Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド
AddHostInfoコマンドは,LUNのHostInfo(ホストが使用しているストレージの情報)を追加します。
重要
- このコマンドは,仮想化サーバおよびファイルサーバをサポートしていません。
パラメーター名 指定のレベル 説明 serialnum 必須 パスのストレージシステムのシリアル番号 model 必須 パスのストレージシステムのモデル hostname 必須 HostInfoオブジェクトの名前
指定できる文字数は1~50バイトです。ipaddress 任意 ホストのIPv4のIPアドレス ipv6address 任意 ホストのIPv6のIPアドレス mountpoint 任意 パスに対応したホストファイルシステムのマウントポイント port 任意 パスがあるポート番号
portまたはportnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。portname 任意 パスがあるポート名
portまたはportnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。domain 必須 パスのドメインID
このパラメーターは10進数および16進数で指定できます。16進数で指定する場合は,プレフィックスとして0xを付けてください。
実行結果は10進数で出力されます。devnum 必須 パスのデバイス番号 実行結果は10進数で出力されます。
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。
- Hitachi USPおよびSANRISE9900Vの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。
- そのほかのストレージシステムの場合:
- 10進数で指定します。
osscsibus 必須 ホストSCSIバス番号 osscsiid 必須 仮想化ホストSCSI ID oslun 必須 仮想化ホストLUN portwwn 任意 ホストバスアダプターのポートWWN
パラメーターportwwnおよびportiscsinameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。filetype 任意 ファイルシステムのタイプ filename 任意 ファイルシステムの名前 size 任意 LUNのサイズ(MB) percentused 任意 LUNの使用率(%) portiscsiname 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)ホスト(iSCSIイニシエーター)のiSCSIネーム
iSCSIネームは,iqn形式またはeui形式で指定してください。
使用できる文字は次のとおりです。
A~Z a~z 0~9 - . :
iSCSIネームの大文字と小文字は区別されません。
指定できる文字数は1~223バイトです。
パラメーターportwwnおよびportiscsinameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- port,domain,およびdevnum
- GetStorageArray (subtarget=Path)コマンドの実行結果から取得してください。GetStorageArrayコマンドを実行する時には,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはPathを指定してください。実行結果では,PathにportID値,domainID値,およびdevNum値が表示されます。これらのportID値,domainID値,およびdevNum値をそれぞれパラメーターport,パラメーターdomain,およびパラメーターdevnumとして指定してください。
- portname
- GetStorageArray (subtarget=Port)コマンドの実行結果から取得してください。実行結果では,displayNameがAn instance of Portの下に表示されます。この値をportnameとして指定してください。
この例では,ストレージシステム(シリアル番号:10001,モデル:HDS9980V)のLUN(デバイス番号:2,ポート番号:7,ドメインID:0)に接続するホストに関する次の情報を,AddHostInfoコマンドで指定します。
- HostInfoオブジェクト名:MY_HOSTINFO_HDS9980V
- ホストIPアドレス:172.16.64.159
- マウントポイント:C:
- ファイルシステムのタイプ:NTFS
- ファイル名:C:
- SCSIバス番号:0
- ホストLUN:1
- HBA WWN:11.22.33.44.55.66.77.88
- LUNサイズ:10MB
- 使用中のLUN:10%
HiCommandCLI AddHostInfo -o "D:\logs\AddHostInfo.log" serialnum=10001 model=HDS9980V hostname=MY_HOSTINFO_HDS9980V ipaddress=172.16.64.159 mountpoint=C: port=7 domain=0 devnum=2 osscsibus=0 osscsiid=15 oslun=1 portwwn=11.22.33.44.55.66.77.88 filetype=NTFS filename=C: size=10 percentused=10RESPONSE: An instance of HostInfo objectID=HOSTINFO.MY_HOSTINFO_HDS9980V.0.15.1 name=MY_HOSTINFO_HDS9980V serialNumber=10001 arrayType=HDS9980V ipAddress=172.16.64.159 mountPoint=C: portID=7 portName=CL1-H domainID=0 scsiID=15 lun=2 devNum=2 displayDevNum=00:02 osScsiBus=0 osScsiID=15 osLun=1 portWWN=11.22.33.44.55.66.77.88 fileSystemType=NTFS fileSystemName=C: sizeInMB=10 percentUsed=10 lastUpdated=1039003476
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