Hitachi Command Suite Software メッセージガイド

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9.6 KATS60000~KATS69999

Tiered Storage Managerサーバに関するメッセージ(KATS60000~KATS69999)を次の表に示します。

表9-6 KATS60000~KATS69999:Tiered Storage Managerサーバのメッセージ

メッセージID メッセージテキスト 説明
KATS60000-E 共通コンポーネントのリポジトリー操作時に予期しない内部エラーが発生しました。 要因
共通コンポーネントの操作時に予期しない内部エラーが発生しました。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS60001-E 共通コンポーネントへのログイン時に,通信エラーが発生しました。 要因
共通コンポーネントが起動していないか,または通信経路のどこかに異常が発生しているおそれがあります。
対処
共通コンポーネントが起動していることを確認後,再実行してください。
KATS60002-E 共通コンポーネントへのログインに失敗しました。アプリケーション "<アプリケーション名>" はログインできません。 要因
共通コンポーネントにアプリケーションが登録されていません。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS60003-E 共通コンポーネントへのログイン時に,認証に失敗しました。 ユーザーID:"<ユーザーID>" 要因
Tiered Storage Managerの起動時に,内部エラーが発生しました。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS60004-E 共通コンポーネントへのログイン時に,共通コンポーネントでエラーが発生しました。 要因
共通コンポーネントプロセスにクリティカルなエラーが発生しているおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS60005-E 共通コンポーネントへのログイン時に,予期しないエラーが発生しました。 要因
共通コンポーネントから予想外のエラーが返されました。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS60010-E 共通コンポーネントのリポジトリー操作時にエラーが発生しました。 CIMError:"<例外の詳細メッセージ>" 説明:"<説明>" 要因
共通コンポーネントプロセスにクリティカルなエラーが発生しているおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS60011-E 共通コンポーネントのリポジトリー更新時に例外が発生しました。 情報:"<詳細情報>" 要因
共通コンポーネントプロセスにクリティカルなエラーが発生しているおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS60012-E 共通コンポーネントのリポジトリー更新時に内部エラーが発生しました。 情報:"<詳細情報>" 要因
共通コンポーネントプロセスにクリティカルなエラーが発生しているおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS60013-E 共通コンポーネントのリポジトリーへの接続時にエラーが発生しました。 要因
共通コンポーネントプロセスにクリティカルなエラーが発生しているおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS60020-E 起動状態判定で内部エラーが発生しました。 情報:"<詳細情報>" 要因
起動状態の判定時に,共通コンポーネントプロセスにクリティカルなエラーが発生しているおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS60021-E 起動状態判定のバージョンチェックでエラーが発生しました。リポジトリーのバージョン:"<バージョン番号>",プログラムのバージョン:"<プログラムのバージョン>" 要因
共通コンポーネントのリポジトリーに不正な回復処理をしたおそれがあります。
対処
共通コンポーネントのリポジトリー運用方法を見直してください。問題がない場合は,Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS60022-E 共通コンポーネントのリポジトリーが不正な状態になっています。プログラムのバージョン:"<プログラムのバージョン>" 要因
共通コンポーネントのリポジトリーに不正な回復処理をしたおそれがあります。
対処
メッセージに表示されたバージョンのTiered Storage Managerをインストールして,リポジトリーを回復してください。
KATS60023-E 共通コンポーネントのリポジトリーのバージョン情報が存在しません。 要因
共通コンポーネントのリポジトリーに不正な回復処理をしたおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerをいったんアンインストールしてから,再インストールしてください。
KATS60030-E Tiered Storage ManagerサーバのURL情報が,共通コンポーネントのリポジトリーに設定されていません。 要因
共通コンポーネントのリポジトリーに不正な回復処理をしたおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerをいったんアンインストールしてから,再インストールしてください。
KATS60031-E 共通コンポーネントのリポジトリーに設定されている,Tiered Storage ManagerサーバのURL情報が不正です。設定されている値:"<共通コンポーネントのリポジトリーに設定されているURL情報の値>" 要因
共通コンポーネントのリポジトリーに設定されている,Tiered Storage ManagerサーバのURL情報の値が不正です。
インストール時に入力した,Tiered Storage ManagerサーバのIPアドレスの形式が不正であるおそれがあります。
対処
hcmdschgurlコマンドを実行して,Tiered Storage ManagerサーバのURL情報を設定し直してください。hcmdschgurlコマンドについては,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
Tiered Storage ManagerサーバのIPアドレスがIPv6アドレスの場合,指定するURLのIPアドレス部分を"["と"]"で囲んでください。
(例:[2001:fecd:ba23:cd1f:dcb1:1010:9234:4088]
KATS61001-E データベース機能の初期化に失敗しました。 要因
データベース定義情報の読み込みに失敗しました。
対処
Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61002-E データベースへの接続に失敗しました。 要因
データベースへの通信の失敗,同時接続数の超過などが発生したか,またはデータベースが起動していないおそれがあります。
対処
ネットワーク状態を確認し,再実行してください。エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61003-E データベースのリソースが不足しています。 要因
データベースでリソース不足が発生しました。
対処
再度実行してください。エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61004-E データベースへのアクセス処理がタイムアウトになりました。 要因
データベースへのアクセス処理がタイムアウトになりました。
次のどれかの要因が考えられます。
  • Tiered Storage Managerに対して,一斉に複数の操作をしました。
  • Tiered Storage Managerの負荷が高くなるストレージドメインのリフレッシュ中に,ほかの操作をしました。
  • Tiered Storage Managerサーバが動作している管理サーバの,マシン環境の性能が低くなっています。
  • ほかのアプリケーションの影響で,Tiered Storage Managerサーバが動作しているコンピュータのCPU負荷,I/O負荷が高くなっています。
  • Tiered Storage Managerが保証している値(マイグレーショングループ内のボリューム数など)を超えた環境で動作させています。
上記のような場合,Tiered Storage Managerを操作したときの応答時間が長くなります。アクセスが集中し,一時的に処理が滞留してしまうため,このエラーが発生します。
対処
次の対処をして,再度実行してください。
  • ストレージドメインが複数あり,CLIですべてのストレージドメインをリフレッシュしようとした場合,このメッセージが表示されたときは,リフレッシュ処理が完了していることを確認してから,ストレージドメインを一つずつリフレッシュしてください。
  • Tiered Storage Managerが保証している値を超えた環境で運用している場合,値を小さくしてください。Tiered Storage Managerが保証している値については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド」を参照してください。
  • Tiered Storage Managerサーバを動作させるために必要な管理サーバのマシン環境については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61005-E アクセスが集中しているため,一時的に処理ができません。時間をあけて再度実行してください。 要因
次のどれかの要因が考えられます。
  • Tiered Storage Managerに対して,一斉に複数の操作をしました。
  • Tiered Storage Managerの負荷が高くなるストレージドメインのリフレッシュ中に,ほかの操作をしました。
  • Tiered Storage Managerサーバが動作している管理サーバの,マシン環境の性能が低くなっています。
  • ほかのアプリケーションの影響で,Tiered Storage Managerサーバが動作しているコンピュータのCPU負荷,I/O負荷が高くなっています。
  • Tiered Storage Managerが保証している値(マイグレーショングループ内のボリューム数など)を超えた環境で動作させています。
上記のような場合,Tiered Storage Managerを操作したときの応答時間が長くなります。アクセスが集中し,一時的に処理が滞留してしまうため,このエラーが発生します。
対処
次の対処をして,再度実行してください。
  • ストレージドメインが複数あり,CLIですべてのストレージドメインをリフレッシュしようとした場合,このメッセージが表示されたときは,ストレージドメインを一つずつリフレッシュしてください。
  • Tiered Storage Managerが保証している値を超えた環境で運用している場合,値を小さくしてください。Tiered Storage Managerが保証している値については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド」を参照してください。
  • Tiered Storage Managerサーバを動作させるために必要な管理サーバのマシン環境については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61006-E データベースエラーが発生しました。 要因
データベースでエラーが発生しました。データベースで内部エラーが発生したか,またはデータベースの環境に問題があるおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61007-E データベースを更新したときにデータベースの不整合を検出しました。 要因
データベースの内容が最新の状態になっていないおそれがあります。
対処
ストレージドメインに対する操作を実行中にエラーが発生した場合は,ストレージドメインをリフレッシュしたあとにストレージドメインの情報を確認してください。また,必要に応じてストレージドメインに対する操作を再実行してください。
ストレージドメイン以外に対する操作を実行中にエラーが発生した場合は,ストレージドメイン以外に対する操作を再実行してください。
エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage Manager の保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61008-E 指定した検索条件が長すぎるため,処理を実行できません。 要因
指定した検索条件が長過ぎるため,データベースの制限によって,処理を実行できません。
対処
指定する検索条件の長さを短くして,再度実行してください。
KATS61011-E データベーストランザクションのコミットに失敗しました。 要因
データベースでコミット中にエラーが発生しました。
対処
再度実行してください。エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61012-E データベーストランザクションのロールバックに失敗しました。 要因
データベースでロールバック中にエラーが発生しました。
対処
再度実行してください。エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61015-E データベースに障害が発生しました。 要因
データベースで回復が必要な障害が発生しました。
対処
データベースの回復が必要です。Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61016-E データベースの容量が不足しています。 要因
データベースの容量が不足しています。
対処
Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61017-E 原因を特定できないデータベースエラーが発生しました。 要因
データベースに対して不正な回復処理をされたか,またはデータベースで原因の特定できないデータベースエラーが発生したおそれがあります。
対処
データベースの回復処理を見直してください。問題がない場合は,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61018-E インデックスの空きページ解放コマンドの実行に失敗しました。ただし,データベースには,アクセスできます。 要因
インデックスの空きページ解放コマンドの実行に失敗しました。
対処
エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61019-E データベースのバージョンが不正です。 要因
データベースに対して不正な回復処理をされたおそれがあります。
対処
データベースの回復処理を見直してください。問題がない場合は,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61020-I Tiered Storage Managerサーバ データベースの更新を開始しました。情報:"<情報>" 要因
-
対処
-
KATS61021-I Tiered Storage Managerサーバ データベースの更新が完了しました。 要因
-
対処
-
KATS61022-E Tiered Storage Managerサーバ データベースの更新に失敗しました。情報:"<情報>" 要因
データベースのバージョンアップに失敗しました。
対処
このメッセージの直前に出力されているメッセージを参照して,対処してください。直前にメッセージが出力されていない場合は,再度実行してください。それでも解決しない場合は,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61023-E Tiered Storage Managerサーバが使用するDBが閉塞しました。閉塞した部位は,共通コンポーネントです。サーバ管理者に連絡してください。 要因
共通コンポーネントのデータベースが閉塞しています。
対処
Tiered Storage Managerの保守情報,Device Managerの保守情報,および共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61024-E Tiered Storage Managerサーバが使用するDBが閉塞しました。閉塞した部位は,Device Managerのデータベースです。サーバ管理者に連絡してください。 要因
Device Managerのデータベースが閉塞しています。
対処
Tiered Storage Managerの保守情報,Device Managerの保守情報,および共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61025-E Tiered Storage Managerサーバが使用するDBが閉塞しました。閉塞した部位は,Tiered Storage Managerのデータベースです。サーバ管理者に連絡してください。 要因
Tiered Storage Managerのデータベースが閉塞しています。
対処
Tiered Storage Managerの保守情報,Device Managerの保守情報,および共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61026-E データベースが閉塞しているか確認するコマンドの実行に失敗しました。リターンコード:"<エラーコード>" 内容:"<エラーの内容>" 要因
データベースの閉塞しているかどうかを確認するコマンドでエラーが発生しました。
対処
リターンコード8の場合
エラー内容を参照し,要因を取り除いたあと,ログイン画面を再読み込みしてください。
リターンコード12の場合
共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61102-E データベースの処理中にエラーが発生しました。 要因
データベースの処理中にエラーが発生しました。
対処
再度実行してください。エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage Manager の保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61103-E Device Managerで処理中にエラーが発生しました。内容:"<エラー情報>" 要因
マニュアル「Hitachi Command Suite Software メッセージガイド」の該当エラーメッセージの説明を参照してください。
対処
マニュアル「Hitachi Command Suite Software メッセージガイド」の該当エラーメッセージの対処欄を参照してください。
メッセージで対処できない場合は,再度実行してください。
エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage ManagerとDevice Managerの保守情報を取得して,問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61191-E 認証処理中に予期しないエラーが発生しました。 要因
共通コンポーネントへのログイン中に内部エラーが発生しました。
対処
Tiered Storage Manager の保守情報,Device Managerの保守情報,および共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61192-E データベースの処理中に予期しないエラーが発生しました。 要因
データベースの処理を実行中に内部エラーが発生しました。
対処
Tiered Storage Manager の保守情報,Device Managerの保守情報,および共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61193-E Device Managerサーバで処理中に予期しないエラーが発生しました。 要因
Device Managerサーバで処理を実行中に内部エラーが発生しました。
対処
Tiered Storage Manager の保守情報,Device Managerの保守情報,および共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61852-I Tiered Storage Managerサーバ データベースのデータの移行を開始しました。情報:"<詳細情報>" 要因
-
対処
-
KATS61853-I Tiered Storage Managerサーバ データベースのデータの移行が完了しました。 要因
-
対処
-
KATS61854-E Tiered Storage Managerサーバデータベースのデータの移行に失敗しました。情報:"<詳細情報>" 要因
データベースのデータの移行中にエラーが発生しました。
対処
このメッセージの直前に出力しているメッセージを参照し,対処してください。直前にメッセージが出力されていない場合は,再度実行してください。それでも解決しない場合は,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61855-E データ移行の情報を出力するファイルの作成中にエラーが発生しました。ファイル名:"<ファイル名(Tiered Storage Managerのインストールディレクトリ下のlogsディレクトリからの相対パス)>" 要因
次のどちらかの要因が考えられます。
  • Tiered Storage Managerのインストールフォルダに対するアクセス権がない。
  • Tiered Storage Managerのインストールディスクにの空き容量がない。
対処
Tiered Storage Managerのインストールフォルダにアクセス権があるユーザで実行してください。または,現在のユーザーにアクセス権限を与えてください。
Tiered Storage Managerのインストールディスクに十分な空き領域がない場合は,空き領域を確保してください。
それでも解決しない場合は,Tiered Storage Manager,Device Manager,および共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS61901-E ストレージ階層の検索条件に未サポートの条件が含まれているため,ストレージ階層を移行できません。ストレージドメイン名:"<データが移行できなかったストレージ階層が属するストレージドメインの名称>",ストレージ階層名:<"データが移行できなかったストレージ階層の名称1", "データが移行できなかったストレージ階層の名称2", … , "データが移行できなかったストレージ階層の名称n">,ストレージ階層情報ファイル名:"<データが移行できなかったストレージ階層の情報を出力したファイルの名称(Tiered Storage Managerのインストールディレクトリ下のlogsディレクトリからの相対パス)>" 要因
表示されたストレージ階層の検索条件に未サポートの条件が含まれています。
対処
ストレージ階層情報ファイルの内容を確認し,移行できなかったストレージ階層が必要である場合は,未サポートの検索条件を取り除いた検索条件に変更して,ストレージ階層を作成してください。
KATS61902-E ストレージ階層に対応するストレージシステムが登録されていないため,ストレージ階層を移行できません。ストレージドメイン名:"<データが移行できなかったストレージ階層が属するストレージドメインの名称>",ストレージ階層名:<"データが移行できなかったストレージ階層の名称1", "データが移行できなかったストレージ階層の名称2", … , "データが移行できなかったストレージ階層の名称n">,ストレージ階層情報ファイル名:"<データが移行できなかったストレージ階層の情報を出力したファイルの名称(Tiered Storage Managerのインストールディレクトリ下のlogsディレクトリからの相対パス)>" 要因
表示されたストレージ階層に対応するストレージシステムが登録されていません。
対処
ストレージ階層情報ファイルの内容を確認し,移行できなかったストレージ階層が必要である場合は,ストレージシステムを登録したあとに,ストレージ階層を作成してください。
KATS61903-E ストレージ階層の移行に失敗しました。ストレージドメイン名:"<データが移行できなかったストレージ階層が属するストレージドメインの名称>",ストレージ階層名:<"データが移行できなかったストレージ階層の名称1", "データが移行できなかったストレージ階層の名称2", … , "データが移行できなかったストレージ階層の名称n">,ストレージ階層情報ファイル名:"<データが移行できなかったストレージ階層の情報を出力したファイルの名称(Tiered Storage Managerのインストールディレクトリ下のlogsディレクトリからの相対パス)>" 要因
表示されたストレージ階層を移行中にエラーが発生したため,ストレージ階層の情報を移行できませんでした。
対処
ストレージ階層情報ファイルの内容を確認し,移行できなかったストレージ階層が必要である場合は,ストレージ階層を作成してください。
KATS62001-E Device Manager Serverの認証に失敗しました。 要因
Device Managerが5.9以降の場合
Device Managerへの認証が失敗しました。
Device Managerが5.9未満の場合
次のどちらかの要因が考えられます。
  • インストール時に指定したユーザーIDまたはパスワードが誤っています。
  • インストール時に指定したユーザーIDのアカウントがロックされています。
対処
Device Managerが5.9以降の場合
エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage ManagerとDevice Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
Device Managerが5.9未満の場合
  • 正しいユーザーIDとパスワードを設定して,再ログインしてください。
  • 共通ユーザー管理機能を使って,ユーザーIDのアカウントをロック解除した後,Tiered Storage Managerサーバを再起動してください。
KATS62002-E Device Managerとの接続に失敗しました。 要因
次のどれかの要因が考えられます。
  • devicemanager.propertiesプロパティファイルの設定に誤りがあります。
  • Device Manager Serverが停止しているか,Device Manager Serverとの通信経路のどこかに異常が発生しています。
  • プログラムの内部異常が発生しています。
対処
Device Manager Serverが停止している場合は,Device Manager Serverを起動し,そのあとTiered Storage Managerを再起動してください。Device Manager Serverが起動している場合は,Device Managerとの通信経路を見直してください。
devicemanager.propertiesプロパティファイルの設定を見直してください。
それでも異常が解決しない場合は,Tiered Storage ManagerおよびDevice Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS62003-E Device Manager Server XML APIのバージョン"<Device Manager XML APIのバージョン番号>"には対応していません。 要因
稼働中のDevice Manager Serverのバージョンは,サポート対象バージョンではありません。
対処
サポート対象バージョンのDevice Manager Serverに入れ替えてください。Device Managerのサポート対象バージョンは,5.0以降です。
KATS62004-E Device Managerとの接続がタイムアウトになりました。 要因
次のどれかの要因が考えられます。
通信経路のどこかに異常が発生しているおそれがあります。
hdvm.timeoutファイルに設定されている値が適切ではありません。
トラフィックが集中して,処理に時間がかかっているおそれがあります。以下のような場合,Tiered Storage Managerサーバが動作している管理サーバの負荷が高くなり,処理時間がかかることがあります。
  • Tiered Storage Managerに対して,一斉に複数の操作をしました。
  • Tiered Storage Managerの負荷が高くなるストレージドメインのリフレッシュ中に,ほかの操作をしました。
  • Tiered Storage Managerサーバが動作している管理サーバの,マシン環境の性能が低くなっています。
  • Device Managerサーバで負荷の高い作業を実施しているか,アクセスが集中しています。
  • ほかのアプリケーションの影響で,Tiered Storage Managerサーバが動作しているコンピュータのCPU負荷,I/O負荷が高くなっています。
  • Tiered Storage Managerが保証している値(マイグレーショングループ内のボリューム数など)を超えた環境で動作させています。
対処
次の対処をしてください。
Device Manager Serverとの通信経路を見直してください。
hdvm.timeoutファイルの値をデフォルト値0から変更している場合は,デフォルト値に戻すか,または適切な値に修正してください。
トラフィックが集中して処理時間がかかった場合は,トラフィックの小さい時間に再実行してください。
Tiered Storage Managerサーバが動作している管理サーバの負荷が高い場合は,以下を確認してください。
  • ストレージドメインが複数あり,CLIですべてのストレージドメインをリフレッシュしようとした場合,このメッセージが表示されたときは,ストレージドメインを一つずつリフレッシュしてください。
  • Tiered Storage Managerが保証している値を超えた環境で運用している場合,値を小さくしてください。Tiered Storage Managerが保証している値については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド」を参照してください。
  • Tiered Storage Managerサーバを動作させるために必要な管理サーバマシン環境については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage ManagerおよびDevice Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS62010-E Device Managerでエラーを検出しました。 コード:"<エラーコード>" 内容:"<エラーの内容>" 要因
4. KAICで始まるメッセージ」,「5. KAIEで始まるメッセージ」,および「15. Device Managerが出力するアラート」を参照して該当するエラーメッセージの説明を参照してください。
対処
Device Managerのメッセージで対処できない場合は,Tiered Storage Managerのリフレッシュを実行してください。エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage ManagerおよびDevice Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
このメッセージには,Device Managerサーバから受け取ったメッセージテキストがそのままの形で含まれます。この部分の言語種別は,Device Managerサーバが動作しているマシンのロケールによって決まります。したがって,GUI/CLIクライアントの言語種別とサーバ側のロケールを合わせておくことをお勧めします。
特に,クライアント側で日本語/英語を使い分けたい場合は,サーバ側のロケールは英語にしてください。サーバ側のロケールが日本語の場合は,クライアント側の言語種別も日本語にしてください。
KATS62011-E ストレージサブシステムでエラーを検出しました。 コード:"<エラーコード>" 内容:"<エラーの内容>" 要因
16. ストレージシステムのメッセージ」を参照して,該当するエラーメッセージの説明を参照してください。
対処
16. ストレージシステムのメッセージ」を参照して,該当するエラーメッセージの対処欄を参照してください。構成変更していた場合は,エラーの発生したストレージサブシステムに対してDevice Managerでリフレッシュを実行してから,Tiered Storage Managerでリフレッシュを実行してください。
なお,顧客問い合わせ窓口に連絡する場合は,Tiered Storage ManagerとDevice Managerの保守情報,およびストレージサブシステム側の障害情報を取得してください。ストレージサブシステム側の障害情報は,できるだけ障害が発生してから時間が経過しないうちに取得してください。
このメッセージには,Device Managerサーバから受け取ったメッセージテキストがそのままの形で含まれます。この部分の言語種別は,Device Managerサーバが動作しているマシンのロケールによって決まります。したがって,GUI/CLIクライアントの言語種別とサーバ側のロケールを合わせておくことをお勧めします。
特に,クライアント側で日本語/英語を使い分けたい場合は,サーバ側のロケールは英語にしてください。サーバ側のロケールが日本語の場合は,クライアント側の言語種別も日本語にしてください。
KATS62012-E 指定されたストレージサブシステムが構成変更中であるため,そのストレージ情報を取得できませんでした。 モデル:"<ディスプレイアレイタイプ>",シリアル番号:"<シリアル番号>" 要因
指定されたストレージサブシステムが構成変更中のため,正しいストレージ情報を取得できませんでした。
対処
該当するサブシステムの構成変更が終わるのを待って,再実行してください。
KATS63000-I 接続先が指定されていないため,Tuning Managerからの情報取得は行いません。 要因
プロパティに接続先を指定していないため,Tuning Managerから情報を取得されません。
対処
Tuning Managerから情報を取得する場合は,プロパティに接続先を指定してください。Tuning Managerから情報を取得しない場合は,対処は不要です。
KATS63010-E Tuning Managerへの接続に失敗しました。ホスト名:"<ホスト名>",ポート番号:"<ポート番号>" 要因
次のどれかの要因が考えられます。
プロパティに指定したサーバがネットワーク上にないおそれがあります。
表示されたサーバのTuning ManagerおよびTuning Serviceが起動していないおそれがあります。
表示されたサーバは,Tuning Managerへのアクセスが集中していたため,処理要求がタイムアウトしたおそれがあります。
トラフィックが集中して,処理に時間がかかっているおそれがあります。以下のような場合,Tiered Storage Managerサーバが動作している管理サーバの負荷が高くなり,処理時間がかかることがあります。
  • Tiered Storage Managerに対して,一斉に複数の操作をしました。
  • Tiered Storage Managerの負荷が高くなるストレージドメインのリフレッシュ中に,ほかの操作をしました。
  • Tiered Storage Managerサーバが動作している管理サーバの,マシン環境の性能が低くなっています。
  • ほかのアプリケーションの影響で,Tiered Storage Managerサーバが動作しているコンピュータのCPU負荷,I/O負荷が高くなっています。
  • Tiered Storage Managerが保証している値(マイグレーショングループ内のボリューム数など)を超えた環境で動作させています。
  • 表示したサーバのTuning Managerが前提バージョンでない可能性があります。
対処
次の対処をしてください。
プロパティの指定値を確認してください。
表示されたサーバのTuning ManagerおよびTuning Serviceが起動しているかを確認してください。
表示されたサーバのTuning Managerへのアクセス状態を確認してから,再実行してください。
Tiered Storage Managerサーバが動作している管理サーバの負荷が高い場合は,以下を確認してください。
  • ストレージドメインが複数あり,CLIですべてのストレージドメインをリフレッシュしようとした場合,このメッセージが表示されたときは,ストレージドメインを一つずつリフレッシュしてください。
  • Tiered Storage Managerが保証している値を超えた環境で運用している場合,値を小さくしてください。Tiered Storage Managerが保証している値については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド」を参照してください。
  • Tiered Storage Managerサーバを動作させるために必要な管理サーバのマシン環境については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
  • Tuning Managerのバージョンを確認してください。必要であれば,前提とするバージョンに変更してください。
KATS63030-E Tuning Managerから情報を取得中に,Tuning Managerでエラーが発生しました。ホスト名:"<ホスト名>",ポート番号:"<ポート番号>",エージェント:"<エージェント>",処理種別:"<処理種別>" 要因
次のどれかの要因が考えられます。
Tuning Managerのエージェントが起動していないおそれがあります。
表示されたTuning Managerエージェントへのアクセスが集中していたため,処理要求がタイムアウトしたおそれがあります。
Tuning Managerのエージェントのバージョンが古いおそれがあります。
Tuning Managerから情報を取得するときに,Tuning ManagerまたはTuning Serviceでクリティカルなエラーが発生しているおそれがあります。
トラフィックが集中して,処理に時間がかかっているおそれがあります。以下のような場合,Tiered Storage Managerサーバが動作している管理サーバの負荷が高くなり,処理時間がかかることがあります。
  • Tiered Storage Managerに対して,一斉に複数の操作をしました。
  • Tiered Storage Managerの負荷が高くなるストレージドメインのリフレッシュ中に,ほかの操作をしました。
  • Tiered Storage Managerサーバが動作している管理サーバの,マシン環境の性能が低くなっています。
  • ほかのアプリケーションの影響で,Tiered Storage Managerサーバが動作しているコンピュータのCPU負荷,I/O負荷が高くなっています。
  • Tiered Storage Managerが保証している値(マイグレーショングループ内のボリューム数など)を超えた環境で動作させています。
対処
次の対処をしてください。
Tuning Managerのエージェントが起動しているかを確認してください。
表示されたTuning Managerエージェントへのアクセス状態を確認してから,再実行してください。
表示されたTuning Managerのエージェントのバージョンを確認してください。
Tiered Storage Managerサーバが動作している管理サーバの負荷が高い場合は,以下を確認してください。
  • ストレージドメインが複数あり,CLIですべてのストレージドメインをリフレッシュしようとした場合,このメッセージが表示されたときは,ストレージドメインを一つずつリフレッシュしてください。
  • Tiered Storage Managerが保証している値を超えた環境で運用している場合,値を小さくしてください。Tiered Storage Managerが保証している値については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド」を参照してください。
  • Tiered Storage Managerサーバを動作させるために必要な管理サーバのマシン環境については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
エラーが繰り返し発生する場合には,Tiered Storage Manager,共通コンポーネント,および接続先のTuning Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS63040-E Tuning Managerから取得した情報の読み込みに失敗しました。情報:"<情報>" 要因
Tuning Managerから取得した情報の読み込み中に入出力エラーが発生しました。
対処
メッセージに表示された情報を参照して対処してください。その後,操作を再実行してください。
KATS63090-E Tuning Managerが本バージョンのTiered Storage Managerに対応していないため,接続できません。ホスト名:"<ホスト名>",ポート番号:"<ポート番号>" 要因
表示したサーバのTuningManagerは,現在のバージョンのTiered Storage Managerと接続できないバージョンです。
対処
メッセージに表示された,接続先のサーバのTuning Managerのバージョンを確認してください。必要であれば,Tiered Storage Managerを,接続先のサーバのTuning Managerと接続できるバージョンに変更してください。なお,Tuning ManagerのLinux版は未サポートのため,接続できません。
KATS63101-E プロパティファイルがありません。プロパティファイル名:"<プロパティファイル名>" 要因
プロパティファイルがありません。または,プロパティファイルへのアクセス権がありません。
対処
Tiered Storage Managerインストールディレクトリ下のconfディレクトリに,表示されたプロパティファイルがあることを確認してください。または,表示されたプロパティファイルへのアクセス権があることを確認してください。
KATS63102-E 無効なプロパティキーです。プロパティファイルの読み込みを中止します。プロパティファイル名:"<プロパティファイル名>",プロパティキー:"<プロパティキー>" 要因
指定されたプロパティキーは無効です。
対処
プロパティキーを正しく指定してください。
KATS63103-E プロパティの値が不正です。プロパティファイルの読み込みを中止します。プロパティファイル名:"<プロパティファイル名>",プロパティキー:"<プロパティキー>" 要因
指定されたプロパティの値が不正です。
対処
プロパティキーの値を正しく指定してください。
KATS63104-E 必要なプロパティキーが指定されていません。プロパティファイル名:"<プロパティファイル名>",プロパティキー:"<プロパティキー>" 要因
必要なプロパティキーを指定していません。
対処
メッセージに表示されたプロパティキーを指定してください。または,表示されたプロパティキーに関連するプロパティキーに指定している値を見直してください。
KATS63105-E Tuning Managerサーバの情報の指定が重複しています。プロパティファイル名:"<プロパティファイル名>" 要因
Tuning Managerサーバの情報(ホスト名またはIPアドレス)の指定が重複しています。
対処
表示されたプロパティファイルの内容を確認して,重複しているホスト名,またはIPアドレスを指定しているTuning Managerサーバの情報を修正してください。
KATS63110-E ほかのストレージドメインのリフレッシュ処理によって更新中のため,Tiered Storage Managerで管理している,Tuning Managerのエージェントとストレージサブシステムの対応表にアクセスできません。 要因
Tiered Storage Managerのリポジトリーで管理しているTuning Managerのエージェントとストレージサブシステムの対応表が,ほかのストレージドメインのリフレッシュ処理によって更新中のため,アクセスできません。
対処
ほかのストレージドメインがリフレッシュ中の場合は,しばらく時間を置いてから再実行してください。ほかのストレージドメインがリフレッシュ中でない場合は,サーバを再起動してから再実行してください。
KATS63201-E HP-PA CLIを実行できる環境ではありません。HP-PA CLIが正しくインストールされているか,または正しく環境設定されているか確認してください。実行したHP-PA CLI:"<実行したHP-PA CLI>" 要因
HP-PA CLIを実行する環境が整っていないため,HP-PA CLIが実行できません。
対処
HP-PA CLIが正しくインストールされているか,CLIディレクトリのパスが設定されているか,またはプロパティの値が正しいかなど,正しく環境設定されているか確認してください。
KATS63202-E HP-PA CLIでエラーが発生しました。以下のHP-PA CLIの示す原因を取り除いてから再度,Tiered Storage Managerのリフレッシュを実行してください。HP-PA CLIの示す原因:"<HP-PA CLIの示す原因>" 要因
HP-PA CLIでエラーが発生しました。
対処
HP-PA CLIの環境が正しいかを確認し,メッセージに表示しているHP-PA CLIの示す原因を取り除いてから再度,Tiered Storage Managerのリフレッシュを実行してください。
KATS63203-E HP-PA CLIの応答の最大待ち時間を超えました。HP-PAサーバの状態を確認し,HP-PAサーバの負荷の少ない状態で再度Tiered Storage Managerのリフレッシュを実行してください。 要因
HP-PA CLIの応答の最大待ち時間を超えました。
対処
HP-PAサーバの状態を確認し,HP-PAサーバの負荷の少ない状態で再度Tiered Storage Managerのリフレッシュを実行してください。
KATS63204-E HP-PA CLIの結果が不正です。 要因
HP-PA CLIの結果が不正です。
対処
HP-PA CLIの環境が正しいかを確認し,再度,Tiered Storage Managerのリフレッシュを実行してください。また同様な結果となる場合はTiered Storage Managerと共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS63205-E HP-PA CLIのバージョンが適用バージョンではありません。CLIを適用のバージョンにバージョンアップした後,再度,Tiered Storage Managerのリフレッシュを実行してください。 要因
HP-PA CLIのバージョンが適用バージョンではありません。
対処
HP-PA CLIを適用バージョンにバージョンアップ後,Tiered Storage Managerのリフレッシュを実行してください。
KATS63206-W HP-PAサーバとTiered Storage Managerサーバの構成情報が一致していません。HP-PAサーバ及びHTSMの構成情報を最新にしてください。Tiered Storage Managerはリフレッシュすることで構成情報が最新となります。不一致項目:"<ストレージサブシステムまたはアレイグループ>",Tiered Storage Managerが情報を取得しようとしたサブシステムのDKC番号:"<DKC番号>",アレイグループ番号:"<アレイグループ番号>" 要因
メッセージに表示されたTiered Storage Managerサーバの構成情報であるサブシステムまたはサブシステムのアレイグループが,HP-PAサーバでは認識できません。
対処
HP-PAサーバおよびTiered Storage Managerの構成情報を最新にしてください。Tiered Storage Managerはリフレッシュすることで構成情報が最新となります。
KATS63207-E HP-PA CLIのプロセスが他の処理により,キャンセルされました。 要因
ほかの処理により,プロセスがキャンセルされました。
対処
状況を確認後,再度Tiered Storage Managerのリフレッシュを実行してください。
KATS63910-E Tuning Managerへのリクエストメッセージの作成で予期しないエラーが発生しました。 要因
Tiered Storage Managerで内部エラーが発生しているおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS63920-E Tuning Managerへの接続で予期しないエラーが発生しました。 要因
Tiered Storage Managerで内部エラーが発生しているおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS63930-E Tuning Managerから取得した情報の読み込みで予期しないエラーが発生しました。ホスト名:"<ホスト名>",ポート番号:"<ポート番号>" 要因
Tuning Managerから取得した情報に不正な情報が含まれているおそれがあります。
対処
Tiered Storage Manager,共通コンポーネント,および接続先のTuning Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS63931-E Tuning Managerからの情報の取得中に予期しないエラーが発生しました。ホスト名:"<接続したサーバのホスト名>",ポート番号:"<接続したサーバのポート番号>" 要因
Tuning Managerから不正情報が返却された可能性があります。
対処
Tiered Storage Managerと共通コンポーネントの保守情報,および,接続先のTuning Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS63940-E HP-PA CLIの発行処理で予期しないエラーが発生しました。 (information:"<information>") 要因
Tiered Storage Managerで内部エラーが発生しているおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerと共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68001-E ログ出力時に種別 "<エラー種別コード>" のエラーが発生しました。 ログ種別:"<ログ種別>" 要因
ログファイルへの書き込みが失敗しました。
種別"<エラー種別コード>"に入る内容とその意味は,次のとおりです。
  • I/O:ログファイルへの入出力処理に失敗しました。
  • 1:イベントログの出力に失敗しました。
  • 2:PP固有トレースログの出力に失敗しました。
  • 3:統合トレースログの出力に失敗しました。
  • 4:内部パラメーターがnullです。
  • 5:内部パラメーターが不正です。
  • 6:複数のログの出力に失敗しました。
ログ種別"<ログ種別>"に入る文字とその意味は,次のとおりです。
  • Server Message Log:Tiered Storage Managerサーバメッセージログ
  • Server Trace Log:Tiered Storage Managerサーバトレースログ
  • GUI Message Log:Tiered Storage Manager GUIメッセージログ
  • GUI Trace Log:Tiered Storage Manager GUIトレースログ
対処
Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68002-E ログの初期化時に種別 "<エラー種別コード>" のエラーが発生しました。 ログ種別:"<ログ種別>" 要因
ログの初期化処理時に,ログファイルの生成またはログファイルへの書き込みが失敗しました。
種別"エラー種別コード"に入る内容とその意味は,次のとおりです。
  • I/O:ファイルへの入出力処理に失敗しました。
  • 1:内部パラメーターがnullです。
  • 2:内部パラメーターが不正です。
  • 3:バージョンファイルへのアクセスに失敗しました。
  • 4:そのほかの理由で初期設定が中断されました。
ログ種別"<ログ種別>"に入る文字とその意味は,次のとおりです。
  • Server Message Log:Tiered Storage Managerサーバメッセージログ
  • Server Trace Log:Tiered Storage Managerサーバトレースログ
  • GUI Message Log:Tiered Storage Manager GUIメッセージログ
  • GUI Trace Log:Tiered Storage Manager GUIトレースログ
対処
Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68003-E ログ出力先ディレクトリ"<ログ出力先ディレクトリ名>"の生成が許可されませんでした。 要因
ディレクトリを生成する権限がありません。または,ログ出力先ディスクに十分な空き領域がありません。
対処
ディレクトリ生成の権限があるユーザーで実行してください。または,現在のユーザーにディレクトリ生成の権限を与えてから起動してください。
ログ出力先ディスクに十分な空き領域がない場合は,空き領域を確保するか,ログ出力先の設定を十分な空き領域のあるディスクへ変更してから再度実行してください。
KATS68004-E "<ログ種別>"のログ出力閾値変更時に,内部エラーが発生しました。 内部エラーコード:"<内部エラーコード>" 要因
ログ出力閾値変更処理時に内部エラーが発生しました。
"<ログ種別>"に入る文字とその意味は,次のとおりです。
  • Server Message Log:Tiered Storage Managerサーバメッセージログ
  • Server Trace Log:Tiered Storage Managerサーバトレースログ
  • GUI Message Log:Tiered Storage Manager GUIメッセージログ
  • GUI Trace Log:Tiered Storage Manager GUIトレースログ
対処
Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68005-E ログ出力閾値を変更する権限がありません。"Admin"権限が必要です。 要因
現在ログインしているユーザーはTiered Storage ManagerのAdmin権限がありません。
対処
Tiered Storage ManagerのAdmin権限のあるユーザーで実行してください。
KATS68006-E Event/syslogへの出力時にエラーが発生しました。 要因
Event/syslogへの書き込みに失敗しました。
対処
Eventログのアプリケーションログが満杯の場合は,アプリケーションログを拡張するか上書きができる状態にしてください。アプリケーションログが書き込める状態の場合は,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68007-E ログ出力時にエラーが発生しました。 ログ種別:"<ログ種別>", メッセージID:"<出力に失敗したメッセージID>" 要因
ログファイルへの書き込みに失敗しました。
ログ種別"<ログ種別>"に入る文字とその意味は,次のとおりです。
  • Server Message Log:Tiered Storage Managerサーバメッセージログ
  • Server Trace Log:Tiered Storage Managerサーバトレースログ
  • GUI Message Log:Tiered Storage Manager GUIメッセージログ
  • GUI Trace Log:Tiered Storage Manager GUIトレースログ
対処
Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68008-E ログ出力閾値変更に失敗しました。 要因
ログ出力閾値の変更時にエラーが発生しました。
対処
このメッセージの直前に出力されている,同一のスレッドIDのメッセージに従って対処してください。直前に同一のスレッドIDのメッセージが出力されていない場合は,再度実行してください。それでも解決しない場合は,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68009-E ログ出力閾値取得に失敗しました。 要因
ログ出力閾値の取得時にエラーが発生しました。
対処
このメッセージの直前に出力されている,同一のスレッドIDのメッセージに従って対処してください。直前に同一のスレッドIDのメッセージが出力されていない場合は,再度実行してください。それでも解決しない場合は,Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68010-I ログ出力閾値が変更されました。 メッセージログ出力閾値:"<メッセージログ出力閾値>",トレースログ出力閾値:"<トレースログ出力閾値>" 要因
-
対処
-
KATS68020-E 認証に失敗したか,または権限がないためログインできません。 要因
次のどちらかの要因が考えられます。
  • ユーザーIDまたはパスワードに誤りがあります。
  • Tiered Storage Managerに対するログイン権限がありません。
このエラーの直後にKATS68045-Eが出力されている場合は,Device Managerサーバとの接続用に設定されているユーザーIDに問題があります。KATS68045-Eの要因・対処欄を参照してください。
対処
Tiered Storage Managerへのログイン権限のある,正しいユーザーIDとパスワードを入力してください。このエラーの直後にKATS68045-Eが出力されている場合は,KATS68045-Eの要因・対処欄を参照してください。
KATS68021-E ログインに失敗しました。 再ログインしてください。 要因
認証情報が有効ではありません。
対処
再ログインしてください。
KATS68022-E 認証処理中に内部エラーが発生しました。 要因
Tiered Storage Managerまたは共通コンポーネント内で障害が発生しているおそれがあります。次のどれかの要因が考えられます。
  • 共通コンポーネントにTiered Storage ManagerまたはDevice Managerが登録されていません。
  • 共通コンポーネントで障害が発生しています。
  • 共通コンポーネントのリポジトリーが停止しています。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68023-E Tiered Storage Managerにログインする権限がありません。 要因
Tiered Storage Managerにログインする権限がありません。
対処
次のどちらかの対策をしてください。
  • Tiered Storage Managerに対するアクセス権限のあるユーザーIDでログインしてください。
  • 共通ユーザー管理を使って,ログインするユーザーIDにTiered Storage Managerの権限を与えてください。
KATS68024-E 認証処理中にエラーが発生しました。 要因
共通コンポーネントへのログイン中にエラーが発生しました。共通コンポーネントが起動していないか,または通信経路に異常が発生しているおそれがあります。
外部認証サーバ連携機能を使用している場合は,外部認証サーバとの通信に失敗しているおそれがあります。
対処
外部認証サーバ連携機能を使用している場合は,次の手順で対処してください。
外部認証サーバがLDAPの場合
  1. exauth.propertiesに設定されているホスト,ポートおよびプロトコルを使用して外部認証サーバにアクセスできるかどうか,外部認証サーバの設定またはネットワークの状態を確認してください。
  2. hcmdsldapuserコマンドでexauth.propertiesauth.server.name属性に指定したサーバ名の情報が登録されていることを確認してください。
  3. StartTLSで通信するときは,SSLの設定を確認してください。
  4. 問題が解決しないときは,Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,問い合わせ窓口に連絡してください。
外部認証サーバがRADIUSの場合
  1. exauth.propertiesに設定されているホスト,ポートおよびプロトコルを使用して外部認証サーバにアクセスできるかどうか,外部認証サーバの設定またはネットワークの状態を確認してください。
  2. hcmdsradiussecretコマンドでexauth.propertiesauth.server.name属性に指定したサーバ名の情報が登録されていることを確認してください。
  3. 問題が解決しないときは,Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,問い合わせ窓口に連絡してください。
外部認証サーバ連携機能を使用していない場合は,共通コンポーネントの起動を確認してから,再度実行してください。再度実行してもエラーが発生する場合は,Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68025-E Device Managerサーバとの接続用に設定されているユーザーIDに,Device Managerに対する"Modify"権限が与えられていません。 要因
次のどれかの要因が考えられます。
  • インストール時またはユーザー情報変更コマンド(htsmmodhdvmuser)で設定したDevice Managerサーバ接続用のユーザーIDに対して,Device ManagerのModify権限が与えられていません。
  • インストール時またはユーザー情報変更コマンド(htsmmodhdvmuser)で設定したユーザーIDに誤りがありました。
  • インストール時またはユーザー情報変更コマンド(htsmmodhdvmuser)で設定したユーザーIDに,共通ユーザー管理でパーミッションを設定していないか,またはユーザーIDが変更されたおそれがあります。
対処
インストール時またはユーザー情報変更コマンド(htsmmodhdvmuser)で設定したユーザーIDが正しいかどうか見直してください。
その後,ユーザー情報変更コマンドを使って,Device ManagerのModify権限を持つ正しいユーザーIDとパスワードを設定し直すか,または共通ユーザー管理機能を使って,該当するユーザーにDevice ManagerのModify権限を与えてください。
KATS68026-E Device Managerサーバとの接続用に設定されているユーザーIDに,Device Managerの"All Resources"リソースグループが割り当てられていません。 要因
インストール時またはユーザー情報変更コマンド(htsmmodhdvmuser)で設定した"Device Managerサーバ接続用のユーザーID"に対して,Device Managerの"All Resources"リソースグループが割り当てられていません。
次のどちらかの要因が考えられます。
  • インストール時またはユーザー情報変更コマンド(htsmmodhdvmuser)で設定したユーザーIDに誤りがあります。
  • 該当するユーザーに対して,Device Managerの"All Resources"リソースグループが割り当てられていないか,またはリソースグループが変更されました。
対処
次の対処をしたあと,Tiered Storage Managerサーバを再起動してください。
  • インストール時またはユーザー情報変更コマンド(htsmmodhdvmuser)で設定したユーザーIDが正しいかどうか見直してください。ユーザーIDが正しくない場合は,ユーザー情報変更コマンドを使って,Device ManagerのModify権限を持ち,かつ"All Resources"リソースグループに割り当てられている正しいユーザーIDとパスワードを設定してください。
  • 該当するユーザーに対してDevice ManagerのModify権限が与えられていない場合は,共通ユーザー管理機能を使って,Device ManagerのModify権限を与えてください。
  • 該当するユーザーに対してDevice Managerの"All Resources"リソースグループが割り当てられていない場合は,Device Managerのリソースグループ割り当て機能を使って,"All Resources"リソースグループを割り当ててください。
KATS68040-E Device Managerのユーザー情報を取得できません。 要因
Device Managerが5.9以降の場合
Device Managerとの接続に失敗しました。
Device Managerが5.9未満の場合
Tiered Storage ManagerにDevice Managerのユーザーが登録されていないおそれがあります。
対処
Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68042-E 共通コンポーネントの接続先の設定に失敗しました。 要因
server.base.ipaddressファイルおよびserver.base.portファイルの設定値に誤りがあるおそれがあります。
対処
server.base.ipaddressファイルおよびserver.base.portファイルの指定値を見直してください。指定値に問題がない場合は,Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68043-E 共通コンポーネントのインストール先設定に失敗しました。 要因
Tiered Storage Managerの起動時に,内部エラーが発生しました。
対処
Tiered Storage Managerおよび共通コンポーネントの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KATS68044-E プロパティ"<プロパティ名>"に設定されている値が不正です。 要因
プロパティの設定値に誤りがあります。
対処
プロパティに正しい値を指定してください。
KATS68045-E Device Managerサーバとの接続用に設定されているユーザーIDまたはパスワードが正しくありません。 要因
Device Managerが5.9以降の場合
Device Managerとの接続に失敗しました。
Device Managerが5.9未満の場合
次のどれかの要因が考えられます。
  • 共通ユーザー管理に登録されていないユーザーIDです。
  • 共通ユーザー管理に登録されているパスワードと異なります。
  • ユーザーIDのアカウントがロック状態です。
  • Device Managerのログイン権限がないユーザーIDです。
インストール時またはユーザー情報変更コマンドで設定した値が誤っていたか,または共通ユーザー管理で該当するユーザーが削除されたか,もしくはパスワードや権限が変更されたおそれがあります。
対処
Device Managerが5.9以降の場合
Tiered Storage Managerの保守情報を取得して,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
Device Managerが5.9未満の場合
インストール時またはユーザー情報変更コマンド(htsmmodhdvmuser)で設定したユーザーIDおよびパスワードが,要因のどれかに当てはまらないか見直してください。見直し後,ユーザー情報変更コマンドを使って,正しいユーザーIDとパスワードを設定し直してください。または共通ユーザー管理を使って,ユーザーの設定を変更してください。
KATS68046-E URLの先頭または末尾に空白文字が指定されました。 不正なURL:"<不正なURL>" 要因
URLの先頭および末尾に空白文字は指定できません。
対処
先頭および末尾に空白文字を含まないURLを入力してください。
KATS68047-E 入力されたURLのアドレスの文字の長さが不正です。 不正なURL:"<不正なURL>",入力された文字の長さ(UTF8-換算でのバイト数):"<入力された文字の長さ>",指定可能な文字の長さ(UTF-8換算でのバイト数):1から"<指定可能な文字の長さ>" 要因
入力したURLのアドレス部分の文字数が制限文字数を超えているか,または入力されていません。
対処
1文字以上制限文字数以下でアドレスを入力してください。
なお,ASCII文字1文字はUTF-8換算で1バイトとなり,そのほかの文字の1文字はUTF-8換算で1~3バイトとなります(例:漢字,半角かたかなは3バイト)。
KATS68048-E URLに使用禁止文字("<使用禁止文字>")が含まれています。 要因
URLに使用禁止文字が含まれています。
対処
URLを正しく入力してください。
KATS68049-E URLのプロトコルが不正です。 要因
URLのプロトコル部分の指定に誤りがあります。
対処
"mailto:"など,プロトコルを正しく指定してください。
KATS68050-W メール送信機能で使用するプロパティが設定されていないか,または不正です。プロパティキー:"<プロパティキー>" 要因
イベント通知機能で使用するプロパティを設定していないか,またはプロパティに誤りがあります。
対処
イベント通知機能を使用する場合は,プロパティ:"<プロパティ>"に正しい値を設定して,Tiered Storage Managerサーバを再起動してください。
KATS68051-W SMTPサーバに接続するための認証用情報が設定されていません。 要因
SMTPサーバに接続するための認証用情報を設定していません。
対処
イベント通知機能を使用する場合は,SMTP認証ユーザー情報変更コマンド(htsmmodmailuser)を使用して,次の手順でSMTP認証ユーザー情報(ユーザーIDおよびパスワード)を設定してください。
  1. Tiered Storage Managerサーバを停止する。
  2. SMTP認証ユーザー情報変更コマンドを使用して,SMTP認証ユーザー情報を設定する。
  3. Tiered Storage Managerサーバを再起動する。
KATS68052-E SMTPサーバ情報が設定されていないか,または不正なため,メールを送信できません。 要因
SMTPサーバ情報を設定していないか,または不正です。Tiered Storage Managerサーバ起動時に,KATS68050-WまたはKATS68051-Wのエラーメッセージが出力されています。
対処
KATS68050-WまたはKATS68051-Wの対処欄を参照して,対処してください。
KATS68053-E メール送信で指定されたアドレスの形式が不正です。種別:"<種別>",アドレス:"<通知先メールアドレス>" 要因
メール送信用に指定した次のアドレスの形式が不正です。
  • 送信先アドレス
  • server.mail.fromプロパティに設定されているアドレス
  • server.mail.errorsToプロパティに設定されているアドレス
対処
アドレスの形式を正しく指定してください。プロパティを変更した場合は,Tiered Storage Managerサーバを再起動してください。
KATS68054-E 認証に失敗したため,SMTPサーバに接続できませんでした。 要因
SMTPサーバの認証に失敗しました。
対処
次の対処をしてください。
  • SMTP認証情報設定コマンド(htsmmodmailuser)を使用して,次の手順でSMTP認証できるユーザーIDおよびパスワードを再設定してください。
  1. Tiered Storage Managerサーバを停止する。
  2. SMTP認証情報設定コマンドを使用して,SMTP認証できるユーザーIDおよびパスワードを再設定する。
  3. Tiered Storage Managerサーバを再起動する。
  • SMTPサーバ側の設定で,該当するユーザーを認証できるようにしてください。
KATS68055-E 宛先不正のため,メール送信に失敗しました。宛先:"<宛先>" 要因
メール送信先アドレスに誤りがあります。
対処
メールの送信先アドレスを正しく指定してください。
KATS68056-E メール送信処理でエラーが発生しました。メール送信に関する設定を見直してください。 要因
メール送信時にエラーが発生しました。メール送信に関する設定に誤りがあります。
対処
メール送信に関する設定を正しく設定してください。
  • メール送信用のプロパティの設定値(SMTPサーバのホスト名,IPアドレスおよびポート番号)が正しいか。
  • 指定したSMTPサーバが起動しているか。
  • SMTPサーバの環境設定が正しいか。
  • 回線が正しく接続されているか。
  • SMTPサーバのディスク容量に空きがあるか。
メール送信用のプロパティを変更した場合は,Tiered Storage Managerを再起動してください。

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