Tiered Storage Manager Software CLI リファレンスガイド
DeleteStorageTierコマンドは,ストレージ階層を削除します。ストレージ階層内のボリューム有無に関わらず削除できます。
次の状態のストレージ階層は削除できません。
- 終了状態(End)でないタスクに指定されているストレージ階層
- リフレッシュの状態が「実行中」または「終了(失敗)」であるストレージドメインの中にあるストレージ階層
タスクの状態はGetTasksコマンドで確認してください。
リフレッシュが必要なストレージドメインに対してコマンドを実行した場合,標準エラー出力に警告メッセージが出力されます。
- この項の構成
- (1) 記述形式
- (2) オプション
- (3) パラメーター
- (4) 出力項目
- (5) コマンド指定例と実行結果
htsmcli [ サーバのロケーション] DeleteStorageTier [ 共通オプション ] [ { -d | --detail } ] storagedomainname=ストレージドメイン名 name=ストレージ階層名
- -dまたは--detail
- CLIコマンド実行後に,詳細情報を標準出力に表示したいときに指定します。
- 省略した場合,標準出力には何も表示されません。
表5-10 DeleteStorageTierコマンドのパラメーター
パラメーター名 説明 storagedomainname ストレージドメイン名を指定します。 name 削除するストレージ階層の名称を指定します。
DeleteStorageTierコマンドの出力項目は,CreateStorageTierコマンドの出力項目と同じです。CreateStorageTierコマンドの「(4) 出力項目」を参照してください。
- コマンド指定例:
ストレージドメインMegaTechUSP600-Primaryの中にあるストレージ階層MegaTech-HighCostを削除します。htsmcli DeleteStorageTier --detail storagedomainname="MegaTechUSP600-Primary" name="MegaTech-HighCost"- 実行結果:
RESPONSE: An instance of StorageDomain(1 of 1) name=MegaTechUSP600-Primary List of 1 StorageTier elements: An instance of StorageTier(1 of 1) name=MegaTech-HighCost filterCondition=RAIDLevel= 'RAID5(3D+1P)' AND Capacity < '1GB' description= cost=USD3000/TB/Year chargefor=Allocated dpcost=USD3/GB/Year dpchargefor=Consumed
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