Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド
GetStorageArray (subtarget=LDEV)コマンドは,LDEVに関する情報を取得します。
表4-42 GetStorageArray (subtarget=LDEV)コマンドのパラメーター
パラメーター名 指定のレベル 説明 subtarget 必須 LDEVを指定します。 serialnum 任意 ストレージシステムのシリアル番号
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。model 任意 ストレージシステムのモデル
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。devnum 任意 取得する論理デバイスのデバイス番号
特定の論理デバイスの情報を取得する場合に指定します。このパラメーターを指定する場合,パラメーターmodelおよびserialnumも必ず指定します。modelおよびserialnumを指定し,devnumを指定しない場合,指定されたストレージシステムの論理デバイスの情報を取得します。
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。
- Hitachi USPおよびSANRISE9900Vの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。
- そのほかのストレージシステムの場合:
- 10進数で指定します。
実行結果は10進数で出力されます。ldevsubinfo 任意 LDEVに関する情報
指定できる値はVolumeConnectionおよびVLDEVです。複数の値を指定する場合はコンマで区切ります。
VLDEVは,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-03-30-XX/XX以降)またはHUS VM(マイクロコードのバージョンが73-01-3X-XX/XX以降)の場合だけ指定できます。ldevfilter 任意 LDEVを選択するためのフィルター
指定できる値はOPEN,INTERMEDIATE,およびMAINFRAMEです。複数指定する場合は,セミコロンで区切ります。大文字と小文字は区別されません。このパラメーターを省略した場合,すべてのLDEVが表示されます。OPENを指定した場合,オープンボリュームのLDEVが表示されます。INTERMEDIATEを指定した場合,中間ボリュームのLDEVが表示されます。MAINFRAMEを指定した場合,メインフレームボリュームのLDEVが表示されます。OPEN;MAINFRAMEを指定した場合,オープンボリュームおよびメインフレームボリュームの両方のLDEVが表示されます。startElementNumFilter 任意 情報を取得する論理デバイスの最初の並び番号
特定のストレージシステムでの一部の論理デバイスに関する情報を取得する場合に指定します。
論理デバイスの情報をデバイス番号の昇順で並べ,0から始まる並び番号を付けたとき,取得する論理デバイスの並びの中で最初の番号を指定します。このパラメーターを指定する場合,パラメーターnumOfElementsFilter,model,およびserialnumも必ず指定します。numOfElementsFilter 任意 情報を取得する論理デバイスの個数
特定のストレージシステムでの一部の論理デバイスに関する情報を取得する場合に指定します。情報を取得する論理デバイスの個数を指定します。このパラメーターを指定する場合,パラメーターstartElementNumFilter,model,およびserialnumも必ず指定します。
指定値の推奨の最大値は16384です。label 任意 情報を取得する論理ユニットのラベル名
特定のラベルが設定されている論理デバイスに関する情報だけを取得する場合に指定します。指定できるラベルは1つです。tieringpolicy 任意
(Virtual Storage Platform
HUS VM)HDTボリュームに適用されている階層ポリシーのID
特定の階層ポリシーが適用されているHDTボリュームに関する情報を取得する場合に指定します。指定できる階層ポリシーのIDは1つです。
指定できる値の説明については,「表4-66 ModifyVirtualVolumeコマンドのパラメーター 」のパラメーターtieringpolicyを参照してください。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- devnum
- GetStorageArray (subtarget=LDEV)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはLDEVを指定してください。実行結果では,An instance of LDEVの下に必要なdevNum値が表示されます。このdevNum値をパラメーターdevnumの値として指定してください。
この例では,ストレージシステム(シリアル番号:10007,モデル:USP_V)の特定のLDEV(デバイス番号:0)に関する情報を,GetStorageArray (subtarget=LDEV)コマンドで取得します。
HiCommandCLI GetStorageArray -o "D:\logs\GetStorageArray_LDEV.log" "subtarget=LDEV" "model=USP" "serialnum=10001" "devnum=0" "ldevsubinfo=VolumeConnection" "ldevfilter=open"RESPONSE: An instance of StorageArray . . (Attributes of StorageArray are omitted here) . List of 1756 Ldev elements: An instance of LDEV objectID=LDEV.USP.10001.0 devNum=0 displayName=00:00 emulation=OPEN-3 cylinders=0 isComposite=0 sizeInKB=2,403,360 lba=1,201,680 raidType=RAID5(3D+1P) substance=1 volumeType=3 slotSizeInKB=48 chassis=1 arrayGroup=0 arrayGroupName=1-1-1 path=true onDemandDevice=false devType=0 isStandardLDEV=true guardMode= diskType=-1 slprNumber=-1 clprNumber=-1 cacheResidencyMode=-1 stripeSizeInKB=-1 volumeKind=3 status=Normal dpType=-1 consumedSizeInKB=-1 mfTrueCopyVolumeType=Simplex mfShadowImageVolumeType=Simplex mfUniversalReplicatorVolumeType=Simplex mfUniversalReplicatorPoolID=-1 dpPoolID=-1 threshold=-1 systemDisk=0 encrypted=-1 tieringPolicy=-1 resourcePartitionUnitID=-1 List of 1 VolumeConnection elements: An instance of VolumeConnection objectid=VOLCONN.USP.10001.0 mappedArrayType=USP mappedSerialNumber=10001 mappedDevNum=0 displayMappedDevNum=00:00 externalArrayType=USP externalSerialNumber=10002 externalDevNum=150 displayExternalDevNum=00:96 externalVolumeName=0096 productName=USP vendor=Hitachi
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