Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド
DeleteStorageArrayコマンドは,ストレージシステム(SMI-S enabledストレージシステムを含む)をDevice Managerサーバの管理対象から取り除きます。このコマンドを実行しても,Device Managerの管理対象外となるだけで,ストレージシステムの構成は変更しません。
重要
- DeleteStorageArrayコマンドの実行結果がエラーとなった場合は,エラーメッセージに従って対処したあとで,再度,DeleteStorageArrayを実行してください。DeleteStorageArrayを実行すると,対象のストレージシステムの構成情報は複数のトランザクションに分割されてDevice Managerのデータベースから削除されます。このため,処理の途中でエラーが発生すると,Device Managerのデータベースが不整合な状態となり,削除したストレージシステムの情報がDevice Managerのデータベースに残っていることがあります。エラーの原因を解消して,再度,ストレージシステムを削除してください。
SMI-S enabledストレージシステム以外のストレージシステムの場合:
HiCommandCLI [URL] DeleteStorageArray [オプション] serialnum=シリアル番号 model=モデルSMI-S enabledストレージシステムの場合:
HiCommandCLI [URL] DeleteStorageArray [オプション] saobjid=SMI-S enabledストレージシステムのオブジェクトID表4-26 DeleteStorageArrayコマンドのパラメーター
パラメーター名 指定のレベル 説明 serialnum 任意※ 削除するストレージシステムのシリアル番号
削除対象がSMI-S enabledストレージシステムの場合は指定できません。model 任意※ 削除するストレージシステムのモデル
削除対象がSMI-S enabledストレージシステムの場合は指定できません。saobjid 任意※ 削除するSMI-S enabledストレージシステムのオブジェクトID
- 注※
- パラメーターserialnumとmodelを同時に指定するか,パラメーターsaobjidを指定するかのどちらか一方を必ず行ってください。また,serialnumとmodelの組み合わせとsaobjidを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- saobjid
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のobjectID値をパラメーターsaobjidに指定してください。
HiCommandCLI DeleteStorageArray -o "D:\logs\DeleteStorageArray.log" "serialnum=10001" "model=HDS9980V"RESPONSE: (Command completed; no data returned)
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