Tuning Manager Software 運用管理ガイド
Oracle JDKを使用したい場合,Tuning Manager serverのインストール後にhcmdschgjdkコマンドを実行して,Oracle JDKを設定します。
使用するJDKをOracle JDKに設定する前に,次の条件を満たしているか確認してください。
- 使用したいJDKのバージョンをTuning Manager serverがサポートしていること。
Tuning Manager serverがサポートしているOracle JDKのバージョンについては,「ソフトウェア添付資料」の機能別/条件付前提ソフトウェアについて説明している個所を参照してください。- Hitachi Command Suite製品,NAS Manager,またはStorage Navigator Modular 2をTuning Manager serverと同じホストにインストールしている場合,すべての製品がOracle JDKに対応しているバージョンであること。
各製品がOracle JDKに対応しているかどうかは,各製品のマニュアルを参照してください。使用するJDKをOracle JDKに設定する手順を次に示します。
- Hitachi Command Suite製品,NAS Manager,およびStorage Navigator Modular 2のすべてのサービスを停止する。
- hcmdschgjdkコマンドを実行する。
JDKを選択する画面が表示されます。- Tuning Manager serverがサポートしているOracle JDKを選択する。
OSがSolarisおよびLinuxの場合でOracle JDKのインストール先をデフォルトから変更しているときは,Oracle JDKのインストール先を取得できないため,JDKを選択する画面の選択肢にOracle JDKが表示されません。この場合,「Set the installation path of Java Development Kit.」を選択して,使用したいJDKのインストール先ディレクトリのパスを1,000バイト以内で指定してください。
- 注意
- Oracle JDKを上書きまたはアップデートした場合は,hcmdschgjdkコマンドを再実行して,設定し直してください。
- Oracle JDKをアンインストールする場合は,hcmdschgjdkコマンドを実行し,手順3で「Bundling Java Development Kit」を選択してください。
- JDKの設定前に利用していた証明書をJDKの設定後も利用する場合は,再度証明書をインポートする必要があります。証明書のインポート手順については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
- OSがWindows Server 2008またはWindows Server 2012の場合,使用するJDKによってMain Consoleのコマンド実行時に出力されるメッセージの言語が異なることがあります。Main Consoleのコマンド実行時に出力されるメッセージの言語は,次に示すロケールに依存します。
Oracle JDK 7を使用するとき
・Windows Server 2008
[コントロールパネル]-[地域と言語]-[キーボードと言語]タブの[表示言語]で設定されているロケール
・Windows Server 2012
[コントロールパネル]-[時計、言語、および地域]-[言語]-[詳細設定]タブの[Windowsの表示言語の上書き]で設定されているロケール
Oracle JDK 7以外またはHitachi Command Suite製品に同梱されたJDKを使用するとき
・Windows Server 2008
[コントロールパネル]-[地域と言語]-[形式]タブの[形式]で設定されているロケール
・Windows Server 2012
[コントロールパネル]-[時計、言語、および地域]-[地域]-[形式]タブの[形式]で設定されているロケール
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