Tuning Manager Software ユーザーズガイド
アラームは,Performance Reporterの[アラーム階層]画面またはコマンドを使用して設定・運用します。コマンドを使用しての設定・運用については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。
アラームの設定には,次に示す方法があります。
- 新規にアラームテーブルおよびアラームを定義する
システム環境に合わせてアラームテーブルを新たに作成し,アラームを定義します。また,アラームテーブルに,あとから新たなアラームを追加することもできます。- 既存のアラームテーブルまたはアラームを使用する
次に示す方法があります。
- ソリューションセットを使用する
ソリューションセットは,各エージェントに付属している必要な情報があらかじめ設定されたアラームの集まりです。ソリューションセットを使用すると,エージェントを起動した時点で,ソリューションセットにアクティブ設定されているアラームが有効になります。- ソリューションセットをカスタマイズする
ソリューションセットをコピーして監視目的に合わせてカスタマイズします。- 既存のアラームテーブルまたはアラームをカスタマイズする
定義済みのアラームテーブルまたはアラームをコピーしてカスタマイズします。上記のどれかで定義したアラームテーブルを,エージェントに関連づけて(バインドして)運用します。
- 参考
- jpctool alarm(jpcalarm)コマンドを使用して,アラーム定義ファイルを作成すると,最大250個のアラームを一度に定義できます。大規模システムで複数のサーバに一括してアラームを設定するときなどに使用します。
- なお,一度に定義できるアラームの数は,1つのインポートファイルにつき最大250個となります。 次に示す例のうち,(例1)は1つのインポートファイルに対するアラームが250個のためインポートできますが,(例2)は1つのインポートファイルに対するアラームが250個を超えるためインポートできません。
- (例1)
インポートファイル1
・アラームテーブルA
定義されているアラーム数:100
・アラームテーブルB
定義されているアラーム数:150
- (例2)
インポートファイル2
・アラームテーブルA
定義されているアラーム数:200
・アラームテーブルB
定義されているアラーム数:150
- 注意
- Internet Explorerを使用してPerformance Reporterの[アラーム階層]画面を操作する場合,ドロップダウンリストから項目を選択する際にはマウスのホイール機能を使用しないでください。マウスのホイール機能でドロップダウンリストをスクロールすると,エラー(KAVJS0037-E)が発生することがあります。エラーが発生した場合は,操作を最初から実行し直してください。
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