Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド
ホスト情報ファイルの入力規則を次に示します。
- エンコーディングには,UTF-8を使用してください。
- ホスト情報ファイルに記載できるレコードは最大10,250件です。
ただし,ImportHostsコマンドで,一度に実行できるレコード数は最大1,000件です。1,000件を超えるレコードが記載されている場合には,マッピング定義ファイルで読み込み開始レコードを変更するか,ホスト情報ファイルを分割して,複数回に分けてコマンドを実行してください。- レコードは改行コード(CRLF,CR,LF)で区切ります。最終レコードにも改行コードを入力してください。ただし,引用符(")で囲まれた改行コードは,レコードの区切りとは見なされません。
- フィールド(各項目の値)はコンマ(,)で区切ります。
- フィールドの値に コンマ,引用符,または改行が含まれる場合,値全体を引用符で囲みます(値がa,aの場合,"a,a")。
また,値の中に引用符が含まれる場合,引用符を二重に記載します(値がb"bの場合,"b""b")。- ホスト名以外の項目にハイフン(-)が記述されている場合,入力値なしと見なします。
各フィールド(ホスト情報)の入力形式を次の表に示します。
表7-1 ホスト情報ファイル(CSVファイル)に記載するホスト情報の入力形式
項目 説明 ホスト名 この項目は必ず記載してください。
次の文字を使用して,1~50 バイトの範囲で記載します。
A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( ) + - = @ [ ] ^ _ ` { } ~
大文字と小文字は区別されません。
GUIと併用する場合はGUIの入力規則に従ってください。
ホスト情報ファイル内に同じ名前のホストが複数記述されている場合は,最初のホストだけが登録されます。最初のホストがエラーになった場合も,以降の同名ホストは登録されません。WWN※ 16桁の16進数を次の形式で指定します。
「10000000C971BFD8」「10.00.00.00.C9.71.BF.D8」「10:00:00:00:C9:71:BF:D8」
大文字と小文字は区別されません。
複数指定する場合は,コンマまたは改行で区切ります。iSCSIネーム※ iqn形式またはeui形式で記載します。
次の文字を使用して,1~223 バイトの範囲で記載します。
A~Z a~z 0~9 - . :
大文字と小文字は区別されません。
複数指定する場合は,コンマまたは改行で区切ります。
仮想化サーバの場合,iSCSIネームは記載できません。ホスト情報ファイルにiSCSIネームが記載されたホストは,すべて通常ホストとして登録されます。IPアドレス(IPv4)※ IPv4 形式のIP アドレスを記載します。 IPアドレス(IPv6)※ IPv6 形式のIP アドレスを記載します。
大文字と小文字は区別されません。OSタイプ OSの種類を記載します。
大文字と小文字は区別されません。
ここで記載した文字列をマッピング定義ファイルのプロパティ値として定義すると,OSタイプが設定されます。
- 注※
- WWNとiSCSIネーム,およびIPアドレス(IPv4)とIPアドレス(IPv6)は混在して記載できます。混在して記載する例を次に示します。
All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.