Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド
DeleteVLDEVFromVRPUコマンドは,仮想IDを用いたデータ移行用のリソースグループからLDEVを削除し,LDEVの仮想情報を削除します。
重要
- このコマンドは,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-05-04-XX/XX以降)およびHUS VM(マイクロコードのバージョンが73-02-01-XX/XX以降)でだけ使用できます。
- 複数のLDEVを削除する場合は,バッチ機能を使用してください。バッチ機能については「6. バッチ機能」を参照してください。
HiCommandCLI [URL] DeleteVLDEVFromVRPU [オプション] model=モデル serialnum=シリアル番号 vrpuid=仮想IDを用いたデータ移行に使用しているリソースグループのID devnum=デバイス番号表4-28 DeleteVLDEVFromVRPUコマンドのパラメーター
パラメーター名 指定のレベル 説明 serialnum 必須 ストレージシステムのシリアル番号 model 必須 ストレージシステムのモデル vrpuid 必須 仮想IDを用いたデータ移行に使用しているリソースグループのID
仮想情報を削除するLDEVが所属するリソースグループのIDを指定します。devnum 必須 LDEVのデバイス番号
10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。
実行結果は10進数で出力されます。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- vrpuid
- GetStorageArray (subtarget=VResourcePartitionUnit)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはVResourcePartitionUnitを指定してください。実行結果では,An instance of VResourcePartitionUnitの下に必要なresourcePartitionUnitID値が表示されます。このresourcePartitionUnitID値をパラメーターvrpuidの値として指定してください。
- devnum
- GetStorageArray (subtarget=VResourcePartitionUnit)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodel,serialnum,およびvrpuidを指定し,パラメーターsubtargetにはVResourcePartitionUnitを,パラメーターvrpusubinfoにはVLDEVを,それぞれ指定してください。実行結果では,An instance of VLDEVの下に必要なdevNum値が表示されます。このdevNum値をパラメーターdevnumの値として指定してください。
この例では,指定したストレージシステム(モデル:VSP,シリアル番号:53038)の仮想IDを用いたデータ移行用のリソースグループ(ID:2)からLDEV(デバイス番号:11)の仮想情報を削除します。
HiCommandCLI DeleteVLDEVFromVRPU -o "D:\logs\DeleteVLDEVFromVRPU.log" "model=VSP" "serialnum=53038" "vrpuid=2" "devnum=11"RESPONSE: (Command completed; empty list returned)
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