Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド

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4.4.11 MergeHost

MergeHostコマンドは,Device Managerサーバのデータベースに登録されているホスト(統合元ホスト)に割り当てられたWWNまたはiSCSIネームを1つのホスト(統合先ホスト)に統合します。統合したあと,統合元ホストは削除されます。

次に示すタイプのホストは統合できません。

パラメーター

表4-90 MergeHostコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
targetname 必須 統合先ホストのホスト名
hostnames 必須 統合元ホストのホスト名
複数指定する場合は,コンマで区切って指定します。このため,ホスト名に含まれるコンマは区切り文字として認識されます。ホスト名にコンマが含まれる場合は,MergeHostコマンドを実行する前に,ModifyHostコマンドで,コンマを含まないホスト名に変更してください。
一度に移行できるWWNおよびiSCSIネームの合計は100個までです。統合元ホストに割り当てられたWWNおよびiSCSIネームの合計が100個以下となるように統合元ホストを指定してください。
WWNまたはiSCSIネームが登録されていないホストは指定しないでください。指定するとエラーとなります。
iscsinamediscard 任意 通常ホストを仮想化サーバに統合する場合に,通常ホストのiSCSIネームを破棄するときは,trueを指定します。
統合元ホストがiSCSIネームで管理されている通常ホストで,統合先ホストが仮想化サーバの場合,このパラメーターを省略するとエラーになります。

事前に取得するパラメーター値

targetnameおよびhostnames
GetHostコマンドの実行結果から取得してください。このコマンドの実行結果では,name値がAn instance of Hostの下に表示されます。このname値を使用してパラメーターtargetnameまたはhostnamesを指定します。

コマンド実行例

HiCommandCLI MergeHost -o "D:\logs\MergeHost.log" "targetname=host0" "hostnames=host6,host7" "iscsinamediscard=true"

コマンド実行結果

RESPONSE:
An instance of Host
  objectID=HOST.1
  name=host0
  hostID=1
  capacityInKB=0
  hostType=3
  managedBy=-1
  osType=VMware
  statusOfDBUpdating=0
  List of 2 WWN elements:
    An instance of WWN
      WWN=50.06.0E.80.05.27.35.47
    An instance of WWN
      WWN=10.00.00.00.C9.3D.2A.88

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