Tuning Manager Software ユーザーズガイド

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7.3.3 レポートの名前と種別を定義する

レポートの名前と種別を[新規レポート > 名前と種別]画面で定義します。手順を次に示します。

  1. [新規レポート > 名前と種別]画面でレポートの名前と種別についての情報を設定します。例えば,PFM - Agent for Platform(Windows)で,データモデルのバージョン4.0を使用して,CPU使用率が高いプロセスの上位10個のリアルタイムレポートを定義する場合は,「図7-4 [新規レポート > 名前と種別]画面の入力例」のように設定します。

    図7-4 [新規レポート > 名前と種別]画面の入力例

    [図]

  2. [次へ>]ボタンをクリックします。[新規レポート > フィールド]画面が表示されます。

[新規レポート > 名前と種別]画面の表示項目について,次に説明します。

[レポート名]
レポート名を指定します。指定できる値は,1~64文字の全角文字または半角文字です。

[プロダクト]
レポートを設定するエージェントの種類(プロダクト)を選択します。
プロダクト名末尾の括弧内に表示されている数字はデータモデルのバージョンを示します。ここで選択するデータモデルのバージョンは,レポート定義を使用するエージェントのデータモデルのバージョンに合わせてください。
なお,同じ種類のエージェントが複数あり,それぞれのデータモデルのバージョンが異なる場合は,最も古いデータモデルのバージョンに合わせることをお勧めします。
エージェントのデータモデルバージョンの確認方法を次に示します。

  1. ナビゲーションフレームのエージェント階層からレポートの表示対象となるエージェントをクリックします。
  2. メソッドフレームの[プロパティの表示]をクリックします。[サービスのプロパティ]画面が表示されます。
  3. [サービスのプロパティ]画面でエージェントをクリックします。データモデルのバージョンがインフォメーションフレームの下部に表示されます。

[レポート種別]
レポートの種別を選択します。デフォルトでは,[リアルタイム(1つのエージェント)]が選択されています。選択項目を次に示します。

[リアルタイム(1つのエージェント)]
1つのエージェントについてのパフォーマンスデータをリアルタイムレポートで表示する場合に選択します。

[履歴(1つのエージェント)]
1つのエージェントで蓄積されたパフォーマンスデータを履歴レポートで表示する場合に選択します。

[履歴(複数のエージェント)]
複数のエージェントで蓄積されたパフォーマンスデータを1つの画面に履歴レポートで表示する場合に選択します。このレポートを作成する場合は,[新規レポート > フィールド]画面で複数行のレコード(複数インスタンスレコード)は,選択できません。

[次へ>]
[新規レポート > フィールド]画面が表示されます。[レポート名]と[プロダクト]の両方を指定するとクリックできます。

[完了]
設定が保存され,[新規レポート > 名前と種別]画面が閉じられます。
[レポート名]および[プロダクト]がすでに指定され,[新規レポート > フィールド]画面から[新規レポート > 名前と種別]画面に遷移した場合だけクリックできます。

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