Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド

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4.1.59 ModifyPort

ModifyPortコマンドは,ポートの属性およびホストストレージドメインの属性を変更します。

重要
  • トポロジーの値は,変更してもすぐに反映されないことがあります。その場合は数十秒待ってからストレージシステムのリフレッシュ(AddStorageArrayコマンド)を実行してください。
  • ファイバーチャネルアドレスの値は,変更してもすぐに反映されないことがあります。その場合は対象ポートがファイバーネットワークに接続されていることを確認したあと,ストレージシステムのリフレッシュ(AddStorageArrayコマンド)を実行してください。
  • 高速モードに設定されているポートの属性(チャネルスピードまたはトポロジー)を変更したとき,対象ポートと同じ高速モード単位内のすべてのポートの属性に対しても対象ポートと同じ変更が行われます。対象ポート以外の属性の変更はDevice Managerサーバのデータベースにすぐに反映されません。ModifyPortコマンドを実行したあと,ストレージシステムのリフレッシュ(AddStorageArrayコマンド)を実行してください。対象ポートが高速モードに設定されているかどうかは,GetStorageArray (subtarget=PortController)コマンドの実行結果として出力されるPortControllerインスタンスのmode属性で確認できます。また,高速モード単位については,ストレージシステムのLUN Managementのマニュアルを参照してください。
  • HUS100でiSCSI接続の場合,IPv6に関する情報を変更してもすぐに反映されないことがあります。その場合は数十秒待ってからストレージシステムのリフレッシュ(AddStorageArrayコマンド)を実行してください。

Virtual Storage Platform(FCoE接続以外),Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,およびHUS VMの書式

HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[topology=ポートの新しいトポロジー]
[fibreaddr=ポートの新しいファイバーチャネルのアドレス]
[channelspeed={0|1|2|4|8}] [lunsec={true|false}]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmodeoption=ホストモードオプションのリスト]
[wwn=WWN wwnnickname=WWNのニックネーム]
[wwn=WWN newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[wwnnickname=WWNのニックネーム newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
重要
8GbpsはVirtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,またはHUS VMの場合だけ指定できます。

Virtual Storage Platformの書式(FCoE接続の場合)

HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[fibreaddr=ポートの新しいファイバーチャネルのアドレス]
[lunsec={true|false}]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmodeoption=ホストモードオプションのリスト]
[wwn=WWN wwnnickname=WWNのニックネーム]
[wwn=WWN newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[wwnnickname=WWNのニックネーム newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]

SANRISE9900Vの書式

HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[topology=ポートの新しいトポロジー]
[fibreaddr=ポートの新しいファイバーチャネルのアドレス]
[channelspeed={0|1|2}] [lunsec={true|false}]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[wwn=WWN wwnnickname=WWNのニックネーム]
[wwn=WWN newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[wwnnickname=WWNのニックネーム newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]

HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,およびHitachi SMSの書式(ファイバーチャネル接続の場合)

HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[topology=ポートの新しいトポロジー]
[fibreaddr=ポートの新しいファイバーチャネルのアドレス]
[channelspeed={0|1|2|4|8}] [lunsec={true|false}]
[portoption=ポートの新しいオプションリスト]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmode2=ポートのホスト接続モード2のリスト]
[wwn=WWN wwnnickname=WWNのニックネーム]
[wwn=WWN newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[wwnnickname=WWNのニックネーム newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[platform=簡易設定オプション(プラットフォーム)]
[middleware=簡易設定オプション(ミドルウェア)]
[alternatepath=簡易設定オプション(交替パス)]
[failover=簡易設定オプション(フェイルオーバー)]
[additionalparameter=簡易設定オプション(追加パラメーター)]

注※
ストレージシステムによって,指定できるパラメーターが異なります。

HUS100の書式(iSCSI接続の場合)

HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[lunsec={true|false}]
[portoption=ポートの新しいオプションリスト]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmode2=ポートのホスト接続モード2のリスト]
[ipaddress=ポートのIPアドレス]
[subnetmask=ポートのサブネットマスク]
[gateway=ポートのゲートウェイのIPアドレス]
[ipv6settingmode={disable|enable}]
[linklocalsettingmode={auto|manual}]
[linklocaladdress=リンクローカルアドレス]
[globalsettingmode={auto|manual}]
[globaladdress1=グローバルアドレス1]
[globaladdress2=グローバルアドレス2]
[gatewayforipv6=ポートのゲートウェイのIPアドレス]
[netportnum=ポート番号]
[keepalivetime=キープアライブタイム]
[mtu={1500|4500|9000}]
[vlansettingmode={disable|enable}]
[vlanid=VLANのID]
[domainiscsiname=ホストストレージドメインのiSCSIネーム]
[iscsiname=ホストのiSCSIネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[iscsinickname=ホストのiSCSIネームのニックネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[platform=簡易設定オプション(プラットフォーム)] 
[middleware=簡易設定オプション(ミドルウェア)]
[windowscale={disable|enable}]

Hitachi AMS2000の書式(iSCSI接続の場合)

HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[lunsec={true|false}]
[portoption=ポートの新しいオプションリスト]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmode2=ポートのホスト接続モード2のリスト]
[ipaddress=ポートのIPアドレス]
[subnetmask=ポートのサブネットマスク]
[gateway=ポートのゲートウェイのIPアドレス]
[netportnum=ポート番号]
[keepalivetime=キープアライブタイム]
[mtu={1500|4500|9000}]
[domainiscsiname=ホストストレージドメインのiSCSIネーム]
[iscsiname=ホストのiSCSIネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[iscsinickname=ホストのiSCSIネームのニックネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[platform=簡易設定オプション(プラットフォーム)] 
[middleware=簡易設定オプション(ミドルウェア)]

Hitachi AMS/WMSおよびHitachi SMSの書式(iSCSI接続の場合)

HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[lunsec={true|false}]
[portoption=ポートの新しいオプションリスト]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmode2=ポートのホスト接続モード2のリスト]
[ipaddress=ポートのIPアドレス]
[subnetmask=ポートのサブネットマスク]
[gateway=ポートのゲートウェイのIPアドレス]
[netportnum=ポート番号]
[keepalivetime=キープアライブタイム]
[domainiscsiname=ホストストレージドメインのiSCSIネーム]
[iscsiname=ホストのiSCSIネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[iscsinickname=ホストのiSCSIネームのニックネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[platform=簡易設定オプション(プラットフォーム)]
[middleware=簡易設定オプション(ミドルウェア)]
[alternatepath=簡易設定オプション(交替パス)]
[failover=簡易設定オプション(フェイルオーバー)]
[additionalparameter=簡易設定オプション(追加パラメーター)]

注※
ストレージシステムによって,指定できるパラメーターが異なります。

SANRISE9500Vの書式

HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[topology=ポートの新しいトポロジー]
[fibreaddr=ポートの新しいファイバーチャネルのアドレス]
[lunsec={true|false}]
[portoption=ポートの新しいオプションリスト]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmode2=ポートのホスト接続モード2のリスト]
[wwn=WWN wwnnickname=WWNのニックネーム]
[wwn=WWN newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[wwnnickname=WWNのニックネーム newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[platform=簡易設定オプション(プラットフォーム)]
[alternatepath=簡易設定オプション(交替パス)] 
[failover=簡易設定オプション(フェイルオーバー)] 
[additionalparameter=簡易設定オプション(追加パラメーター)]

パラメーター

表4-62 ModifyPortコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
serialnum 必須 ポートのストレージシステムのシリアル番号
model 必須 ポートのストレージシステムのモデル
port 任意 ポートの番号
portまたはportnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
portname 任意 ポート名
portまたはportnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
topology※1,※2 任意 ポートの新規トポロジー値
指定できる値は次のとおりです。
Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,SANRISE9900V,およびHUS VMの場合:
  • Fabric(on), FC-AL
  • Fabric(off), FC-AL
  • Fabric(on), Point-to-Point
  • Fabric(off), Point-to-Point
HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,Hitachi SMS,およびSANRISE9500Vの場合:
  • Loop
  • Point-to-Point
fibreaddr※1 任意 ポートの新規ファイバーチャネルアドレス(16進数文字列表現)
channelspeed※1,※2 任意
(Virtual Storage Platform
Universal Storage Platform V/VM
Hitachi USP
SANRISE9900V
HUS VM
HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)
ポートのファイバーチャネルの新規伝送速度
  • 0:自動
  • 1:1Gbps
  • 2:2Gbps
  • 4:4Gbps
  • 8:8Gbps
指定できる値はストレージシステムによって異なります。
  • Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VM:01248
  • Hitachi USP:0124
  • SANRISE9900V:012
  • HUS100:0248
  • Hitachi AMS2000およびHitachi SMS:01248
    8GbpsはHitachi AMS2300/2500またはハードウェアレビジョンが0200のHitachi AMS2100の場合だけ指定できます。
  • Hitachi AMS:
    ファームウェアのバージョンが0720/x-S以前,0720/x-Xの場合:012
    ファームウェアのバージョンが0710/x-M以降,0723/x-S以降,0723/x-X以降,0730/x-H以降の場合:0124
  • Hitachi WMS:012
lunsec 任意 LUN Securityの新規設定を有効化(trueまたはfalse
portoption 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS
SANRISE9500V)
ポートのオプションのリスト
セミコロンで区切って指定します。
すべてのストレージシステムで指定できる値は次のとおりです。
  • Reset ALL LIP Port Mode
  • Reset/LIP Mode (Process)
  • Reset/LIP Mode (Signal)
特定のストレージシステムで指定できる値は次のとおりです。
HUS100:
  • Autodiscover New HG Mode(ファームウェアのバージョンがx910/B以降の場合)
  • Command Queue Expansion Mode(ファームウェアのバージョンがx935/A以降の場合)
  • Command Unique Response Mode
  • Disable Selective Ack Mode
  • PLOGI Response Quick Mode(ファームウェアのバージョンがx935/A以降の場合)
  • PLOGI Timeout Prevention Mode
Hitachi AMS2000:
  • Command Unique Response Mode(ファームウェアのバージョンがx890/H-x以降の場合)
  • CPU Load Reduction for Cross-CTL I/O Mode(ファームウェアのバージョンがx888/Aとx890/Aを除く,x885/F-x以降で,Hitachi AMS2500の場合)
  • Disable Autodiscover New HG Mode(ファームウェアのバージョンがx8B5/A以降の場合)
  • PLOGI Response Quick Mode(ファームウェアのバージョンがx8B8/V以降の場合)
  • PLOGI Timeout Prevention Mode(ファームウェアのバージョンがx893/E以降の場合)
Hitachi SMS:
  • Disable Autodiscover New HG Mode(ファームウェアのバージョンがx8B5/A以降の場合)
  • PLOGI Timeout Prevention Mode(ファームウェアのバージョンがx893/E以降の場合)
SANRISE9500V:
  • Read Frame Min 128 Byte Mode
ipaddress※1 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)
ポートのIPアドレス(IPv4)
subnetmask※1 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)
ポートのサブネットマスク(IPv4)
gateway※1 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)
ポートのゲートウェイのIPアドレス(IPv4)
ipv6settingmode※1 任意
(HUS100)
ポートのIPv6のIPアドレスを有効にするかどうかを指定します。
  • disable:無効
  • enable:有効
linklocalsettingmode※1 任意
(HUS100)
リンクローカルアドレスの設定方法
ipv6settingmodeenableの場合にだけ設定を変更できます。
  • auto:自動で設定する
  • manual:手動で設定する
linklocaladdress※1 任意
(HUS100)
リンクローカルアドレス
ipv6settingmodeenable,かつlinklocalsettingmodemanualの場合にだけ設定を変更できます。
指定できるIPv6のアドレスは,fe80:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000fe80:0000:0000:0000:ffff:ffff:ffff:ffffです。
設定を無効にする場合は,fe80:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000を指定します。
globalsettingmode※1 任意
(HUS100)
グローバルアドレスの設定方法
ipv6settingmodeenableの場合にだけ設定を変更できます。
  • auto:自動で設定する
  • manual:手動で設定する
globaladdress1※1 任意
(HUS100)
グローバルアドレス1
ipv6settingmodeenable,かつglobalsettingmodemanualの場合にだけ設定を変更できます。
設定を無効にする場合は,::を指定します。
globaladdress2※1 任意
(HUS100)
グローバルアドレス2
ipv6settingmodeenable,かつglobalsettingmodemanualの場合にだけ設定を変更できます。
設定を無効にする場合は,::を指定します。
gatewayforipv6※1 任意
(HUS100)
ポートのゲートウェイのIPアドレス(IPv6)
ipv6settingmodeenableの場合にだけ設定を変更できます。
netportnum※1 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)
ポート番号
keepalivetime※1 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)
キープアライブタイム
指定できる値は30~64,800秒です。
mtu※1 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000)
MTU
指定できる値を次に示します。
HUS100の場合:15004500,および9000
Hitachi AMS2000の場合:
  • 10Gbps iSCSIインタフェースボードのとき:15004500,および9000
  • 1Gbps iSCSIインタフェースボードのとき:1500
vlansettingmode※1 任意
(HUS100)
VLANを有効にするかどうかを指定します。
  • disable:無効
  • enable:有効
enableに変更する場合は,パラメーターvlanidを同時に指定する必要があります。
vlanid※1 任意
(HUS100)
VLANのID
vlansettingmodeenableの場合にだけ設定を変更できます。
domain 任意 ホストストレージドメインのドメインID
ホストストレージドメインの属性である,nicknamenewdomainnicknamehostmodehostmode2hostmodeoptionwwnwwnnicknamenewwwnnicknameplatformmiddlewarealternatepathfailover,またはadditionalparameterを指定する場合は,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,このパラメーターを指定する場合はホストストレージドメインの属性を少なくとも1つは指定する必要があります。このパラメーターは10進数または16進数で指定できます。16進数で指定する場合は,プレフィックスとして0xを付けてください。
実行結果は10進数で出力されます。
nickname 任意 ホストストレージドメインのニックネーム
このパラメーターはdomainを指定するかどうかによって指定する値が異なります。

domainを指定する場合:
ホストストレージドメインの新しいニックネームを指定します。

domainを指定しない場合:
操作するホストストレージドメインのニックネームを指定します。
使用できる文字は次のとおりです。
A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( )
+ - . = @ [ ] ^ _ ` { } ~ スペース
最初または最後の文字にスペースを使用できません。
HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,Hitachi SMS,およびSANRISE9500Vの場合,バッククォート(`)は使用できません。
指定できる文字数は次のとおりです。
  • Virtual Storage Platform:1~64バイト
  • Universal Storage Platform V/VM:1~32バイト
  • Hitachi USP:
    マイクロコードのバージョンが50-04-01より前の場合:
    1~16バイト
    マイクロコードのバージョンが50-04-01以降の場合:
    1~32バイト
  • SANRISE9900V:1~8バイト
  • HUS VM:1~64バイト
  • HUS100:1~32バイト
  • Hitachi AMS2000:1~32バイト
  • Hitachi SMS:1~32バイト
  • Hitachi AMS/WMS:
    ホストストレージドメインのドメインタイプがホストグループの場合:1~16バイト
    ホストストレージドメインのドメインタイプがiSCSIターゲットの場合:1~32バイト
  • SANRISE9500V:
    ファームウェアのバージョンがx6x9/Mより前の場合:
    1~8バイト
    ファームウェアのバージョンがx6x9/M以降の場合:
    1~16バイト
newdomainnickname 任意 ホストストレージドメインの新しいニックネーム
ストレージシステムに作成されるホストグループまたはiSCSIターゲットに設定する名前を指定します。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
Device Managerにホストを登録する方法としてHostScanコマンドを使用する場合,パラメーターnewdomainnicknameには,このホストストレージドメインを利用するホストのホスト名を指定してください。HostScanコマンドについては,「4.4.9 HostScan」を参照してください。
hostmode※3 任意 ポートのホストモード
指定できる値については,「表4-5 パラメーターhostmodeに指定できる値」を参照してください。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
このパラメーターを省略した場合,簡易設定用パラメーター(platformmiddlewarealternatepathfailover,またはadditionalparameter)を指定しているときには,簡易設定用パラメーターに指定された値の組み合わせから推奨されるホストモードが設定されます。
hostmode2※3 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS
SANRISE9500V)
ポートのホスト接続モード2のリスト
複数指定する場合は,セミコロンで区切って指定します。
表4-6 パラメーターhostmode2に指定できる値」に一覧されている文字列のどれかを設定できます。
すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
このパラメーターを省略した場合,簡易設定用パラメーター(platformmiddlewarealternatepathfailover,またはadditionalparameter)を指定しているときには,簡易設定用パラメーターに指定された値の組み合わせから推奨されるホスト接続モード2が設定されます。
hostmodeoption 任意
(Virtual Storage Platform
Universal Storage Platform V/VM
Hitachi USP
HUS VM)
ホストモードオプションのリスト
複数指定する場合は,セミコロンで区切って指定します。
指定できる値については,「表4-7 パラメーターhostmodeoptionに指定できる値」を参照してください。
このパラメーターを指定した場合,すでに設定されている値は削除され,新しく指定した値が設定されます。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
wwn※1 任意 ホストストレージドメインにセキュリティを設定するWWN
複数指定する場合はコンマで区切ります。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
このパラメーターを指定する場合,wwnnicknameまたはnewwwnnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。
wwnnickname※1 任意 WWNのニックネーム
複数指定する場合はコンマで区切ります。
このパラメーターはwwnを指定するかどうかによって指定する値が異なります。

wwnを指定する場合:
WWNの新しいニックネームを指定します。

wwnを指定しない場合:
ホストストレージドメインにセキュリティを設定するWWNのニックネームを指定します。
パラメーターwwnを指定し,パラメーターwwnnicknameを指定しなかった場合は,WWNのニックネームは変更されません。
対応するパラメーターwwnとパラメーターwwnnicknameを同じ順序で指定する必要があります。
使用できる文字は次のとおりです。
A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( )
+ - . = @ [ ] ^ _ ` { } ~ スペース
最初または最後の文字にスペースを使用できません。
HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,Hitachi SMS,およびSANRISE9500Vの場合,バッククォート(`)は使用できません。
指定できる文字数は次のとおりです。
  • Virtual Storage Platform:1~64バイト
  • Universal Storage Platform V/VM:1~32バイト
  • Hitachi USP:
    マイクロコードのバージョンが50-04-01より前の場合:
    1~16バイト
    マイクロコードのバージョンが50-04-01以降の場合:
    1~32バイト
  • SANRISE9900V:1~8バイト
  • HUS VM:1~64バイト
  • HUS100:1~32バイト
  • Hitachi AMS2000:1~32バイト
  • Hitachi SMS:1~32バイト
  • Hitachi AMS/WMS:1~16バイト
  • SANRISE9500V:
    ファームウェアのバージョンがx6x9/M以降の場合:
    1~8バイト
    ファームウェアのバージョンがx6x9/M以降の場合:
    1~16バイト
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
このパラメーターを指定する場合,wwnまたはnewwwnnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。
newwwnnickname※1 任意 WWNの新しいニックネーム
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
このパラメーターを指定する場合,wwnまたはwwnnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。
domainiscsiname※1 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)
ホストストレージドメイン(iSCSIターゲット)のiSCSIネーム
iSCSIネームは,iqn形式またはeui形式で指定してください。
使用できる文字は次のとおりです。
A~Z a~z 0~9 - . :
iSCSIネームの大文字と小文字は区別されません。
指定できる文字数は1~223バイトです。
iscsiname※1 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)
ホストストレージドメインにセキュリティを設定するホスト(iSCSIイニシエーター)のiSCSIネーム
iSCSIネームは,iqn形式またはeui形式で指定してください。
複数指定する場合は,コンマで区切って指定します。
使用できる文字は次のとおりです。
A~Z a~z 0~9 - . :
iSCSIネームの大文字と小文字は区別されません。
指定できる文字数は1~223バイトです。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターnewiscsinicknameも必ず指定します。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。
パラメーターiscsinameおよびiscsinicknameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
iscsinickname※1 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)
ホスト(iSCSIイニシエーター)のiSCSIネームのニックネーム
複数指定する場合は,コンマで区切って指定します。また,パラメーターiscsinameおよびnewiscsinicknameに指定する数は同じでなければなりません。
使用できる文字は次のとおりです。
A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( )
+ - . = @ [ ] ^ _ { } ~ スペース
最初または最後の文字にスペースを使用できません。
指定できる文字数は1~32バイトです。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターnewiscsinicknameも必ず指定します。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。
パラメーターiscsinameおよびiscsinicknameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
newiscsinickname※1 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)
ホスト(iSCSIイニシエーター)のiSCSIネームの新しいニックネーム
複数指定する場合は,コンマで区切って指定します。
使用できる文字は次のとおりです。
A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( )
+ - . = @ [ ] ^ _ { } ~ スペース
最初または最後の文字にスペースを使用できません。
指定できる文字数は1~32バイトです。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターiscsinameまたはiscsinicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。
platform※3 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS
SANRISE9500V※4
ホストモードおよびホスト接続モード2の簡易設定オプション(プラットフォーム)
簡易設定用パラメーターに指定されたオプション値の組み合わせから,推奨されるホストモード(hostmode)およびホスト接続モード2(hostmode2)が設定されます。
このパラメーターに指定できるオプション値については,GUIを参照してください。
パラメーターhostmodeまたはhostmode2と同時に指定した場合,hostmodeまたはhostmode2で指定した値が設定されます。
すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
middleware※3 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000
Hitachi SMS)
ホストモードおよびホスト接続モード2の簡易設定オプション(ミドルウェア)
簡易設定用パラメーターに指定されたオプション値の組み合わせから,推奨されるホストモード(hostmode)およびホスト接続モード2(hostmode2)が設定されます。
このパラメーターに指定できるオプション値については,GUIを参照してください。
パラメーターhostmodeまたはhostmode2と同時に指定した場合,hostmodeまたはhostmode2で指定した値が設定されます。
すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
alternatepath※3 任意
(Hitachi AMS/WMS
SANRISE9500V※4
ホストモードおよびホスト接続モード2の簡易設定オプション(交替パス)
簡易設定用パラメーターに指定されたオプション値の組み合わせから,推奨されるホストモード(hostmode)およびホスト接続モード2(hostmode2)が設定されます。
このパラメーターに指定できるオプション値については,GUIを参照してください。
パラメーターhostmodeまたはhostmode2と同時に指定した場合,hostmodeまたはhostmode2で指定した値が設定されます。
すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
failover※3 任意
(Hitachi AMS/WMS
SANRISE9500V※4
ホストモードおよびホスト接続モード2の簡易設定オプション(フェイルオーバー)
簡易設定用パラメーターに指定されたオプション値の組み合わせから,推奨されるホストモード(hostmode)およびホスト接続モード2(hostmode2)が設定されます。
このパラメーターに指定できるオプション値については,GUIを参照してください。
パラメーターhostmodeまたはhostmode2と同時に指定した場合,hostmodeまたはhostmode2で指定した値が設定されます。
すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
additionalparameter※3 任意
(Hitachi AMS/WMS
SANRISE9500V※4
ホストモードおよびホスト接続モード2の簡易設定オプション(追加パラメーター)
簡易設定用パラメーターに指定されたオプション値の組み合わせから,推奨されるホストモード(hostmode)およびホスト接続モード2(hostmode2)が設定されます。
このパラメーターに指定できるオプション値(数字)については,GUIを参照してください。
パラメーターhostmodeまたはhostmode2と同時に指定した場合,hostmodeまたはhostmode2で指定した値が設定されます。
複数指定する場合は,セミコロンで区切って指定します。
すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。
windowscale※1 任意
(HUS100)
Window Scaleを有効にするかどうかを指定します。大文字と小文字は区別されません。このパラメーターを指定するために必要なファームウェアのバージョンはx955/A以降です。
  • disable:無効
  • enable:有効

注※1
パラメーターtopologyfibreaddrchannelspeedwwnwwnnickname,およびnewwwnnicknameは,ホストグループのパラメーターです。また,パラメーターipaddresssubnetmaskgatewayipv6settingmodelinklocalsettingmodelinklocaladdressglobalsettingmodeglobaladdress1globaladdress2gatewayforipv6netportnumkeepalivetimemtuvlansettingmodevlaniddomainiscsinameiscsinameiscsinicknamenewiscsinickname,およびwindowscaleは,iSCSIターゲットのパラメーターです。ホストグループのパラメーターおよびiSCSIターゲットのパラメーターを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。

注※2
パラメーターtopologyおよびchannelspeedは,FCoE接続の場合には指定できません。

注※3
パラメーターhostmodehostmode2と簡易設定用パラメーター(platformmiddlewarealternatepathfailover,およびadditionalparameter)の関係については,「4.1.4 AddHostStorageDomain」を参照してください。
ModifyPortコマンドの場合,既存の設定値との関係にも注意が必要です。すでにホストモードやホスト接続モード2が設定されている場合のパラメーター指定値と設定値の関係を次の図に示します。

図4-5 パラメーター指定値と設定値の関係(ModifyPortコマンド)

[図]

注※4
SANRISE9500Vの場合,簡易設定用パラメーターでホストモードやホスト接続モード2を変更するには,バージョンx6x5以降のファームウェアが必要です。

事前に取得するパラメーター値

serialnumおよびmodel
GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。

port
GetStorageArray (subtarget=Port)コマンドの実行から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはPortを指定してください。実行結果では,An instance of Portの下にportID値が表示されます。このportID値をパラメーターportの値として指定してください。

portname
GetStorageArray (subtarget=Port)コマンドの実行結果から取得してください。実行結果では,displayNameAn instance of Portの下に表示されます。この値をportnameとして指定してください。

domain
GetStorageArray (subtarget=HostStorageDomain)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときにはパラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはHostStorageDomainを指定してください。実行結果では,An instance of HostStorageDomainの下にdomainID値が表示されます。このdomainID値をパラメーターdomainの値として指定してください。

nickname
GetStorageArray (subtarget=Port)コマンドの実行結果から取得してください。GetStorageArrayコマンドを実行する時には,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetPort,パラメーターportsubinfoHostStorageDomainを指定してください。次にAn instance of HostStorageDomainとして実行結果に表示されているnicknameの値を指定してください。

wwnnickname
GetStorageArray (subtarget=HostStorageDomain, hsdsubinfo=WWN)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetHostStorageDomain,パラメーターhsdsubinfoWWNを指定してください。実行結果では,nicknameAn instance of WWNの下に表示されます。この値をパラメーターwwnnicknameとして指定してください。このホストストレージドメインのWWNは,List of (nn) WWN elementsに表示されます。ここで,nnはWWNの数を示します。このリストから対象となるWWNを選択し,これをパラメーターwwnnicknameとして指定してください。

コマンド実行例1

この例では,ストレージシステム(シリアル番号:10001,モデル:HDS9980V)のポート(ポート番号:16)の設定を,ModifyPortコマンドで次のように変更します。

HiCommandCLI ModifyPort -o "D:\logs\ModifyPort.log" serialnum=10001 model=HDS9980V port=16 domain=0 hostmode=Standard "topology=Fabric(off),FC-AL" fibreaddr=73 lunsec=false channelspeed=1 "wwn=22.33.44.55.44.55.44.33, 11.33.22.33.44.33.22.22, 55.66.77.88.44.33.22.22" "wwnnickname=Jane,Jone,"

コマンド実行結果1

RESPONSE:
An instance of StorageArray
  .
  . (Attributes of StorageArray are omitted here)
  .
  List of 1 Port elements:
    An instance of Port
      objectID=PORT.HDS9980V.10001.16
      portID=16
      portType=Fibre
      fibreAddress=73
      topology=Fabric(off), FC-AL
      displayName=CL2-A
      lunSecurityEnabled=false
      controllerID=5
      worldWidePortName=50.06.0E.80.03.3A.99.10
      channelSpeed=1
      portRole=Target
      slprNumber=-1
      portNumber=-1
      keepAliveTime=-1
      List of 1 HostStorageDomain elements:
        An instance of HostStorageDomain
          objectID=HSDOMAIN.HDS9980V.10001.16.0
          portID=16
          portName=CL2-A
          domainID=0
          hostMode=Standard
          displayName=CL2-A-0
          domainType=0
          nickname=HDvM1000
          List of 3 WWN elements:
            An instance of WWN
              WWN=22.33.44.55.44.55.44.33
              nickname=Jane
            An instance of WWN
              WWN=11.33.22.33.44.33.22.22
              nickname=Jone
            An instance of WWN
              WWN=55.66.77.88.44.33.22.22
              nickname=

コマンド実行例2

この例では,ストレージシステム(シリアル番号:92100001,モデル:D850S)のポート(ポート番号:4)のIPv6のIPアドレスに関する設定,MTUおよびVLANの設定を変更します。IPv6のIPアドレスに関する設定では,リンクローカルアドレスとグローバルアドレスを手動で変更しています。また,Window Scaleの設定を有効に変更しています。

HiCommandCLI ModifyPort -o "D:\logs\ModifyPort.log" serialnum=92100001 model=D850S port=4 ipv6settingmode=enable linklocalsettingmode=manual linklocaladdress=fe80:0000:0000:0000:0200:87ff:fe53:4986 globalsettingmode=manual globaladdress1=fec0::1111:2222:3333:4444:5555 globaladdress2=fec0::1111:2222:3333:4444:6666 mtu=4500 vlansettingmode=enable vlanid=1 windowscale=enable

コマンド実行結果2

RESPONSE:
An instance of StorageArray
  .
  . (Attributes of StorageArray are omitted here)
  .
  List of 1 Port elements:
    An instance of Port
      objectID=PORT.D850S.92100001.4
      portID=4
      portType=ISCSI
      topology=Undefined
      displayName=CTL0-E
      lunSecurityEnabled=true
      controllerID=0
      portOption=
      channelSpeed=-1
      portRole=Target
      slprNumber=-1
      ipAddress=192.168.115.131
      subnetMask=255.255.255.0
      gateway=0.0.0.0
      ipv6SettingMode=enable
      linklocalSettingMode=manual
      linklocalAddress=fe80::200:87ff:fe53:4986
      linklocalAddressStatus=5
      globalSettingMode=manual
      globalAddress1=fec0::1111:2222:3333:4444:5555
      globalAddress1Status=5
      globalAddress2=fec0::1111:2222:3333:4444:6666
      globalAddress2Status=5
      subnetPrefixLength=64
      gatewayForIPv6=::
      currentGatewayAddress=::
      gatewayAddressStatus=1
      portNumber=3260
      keepAliveTime=60
      mtu=4500
      vlanSettingMode=enable
      vlanID=1
      windowScale=enable

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