Tuning Manager Software インストールガイド
VERITAS Cluster Serverを使用する場合は,HiRDBの制御スクリプトファイルが必要です。HiRDBの制御スクリプトファイルを作成する手順を次に示します。
- HiRDBのサービスをVERITAS Cluster Managerから監視するためのダミーファイルを作成します。
次のファイルを作成してください。
ファイル名:/opt/HiCommand/Base/HDB/.pdveritas
内容:空のファイル- HiRDBのサービス用のリソースタイプを定義するスクリプトを作成します。
次のファイルを作成してください。
ファイル名:/etc/VRTSvcs/conf/config/HiRDB_STypes.cf
内容:次の内容でファイルを作成してください。Type HiRDB_S ( static str ArgList[] = { PdDir, PdConfPath, Ld_Library_Path, DummyFilePath } str PdDir str PdConfPath str Ld_Library_Path str DummyFilePath )- HiRDB用のエージェントを定義します。
次のコマンドを実行してください。# mkdir /opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_S # cp /opt/VRTSvcs/bin/ScriptAgent /opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_S/HiRDB_SAgent- HiRDBのサービスをオンラインにするために使用するスクリプトを作成します。
次のファイルを作成してください。
ファイル名:/opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_S/online
内容:次の内容でファイルを作成してください。#!/bin/sh PATH=/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/etc:/bin:/opt/VRTSvcs/bin:"$2"/bin export PATH PDDIR="$2" PDCONFPATH="$3" LD_LIBRARY_PATH="$4" export PDDIR PDCONFPATH LD_LIBRARY_PATH $PDDIR/bin/pdstart /bin/touch "$5" /bin/chmod 0400 "$5"- HiRDBのサービスをオフラインにするために使用するスクリプトを作成します。
次のファイルを作成してください。
ファイル名:/opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_S/offline
内容:次の内容でファイルを作成してください。#!/bin/sh PATH=/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/etc:/bin:/opt/VRTSvcs/bin:"$2"/bin export PATH PDDIR="$2" PDCONFPATH="$3" LD_LIBRARY_PATH="$4" export PDDIR PDCONFPATH LD_LIBRARY_PATH $PDDIR/bin/pdstop -f -q /bin/rm -f "$5"- HiRDBのサービスを監視するためのスクリプトを作成します。
次のファイルを作成してください。
ファイル名:/opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_S/monitor
内容:次の内容でファイルを作成してください。#!/bin/sh if /bin/test -f "$5" then exit 110 else exit 100 fi- 作成したスクリプトに実行権限を割り当てます。
次のコマンドを実行してください。# chmod u+x /opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_S/online # chmod u+x /opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_S/offline # chmod u+x /opt/VRTSvcs/bin/HiRDB_S/monitor- VERITAS Cluster Managerを起動します。
- VERITAS Cluster Serverの設定ファイルを編集できる状態にします。[File]メニューから[Open Configuration]を選択します。
- 手順2および手順4~6で作成したファイルをインポートします。[File]メニューから[ImportTypes]を選択します。
- 次のファイルを選択して,[Import]を選択します。
/etc/VRTSvcs/conf/config/HiRDB_STypes.cf
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