Tuning Manager Software 運用管理ガイド
- この項の構成
- (1) 形式
- (2) 機能
- (3) オプション
- (4) 結果
- Windowsの場合:
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\bin\hcmdsprmset {/print | /host <ホスト名またはIPアドレス> /port <ポート番号>}
- Solarisの場合:
/opt/HiCommand/Base/bin/hcmdsprmset {-print | -host <ホスト名またはIPアドレス> -port <ポート番号>}
- Linuxの場合:
<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/bin/hcmdsprmset {-print | -host <ホスト名またはIPアドレス> -port <ポート番号>}
ユーザーアカウントを管理するサーバのホスト名,およびポート番号を登録します。
ユーザーアカウントは,Device Managerがインストールされているサーバの共通コンポーネントで管理されています。hostオプションには,Device Managerがインストールされているサーバのホスト名,またはIPアドレスを指定してください。
- 参考
- Tuning Manager serverとDevice Managerが別のサーバにインストールされている場合,サーバごとの役割を明確にするため,次の呼称を使ってサーバを区別することがあります。
- Device Managerがインストールされているサーバの呼称:プライマリーサーバまたはユーザーアカウントを管理するサーバ
- Tuning Manager serverがインストールされているサーバの呼称:セカンダリーサーバ
hcmdsprmsetコマンドを実行すると共通コンポーネントのプロパティファイル(hsso.conf)が更新されます。
printオプションを指定してhcmdsprmsetコマンドを実行すると,現在の登録内容が表示されます。
- 注意
- hcmdsprmsetコマンドの実行後に,Tuning Manager serverがインストールされているサーバを再起動してください。
- Tuning Manager serverとDevice Managerが同じサーバにインストールされている場合,hostオプションには127.0.0.1を指定してください。
オプション 目的 -host
(/host)ユーザーアカウントを管理するサーバのホスト名,またはIPアドレスを指定します。
コマンドライン全体が,コマンド名を含めて255文字を超える場合は,ホスト名の換わりにIPアドレスを指定してください。-port
(/port)ユーザーアカウントを管理するサーバのポート番号を指定します。
(/print)次に示す情報が表示されます。
- ユーザーアカウントを管理しているサーバのホスト名,またはIPアドレス
- ユーザーアカウントを管理しているサーバのポート番号
コマンドの実行結果は,ログに出力されます。ログにはログレベルに応じたメッセージが出力されるため,ログレベルによってはコマンドラインと同じメッセージが出力されます。
ログファイルの格納先は,次のとおりです。
- Windowsの場合:
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\log\hcmdsprmsetn.log- Solarisの場合:
/var/opt/HiCommand/Base/log/hcmdsprmsetn.log- Linuxの場合:
/var/<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/log/hcmdsprmsetn.logコマンドの戻り値を次に示します。
- 0:正常終了
- 255:失敗
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