOracleプロセス。各Oracleデータベースは,1つのOracleインスタンスに関連づけられていなければなりません。
- Instances(インスタンス数)
- Oracle Instances(Oracleインスタンス数)を参照してください。
- IOPS
- Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのサブリソースについて集計した,1秒当たりの入出力操作数。Read IOPS(読み取りIOPS)およびWrite IOPS(書き込みIOPS)についても参照してください。
- IP Address(IPアドレス)
- Internetプロトコル。ネットワーク上でデバイスやホストを一意に識別するのに使用されるドットで区切られたマルチセグメントアドレス。
- LDEV
- ホストへ物理的または論理的に接続するときに付与される番号。詳細については,Logical Device(論理デバイス)を参照してください。
- Logical Device(論理デバイス)
- ホストとの論理または物理接続を使用する番号付きコンポーネント。各論理デバイスは自身のリソースセットを持ちます。
- Logical Devices(論理デバイス)
- Logical Device(論理デバイス)を参照してください。
- Logical Disk(論理ディスク)
- オペレーティングシステムが全体を単一のストレージシステムデバイスと見なすようにリンクされている一連のドライブ(またはドライブパーティション)。RAIDコントローラは,論理ディスクを管理する1つの形式を提供すると同時に,信頼性,データ可用性および性能の改善で利益を提供します(別名:論理デバイス,論理ドライブ,Volume(ボリューム),ボリュームセット,論理ストレージシステムユニット,LUN(論理ユニット),ユニット,LUNS)。
- Logical Disks(論理ディスク数)
- ストレージシステム内の論理ディスク数(詳細については,Logical Disk(論理ディスク)を参照してください)。
- Lower Error Margin
- 現在の予測精度内で取れる値の下限。
- LUN(論理ユニット)
- Logical Unit。Logical Disk(論理ディスク)を参照してください。
- LUSE(拡張論理ボリューム)
- 複数の論理ボリュームを連結した1つの大きな論理ボリューム。
- Margin(マージン)
- 平均予測値からの偏差。
- Max I/O Usage(使用率の最大値)
- 監視期間内でのI/O Usage(使用率)の最大値。
- Max IOPS(最大IOPS)
- レポートウィンドウで定義された期間中のすべてのIOPS測定結果の最大値です。
- Max Side File Usage(Side Fileの使用率の最大値)
- 監視期間内でのSide File Usage(Side Fileの使用率)の最大値。
- Max Transfer(最大転送)
- レポートウィンドウで定義された期間中のすべてのTransfer(転送)の測定結果の最大値です。
- Max Write Pending Rate(書き込み待ちデータの割合の最大値)
- 監視期間内でのWrite Pending Rate(書き込み待ちデータの割合)の最大値。
- Memory(メモリー)
- ランダムアクセスメモリー。
- Min IOPS(最小IOPS)
- レポートウィンドウで定義された期間中のすべてのIOPS測定結果の最小値です。
- Min Transfer(最小転送)
- レポートウィンドウで定義された期間中のすべてのTransfer(転送)の測定結果の最小値です。
- Model(モデル)
- 製品モデル番号の意味。
- Mountpoint(マウントポイント)
- あるデバイスがUNIXによってアクセスできるようになる(マウントされる)前に,そのデバイスの論理的な場所としてディレクトリを指定する必要があります。マウントポイントは,この目的で使用されるディレクトリです。Tuning Manager serverでは,サーバ単位にマウントポイントに付けられたボリューム名を表示します。
- MP
- Micro Processor。MP Bladeに搭載されているプロセッサコアです。
- MP Blade
- CHPおよびDKPと同等の処理をするパッケージです。4つのMPを搭載し,内部の各MPで処理の負荷分散をします。
- Network(ネットワーク)
- サブネットワーク,およびストレージシステムに関連するサーバをTuning Manager serverで利用できるリソースの全範囲。
- Operating System(オペレーティングシステム)
- コンピュータのネットワークルーティング,メモリー,表示,および周辺デバイスを管理する管理ソフトウェア。
- Oracle
- Oracle社のリレーショナルデータベース管理システム。
- Oracle Capacity(Oracleの容量)
- Oracleに割り当てられた総ストレージ容量。
- Oracle Instance(Oracleインスタンス)
- Oracleのプロセス。各Oracleデータベースは,ひとつのOracleインスタンスに関連づけられていなければなりません。
- Oracle Instances(Oracleインスタンス数)
- 複数のOracleのプロセス。各Oracleデータベースは,ひとつのOracleインスタンスに関連づけられていなければなりません。
- Parity Group(パリティグループ)
- RAID化された連続した1つの記憶領域です。パリティグループ内には複数のLDEVがあります。パリティグループはユーザーデータとパリティ情報によって構成されます。
- Parity Groups(パリティグループ数)
- ストレージシステム内のパリティグループの数(詳細については,Parity Group(パリティグループ)を参照してください)。
- Performance(性能)
- 入力,および出力オペレーションの性能。
- Port(ポート)
- ストレージシステムの場合,複数の読み取りおよび書き込みトランザクションを同時に実行できる,ストレージシステムへの論理接続です。
- ファブリックの場合,スイッチへの論理接続です。
- Port IOPS(ポートIOPS)
- レポートウィンドウで定義された期間中のポートのIOPS測定結果。
- Port Max IOPS(ポート最大IOPS)
- レポートウィンドウで定義された期間中のポートのIOPS測定結果の最大値です。
- Port Max Transfer(ポート最大転送)
- レポートウィンドウで定義された期間中のポートのTransfer(転送)測定結果の最大値です。
- Port Min IOPS(ポート最小IOPS)
- レポートウィンドウで定義された期間中のポートのIOPS測定結果の最小値です。
- Port Min Transfer(ポート最小転送)
- レポートウィンドウで定義された期間中のポートのTransfer(転送)測定結果の最小値です。
- Port Module(ポートモジュール)
- SANスイッチのポートモジュール。
- Port Modules(ポートモジュール数)
- 現在のリソースレベルでの,SANスイッチポートモジュール数。
- Port Number(ポート番号)
- SANスイッチのベンダー割り当てポート番号。
- Port Role(ポート役割)
- ディスクアレイ装置のポートに設定された種別。
- Ports(ポート数)
- ストレージシステムとの論理的な接続数。
- Port Speed(ポート速度)
- SANスイッチポートの速度。
- Port Transfer(ポート転送)
- ポートの転送速度。
- Port Type(ポートタイプ)
- ポート種別コード(代表的な値:E,F,G,H)。
- Port WWN(ポートWWN)
- SANスイッチポートを一意で表すアドレス。
- Principal Switch(代表スイッチ)
- Fabricの中にある代表スイッチ。
- Product(プロダクト)
- ファイルシステムをホスティングしているストレージシステムのこと。
- Product ID(プロダクトID)
- 該当するTuning Managerシリーズプログラムのサービスが,Tuning Managerシリーズのどのプログラムプロダクトのものかを示す1バイトの識別子のことです。サービスIDの一部です。
- RAID(Redundant Array of Independent Disks)
- 2台以上のドライブの組み合わせであり,耐障害性またはパフォーマンスを向上できます。
- Raid Level(Raidレベル)
- RAIDの機能レベルです。
- レベル0:データストライピングをサポートします(各ファイルのブロックを複数のドライブにわたって配置する)。パフォーマンス面で利点がありますが,冗長性はありません。
- レベル1:ミラーリングをサポートします。二重化データが,複数のドライブに冗長的に書き込まれます。
- レベル3:ストライピングに加えてエラー訂正をサポートします。ドライブの1つが,エラー訂正データを格納するための専用ドライブとして割り当てられます。
- レベル5:バイトレベルのデータストライピングとストライプエラー訂正をサポートします。
- Read Hit Rate(読み取りヒット率)
- 読み取りトランザクションの内でキャッシュヒットしたトランザクション数を,読み取りトランザクション数で割り算して求めた値です。パーセンテージで表示されます。
- Read I/O Response Time(読み出しI/O応答時間)
- 読み出し要求1回当たりの平均応答時間。
- Read IOPS(読み取りIOPS)
- Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのサブリソースについて集計した,1秒当たりの読み取り操作数。
- Read Transfer(読み取り転送)
- 読み取り操作のデータ転送速度。
- Real-time report(リアルタイムレポート)
- 監視対象の現在の状況を示すレポートです。
- Received Bytes(受信バイト)
- 受信スイッチポートを正常に通過したバイト数。
- Received Frames(受信フレーム)
- 受信スイッチポートを正常に通過したFrame(フレーム)数(Frame(フレーム)も参照)。
- Record ID(レコードID)
- Tuning Managerシリーズの各レコードを識別するためのIDです。Tuning Manager serverが内部的に実行するコマンドで,レコードを指定する場合に使用します。
- Resource Tree(リソースツリー)
- Tuning Manager serverによって監視されるストレージシステム関連およびアプリケーション関連リソースの階層表示。リソースツリーはナビゲーションエリア内に表示されます。
- Response Time(IOレスポンス時間)
- 監視日時時点のIOレスポンス時間。
- Rollback Segments(ロールバックセグメント)
- ロールバック情報を一時的に格納するために,データベース管理者が作成したOracleデータベースの論理データベース構造。ロールバックセグメントには,コミットされるまでに,トランザクションのSQL文で変更された古いデータが格納されます。
- Serial #(シリアル番号)
- ストレージシステムのシリアル番号。
- Server(サーバ)
- ネットワークまたはサブネットワーク上にあるストレージシステムに関連するホストコンピュータ。
- Service ID(サービスID)
- Tuning Managerシリーズの各サービスを識別するためのIDです。Tuning Manager serverが内部的に実行するコマンドで,サービスを指定する場合に使用します。Performance Reporterでは,表示対象となるエージェントを識別するIDをコマンドの引数に指定します。サービスIDについては,各エージェントのマニュアルを参照してください。
- Session(セッション)
- 新しい各ログインからログアウトまでのソフトウェアとの対話期間。
- Side File(サイドファイル)
- 非同期コピーの処理時に生成されるレコードセットを格納するために,キャッシュ内に一時的に確保された領域。
- Side File Usage(Side Fileの使用率)
- キャッシュのうち,Side File(サイドファイル)として利用されるデータの割合。
- Single instance(単数インスタンス)
- 評価対象となるインスタンスが1つだけのレコードです。
- Size(サイズ)
- 一覧に表示されたリソースが使用するディスク容量,またはディスクの空き容量(表示されたデータは,使用容量に応じた単位で表示されます)。
- SLPR
- ストレージシステム全体のボリュームを論理的に分割して利用するための機能です。この機能を使用すると,ストレージシステム内のリソース(ポート,CLPR,ボリュームなど)を分割するため,それぞれのリソースを独立して管理できます。
- SNMP
- シンプルネットワーク管理プロトコル。ネットワークリソースを管理および監視するためのインタフェースに関する標準プロトコルです。
- SNMP trap(SNMPトラップ)
- SNMPエージェントによって発行されるイベント通知です。
- Solution set(ソリューションセット)
- エージェントに用意されている,定義済みのレポートおよびアラームのことです。ソリューションセットを使用することで,複雑な定義をしなくてもエージェントが収集したパフォーマンスデータを容易にレポート表示したり,パフォーマンスデータがしきい値に達したときにアラームを発行したりできます。
- Sort Segment(ソートセグメント)
- ソート処理用に一時的使用するために,データベース管理者が作成したOracleデータベースの論理データベース構造。
- Sort Segments(ソートセグメント数)
- Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのサブリソースについて集計した,各Tablespace(表領域)内の,Sort Segment(ソートセグメント)の数。
- Storage System(ストレージシステム)
- Tuning Manager serverによってモニタリングされているストレージシステム。
- Storage Systems(ストレージシステム数)
- Tuning Manager serverによってモニタリングされているストレージシステムの数。
- Store database(Storeデータベース)
- エージェントが収集したパフォーマンスデータが格納されるデータベースのことです。各エージェントに対応して,各Storeデータベースがあります。
- Subnet(サブネット)
- サブネットワーク(自身のIP範囲を持つ,より大きなネットワークのサブセット)の名前および(または)IP範囲。
- Subnet Capacity(サブネット容量)
- サブネットワークのストレージシステムの総容量。
- Subnet Mask(サブネットマスク)
- IPアドレスからサブネットのネットワークアドレスを求めるのに使用するマスク値。
- Subnetwork(サブネットワーク)
- 自身のIP範囲を持つ,より大きなネットワークのサブセット。
- Switch(スイッチ)
- SANスイッチのベンダーの識別子。
- Switches(スイッチ数)
- 現在のリソースレベルでのスイッチの数。
- Switch WWN(スイッチWWN)
- スイッチのWWN。
- Tablespace(表領域)
- 表データの保存を専用に行うOracle容量の論理的な割り当て。
- Tablespace name(表領域名)
- 表データを格納するためにある専用のOracle容量の論理的な割り当ての名前。
- Tablespaces(表領域数)
- Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下に存在するTablespace(表領域)の数の総計を意味します。
- Target(ターゲット)
- 情報が求められているリソースまたは情報が収集されたリソース。
- Trace log(トレースログ)
- トラブルが発生した場合に,トラブル発生の経緯を調査したり,各処理の処理時間を測定したりするために採取するログ情報です。
- Transfer(転送)
- データの転送速度。
- Read Transfer(読み取り転送)とWrite Transfer(書き込み転送)も参照してください。
- Transferred Bytes(転送バイト)
- スイッチポートから正常に転送したバイト数。
- Transferred Frames(転送フレーム)
- スイッチポートから正常に転送したFrame(フレーム)数。
- Upper Error Margin
- 現在の予測精度内で取れる値の上限。
- URL
- World Wide Webでの,ドキュメントなどのリソースに対するグローバルアドレス方式。
- Used(使用量)
- 消費された容量。
- Vendor(ベンダー)
- ストレージシステムのメーカーまたは製造元。
- Virtual Disk(仮想ディスク)
- Logical Disk(論理ディスク)を参照してください。
- Virtual Logical Disk(仮想論理ディスク)
- Universal Volume Managerの外部ストレージ接続機能をもつストレージシステムにほかのストレージシステムを接続して,ほかのストレージシステムのLogical Disk(論理ディスク)を,論理的にLogical Disk(論理ディスク)として使用する機能です。複数のストレージシステムのLogical Disk(論理ディスク)を,論理的に1つのストレージシステム上にあるLogical Disk(論理ディスク)として管理します。
- Volume(ボリューム)
- 1つのドライブのサブセットで構成されたストレージシステム。または複数のドライブにわたって構成されたストレージシステム。
- Write Hit Rate(書き込みヒット率)
- 書き込みトランザクションの内でキャッシュヒットしたトランザクション数を,書き込みトランザクション数で割り算して求めた値です。パーセンテージで表示されます。
- Write I/O Response Time(書き込みI/O応答時間)
- 書き込み要求1回当たりの平均応答時間。
- Write IOPS(書き込みIOPS)
- 1秒当たりの書き込み操作(この値は,Resource Tree(リソースツリー)で選択したレベルより下にあるすべてのサブリソースについて集計されます)。
- Write Pending Rate(書き込み待ちデータの割合)
- キャッシュのうち,書き込み待ちデータの占める割合。
- Write Transfer(書き込み転送)
- 書き込み操作のデータ移動速度。
- WWN
- 64ビットの16進数で表されたアドレスで,SAN上のデバイスを一意に識別します。
- WWN Node(WWNノード)
- ファイバーチャネルのネットワークに接続された個々の機器(またはホストのHost Bus Adapterのようなインタフェースカード)を区別するためのWWN。
- WWN Port(WWNポート)
- WWN Node(WWNノード)上のポート。
- Xfer(転送速度)
- 転送速度。
(ア行)
- アラート
- 運用中に次の事象が発生したときに発行される警告です。
- ・設定した時間を超過してもDevice Managerおよびエージェントからデータを取得できなかったとき
- ・すでにポーリングが実行中のため,設定したポーリングがスキップされたとき
- ・設定した時間を超過してもポーリングが完了しなかったとき
- ・ポーリング処理が致命的なエラーで中断したとき
- ・Tuning Manager serverが使用するHiRDBのRDエリアの容量が一定容量を超えたとき
- エクステント
- データストアを構成するLUNまたはパーティションです。なお,Tuning Manager serverではデータストアを構成するLDEVのうち,Tuning Manager serverで監視するLDEVをリソースとして扱います。LDEVがオフラインの場合はリソースとして認識しません。また,LUSE使用時には代表LDEVをリソースとして扱います。
(カ行)
- 仮想化サーバ
- ハイパーバイザーが動作する物理ホストです。
- 仮想化サーバ名
- ユーザーが仮想化サーバに付与したホスト名です。
- 仮想環境
- 仮想化サーバ,仮想マシン,またはデータストアなどで構築された環境です。仮想化サーバに接続しているSANとストレージシステムも含みます。
- 仮想マシン
- 仮想化サーバ内で動作する論理サーバです。
- 系列グループ
- 複合ブックマークに登録されたオブジェクトを表示形式によって分類したものです。複合ブックマークの編集によって設定できます。
(サ行)
- 最新レコード日時
- 最新のポーリング期間中に採取されたデータがTuning Manager serverのデータベースに保存された日時。ポーリング時間,データ作成時間,データベース更新時間がありますので,最新ポーリング日時と最新レコード日時の時刻は一致しません。
(タ行)
- データストア
- 仮想マシンの構成ファイルを格納する仮想化サーバ上の記憶領域です。
(ハ行)
- ハイパーバイザー
- 仮想マシンを実現する制御プログラムです。ストレージシステムのボリュームをハイパーバイザーが管理して,仮想マシンに必要な領域を割り当てます。
- パッケージタイプ
- CHAの種別。
- 複合ブックマーク
- 複数の登録レポート,複数のベースラインを保持,管理するオブジェクトのことです。複合レポートを表示できます。
- プロファイル
- ユーザーがTuning Manager serverを使用するための,ユーザー情報(ユーザー名,パスワード,emailアドレスなど)を定義するためのファイル。
- ベースライン
- 過去のある期間のレポートを基準値として保存したオブジェクトのことです。複合レポートに基準値として同一表示できます。
- ヘルスチェック
- エージェントのサービスやエージェントが稼働するホストの稼働状態を監視する機能です。この機能はPFM - Managerが提供します。
- ヘルスチェックエージェント
- エージェントのサービスやエージェントが稼働するホストの稼働状態を監視するためのエージェントです。
- ホストの監視モード
- ホストの情報を取得するモードのことです。AgentモードとAgent-lessモードの2つのモードがあります。
(マ行)
- メトリック
- 監視対象リソースの性能,容量および構成情報のデータ項目です。
(ヤ行)
- 予測レコード数
- 予測されるData Point(データポイント)の数,または,予測を行う期間(例:3か月,5日)。予測レコード数は予測履歴の20~25%以下に設定することを推奨します(例:予測履歴に毎月のデータポイントが12個ある場合,予測レコード数の毎月のData Point(データポイント)は3個以内とする必要があります)。
- 履歴と予測のデータ周期は常に同じです(履歴が毎日のデータポイントから構成される場合,予測で使用される周期も毎日になります)。
- 予測レポート
- 予測レポートは時系列の線形トレンドおよび非線形トレンドを表すので,こうしたデータの将来を予測できます。
(ラ行)
- レポートウィンドウ
- レポートウィンドウで,表示するリソースのデータの対象期間および時間間隔を設定します。時間間隔は,分,時,日,週,月,年から選択できます。
- レポートキャッシュファイル
- レポートのデータが一時的に格納されるディスク上のファイルのことです。
- レポートキャッシュファイルは,メモリー使用量削減機能を有効にした場合に生成され,Performance ReporterのGUIでレポートを表示するときやjpcrptコマンドでHTML形式のレポートを出力するときに使用されます。これによって,Performance Reporterがメモリーに保持するデータが減少し,メモリー不足が発生しにくくなります。
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