Tuning Manager Software ユーザーズガイド
グラフ上のプロットにマウスカーソルを重ねると,対応する系列名,X軸ラベル,およびデータの値をツールチップに表示できます。これをオートラベル機能といいます。オートラベル機能は,レポート画面の[レポートの表示設定]タブで,[オートラベルを表示する]チェックボックスを選択することで有効になります。
また,レポートの初回表示時からオートラベル機能を有効にするには,初期設定ファイル(config.xml)のenableAutoLabelAtDefaultDispにtrueを指定します。初期設定ファイル(config.xml)の設定の詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software 運用管理ガイド」の,Performance Reporterの初期設定について説明している個所を参照してください。
オートラベル機能によってツールチップを表示させたレポート画面の例を次に示します。
- 参考
- 次のグラフではオートラベル機能を使用できません。
- レポート印刷画面のグラフ
- jpcrptコマンドでHTML出力したレポートのグラフ
ここでは,ツールチップに表示するデータの桁数を設定する方法と,プロット数の多いグラフでオートラベル機能を使用する場合に必要な設定について説明します。
- この項の構成
- (1) ツールチップに表示するデータの桁数を設定する
- (2) プロット数の多いグラフでオートラベル機能を使用する
- (3) 系列名およびX軸ラベルを短縮表示する機能を使用する
オートラベル機能でツールチップに表示されるデータの桁数は,デフォルトで整数部が最大7桁,小数部が最大3桁です。変更する場合は,初期設定ファイル(config.xml)のautoLabelMaxIntegerDigits(<draw>タグ配下)およびautoLabelMaxFractionDigits(<draw>タグ配下)を変更してください。
初期設定ファイル(config.xml)の設定の詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software 運用管理ガイド」の,Performance Reporterの初期設定について説明している個所を参照してください。
オートラベル機能でツールチップにデータの値を表示できるのは,プロット数が1,440までの場合です。表示できるプロット数は,初期設定ファイル(config.xml)のmaxAutoLabelPoints(<draw>タグ配下)の値を編集して変更できます。
初期設定ファイル(config.xml)の設定の詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software 運用管理ガイド」の,Performance Reporterの初期設定について説明している個所を参照してください。
各グラフでは,オートラベル機能でツールチップに長い系列名およびX軸ラベルを表示させる場合,表示しきれない場合があります。
系列名またはX軸ラベルの文字列の長さが初期設定ファイル(config.xml)のautoLabelTruncateLengthに設定したしきい値を超える場合,しきい値の長さになるよう「<先頭部分>...<末尾部分>」の形式で短縮して系列名およびX軸ラベルを表示します。「...」は,省略した中間部分の文字列を表しています。
初期設定ファイル(config.xml)の設定の詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software 運用管理ガイド」の,Performance Reporterの初期設定について説明している個所を参照してください。
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