Tiered Storage Manager Software CLI リファレンスガイド
DeleteMigrationGroupコマンドは,マイグレーショングループを削除します。マイグレーショングループ内のボリューム有無に関わらず削除できます。
次の状態のマイグレーショングループは削除できません。
- 終了状態(End)でないタスクに指定されているマイグレーショングループ
- リフレッシュの状態が「実行中」または「終了(失敗)」であるストレージドメインの中のマイグレーショングループ
- 終了状態(End)でないシュレッディングタスクが完了したあとの移動先に指定されているマイグレーショングループ
- 終了状態(End)でないロッキングタスクが完了したあとの移動先に指定されているマイグレーショングループ
- 終了状態(End)でないアンロッキングタスクが完了したあとの移動先に指定されているマイグレーショングループ
タスクの状態はGetTasksコマンドで確認してください。
リフレッシュが必要なストレージドメインに対してコマンドを実行した場合,標準エラー出力に警告メッセージが出力されます。
- この項の構成
- (1) 記述形式
- (2) オプション
- (3) パラメーター
- (4) 出力項目
- (5) コマンド指定例と実行結果
htsmcli [ サーバのロケーション] DeleteMigrationGroup [ 共通オプション ] [ { -d | --detail } ] storagedomainname=ストレージドメイン名 name=マイグレーショングループ名
- -dまたは--detail
- CLIコマンド実行後に,詳細情報を標準出力に表示したいときに指定します。
- 省略した場合,標準出力には何も表示されません。
表5-18 DeleteMigrationGroupコマンドのパラメーター
パラメーター名 説明 storagedomainname ストレージドメイン名を指定します。 name 削除するマイグレーショングループの名称を指定します。
DeleteMigrationGroupコマンドの出力項目は,CreateMigrationGroupコマンドの出力項目と同じです。CreateMigrationGroupコマンドの「(4) 出力項目」を参照してください。
- コマンド指定例:
ストレージドメインMegaTechUSP600-PrimaryからマイグレーショングループMG01を削除します。htsmcli DeleteMigrationGroup --detail storagedomainname="MegaTechUSP600-Primary" name="MG01"- 実行結果:
RESPONSE: An instance of StorageDomain(1 of 1) name=MegaTechUSP600-Primary List of 1 MigrationGroup elements: An instance of MigrationGroup(1 of 1) name=MG01 canMigrate=Yes notifyToURL= remindAt= reminderDescription= arrayGroupSelectionRule=MinimumCoverage arrayGroupAvoidanceOfMigrationGroups=MG012,MG013 description=MigrationGroup01
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