Tuning Manager Software インストールガイド

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5.9 認証データの削除(Linux環境)

アンインストールが正常終了してもKATN00293-Wメッセージが表示されるときは,認証データの削除に失敗しています。

ユーザーアカウントを管理するサーバ(接続先のDevice Managerをインストールしているホスト)でhcmdsintgコマンドを実行して,認証データを削除してください。

hcmdsintgコマンドを実行する手順を次に示します。

  1. インストール済みのHitachi Command Suite製品のサービスをすべて起動します。
    次に示すコマンドを実行します。
    <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/bin/hcmdssrv -start
  2. 認証データを削除します。
    次に示すコマンドを実行します。
    <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/bin/hcmdsintg -delete -type <コンポーネント名> -user <ユーザーID> -pass <パスワード>
    hcmdsintgコマンドのオプションは次のとおりです。
    • -type
      削除するコンポーネントの名称を指定します。指定できる値はTuningManagerまたはPerformanceReporterです。Tuning Manager serverの認証データを削除するためには,typeオプションの引数を変えて,hcmdsintgコマンドを2度実行する必要があります。
    • -user
      User ManagementのAdmin権限を持つユーザーIDを指定します。userオプションの指定を省略してコマンドを実行した場合,対話形式でユーザーIDを指定してください。
    • -pass
      User ManagementのAdmin権限を持つユーザーのパスワードを指定します。passオプションの指定を省略してコマンドを実行した場合,対話形式でパスワードを指定してください。

注意
認証データを削除しないでほかのHitachi Command Suite製品のGUI画面を表示すると,Tuning Manager serverをアンインストールしたあとも次のことが起こります。
  • Tuning Manager serverのユーザー管理情報が表示されます。
  • ダッシュボードにあるTuning Manager serverを起動するためのボタンが有効になります。有効になったボタンを押すと,リンクエラーが表示されます。

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