Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド

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4.4.3 AddHostRefresh

AddHostRefreshコマンドは,Device Managerが管理するホストについての情報を更新します。

重要
  • このコマンドは,仮想化サーバをサポートしていません。vMAまたはHost Data Collectorを使用して登録した仮想化サーバの情報を最新の状態に更新する場合は,RefreshVirtualizationServerコマンドを使用してください。
  • このコマンドは,ファイルサーバをサポートしていません。
  • コピーペアを一括管理しているホストと異なるホストを使って作成したコピーペアの場合,コピーペアを一括管理しているホストがこのペアボリュームを認識していないとき,AddHostRefreshコマンドを実行してもコピーペアのコピー状態は更新されません。この場合はコピー状態を更新したいペアボリュームを持つストレージシステムを,AddStorageArrayコマンドを使用してリフレッシュしてください。

書式

特定のホストの情報を更新する場合:

HiCommandCLI [URL] AddHostRefresh [オプション]
{objectid=対象ホストのオブジェクトID|hostname=対象ホストの名前}

パラメーター

表4-81 AddHostRefreshコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
objectid 任意 対象ホストのオブジェクトID
objectidまたはhostnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
hostname 任意 対象ホストの名前
objectidまたはhostnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。

事前に取得するパラメーター値

objectid
GetHostコマンドの実行結果から取得してください。このコマンドの実行結果では,objectID値がAn instance of Hostの下に表示されます。このobjectID値を使用してパラメーターobjectidを指定します。

hostname
GetHostコマンドの実行結果から取得してください。このコマンドの実行結果では,name値がAn instance of Hostの下に表示されます。このname値を使用してパラメーターhostnameを指定します。

コマンド実行例

この例では,AddHostRefreshコマンドを実行してHOST.5というオブジェクトIDを持つホストについての最新情報を取得します。

HiCommandCLI AddHostRefresh -o "D:\logs\AddHostRefresh.log" "objectid=HOST.5"

コマンド実行結果

RESPONSE:
An instance of Host
  objectID=Host.5
  name=rise
  hostID=5
  ipAddress=192.168.32.164
  capacityInKB=0
  hostType=-1
  managedBy=-1
  osType=Windows
  statusOfDBUpdating=0
  

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