Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド
AddLogicalUnitコマンドは,論理デバイス(LDEV)と論理ユニット(LU)を作成します。Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,またはHUS VMでは,複数の論理ユニットを一括して作成できます。
作成されるLDEVは,作成時にフォーマットされます。ただし,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,またはHUS VMでは,パラメーターformatでフォーマットの有無や形式を指定できます。
Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,またはHUS VMの場合,パラメーターfsindexおよびcreationoptionの指定有無によって,パリティグループに属するフリースペースを効率的に利用してLUを作成するか(フリースペース最適化)制御できます。
重要
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,SANRISE9900V,またはHUS VMでは,作成されるLDEVの容量は,指定した容量よりも大きくなります。
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,SANRISE9900V,またはHUS VMでは,LDEVを作成する場合,ストレージシステム側で制御領域が作られるため,パリティグループの空き容量と同等サイズのLDEVは作成できません。
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,またはSANRISE9900Vの場合,LDEVまたはLUを作成する前にSSIDを設定する必要があります。SSIDについては各ストレージシステムのマニュアルを参照してください。
- 次に示すストレージシステムのシャーシ番号の場合,パリティグループに論理ユニットを作成することはできません。
・Virtual Storage PlatformまたはUniversal Storage Platform V/VM:65~96または16485~16516
・HUS VM:16485~16516
これらのシャーシ番号の場合,そのパリティグループはV-VOLであることを示しています。- Hitachi USPの場合,シャーシ番号が65~96のパリティグループには論理ユニットを作成することはできません。シャーシ番号が65~96の場合,そのパリティグループはV-VOLであることを示しています。
- HUS100およびHitachi AMS2000の場合,DPプール(Hitachi AMS2000の場合はHDPプール)で構成されたパリティグループには論理ユニットを作成できません。
- ファームウェアのバージョンが1655/D以降のSANRISE9500Vの場合,作成されるLDEVはQuick Formatでフォーマットされます。
Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,およびHUS VMの書式
1つのLUを作成する場合:
HiCommandCLI [URL] AddLogicalUnit [オプション] serialnum=シリアル番号 model=モデル {chassis=シャーシ番号 groupnum=パリティグループ番号 |arraygroupname=パリティグループ名} capacity=LUの容量 [emulation=エミュレーションタイプ] [devnum=LUのデバイス番号] [lusubinfo=LDEV] [format={none|normal|quick※}] [capacitytype={KB|block}]容量と個数を指定して複数のLUを一括で作成する場合:
HiCommandCLI [URL] AddLogicalUnit [オプション] serialnum=シリアル番号 model=モデル {chassis=シャーシ番号 groupnum=パリティグループ番号 |arraygroupname=パリティグループ名} [fsindex=フリースペース] creationoption=bulk capacity=LUの容量 numoflus=作成するLUの数 [emulation=OPEN-V] [devnum=LUのデバイス番号] [lusubinfo=LDEV] [format={none|normal|quick※}] [capacitytype={KB|block}]容量を指定して複数のLUを一括で作成する場合:
HiCommandCLI [URL] AddLogicalUnit [オプション] serialnum=シリアル番号 model=モデル {chassis=シャーシ番号 groupnum=パリティグループ番号 |arraygroupname=パリティグループ名} [fsindex=フリースペース] creationoption=dividebycap capacity=LUの容量 [emulation=OPEN-V] [devnum=LUのデバイス番号] [lusubinfo=LDEV] [format={none|normal|quick※}] [capacitytype={KB|block}]個数を指定して複数のLUを一括で作成する場合:
HiCommandCLI [URL] AddLogicalUnit [オプション] serialnum=シリアル番号 model=モデル {chassis=シャーシ番号 groupnum=パリティグループ番号 |arraygroupname=パリティグループ名} [fsindex=フリースペース] creationoption=dividebynum numoflus=作成するLUの数 [emulation=OPEN-V] [devnum=LUのデバイス番号] [lusubinfo=LDEV] [format={none|normal|quick※}]
- 注※
- Universal Storage Platform V/VMの場合に,パラメーターformatにquickを指定できます。
HiCommandCLI [URL] AddLogicalUnit [オプション] serialnum=シリアル番号 model=モデル {chassis=シャーシ番号 groupnum=パリティグループ番号 |arraygroupname=パリティグループ名} capacity=LUの容量 [emulation=エミュレーションタイプ] [devnum=LUのデバイス番号] [lusubinfo=LDEV]HUS100,Hitachi AMS2000,およびHitachi SMSの書式
HiCommandCLI [URL] AddLogicalUnit [オプション] serialnum=シリアル番号 model=モデル {chassis=シャーシ番号 groupnum=パリティグループ番号 |arraygroupname=パリティグループ名} capacity=LUの容量 [devnum=LUのデバイス番号] [lusubinfo=LDEV] [clprNumber=LDEVのCLPR番号] [stripeSizeInKB=LDEVのストライプサイズ] [capacitytype={KB|block}]HiCommandCLI [URL] AddLogicalUnit [オプション] serialnum=シリアル番号 model=モデル {chassis=シャーシ番号 groupnum=パリティグループ番号 |arraygroupname=パリティグループ名} capacity=LUの容量 {defportcntl=LUポートコントローラー番号 |defaultportcontrollername=LUポートコントローラー名} [devnum=LUのデバイス番号] [lusubinfo=LDEV] [clprNumber=LDEVのCLPR番号] [stripeSizeInKB=LDEVのストライプサイズ] [capacitytype={KB|block}]HiCommandCLI [URL] AddLogicalUnit [オプション] serialnum=シリアル番号 model=モデル {chassis=シャーシ番号 groupnum=パリティグループ番号 |arraygroupname=パリティグループ名} capacity=LUの容量 {defportcntl=LUポートコントローラー番号 |defaultportcontrollername=LUポートコントローラー名} [devnum=LUのデバイス番号] [lusubinfo=LDEV] [capacitytype={KB|block}]表4-9 AddLogicalUnitコマンドのパラメーター
パラメーター名 指定のレベル 説明 serialnum 必須 LUの追加先となるストレージシステムのシリアル番号 model 必須 LUの追加先となるストレージシステムのモデル chassis 任意 LUの追加先となるパリティグループのシャーシ番号
このパラメーターを指定する場合,groupnumも必ず指定します。
chassisとgroupnumを同時に指定するか,arraygroupnameを指定するかのどちらか一方を必ず行ってください。また,chassisとgroupnumの組み合わせとarraygroupnameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。groupnum 任意 LUの追加先となるパリティグループの番号
このパラメーターを指定する場合,chassisも必ず指定します。
chassisとgroupnumを同時に指定するか,arraygroupnameを指定するかのどちらか一方を必ず行ってください。また,chassisとgroupnumの組み合わせとarraygroupnameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。arraygroupname 任意 LUの追加先となるパリティグループの表示名
このパラメーターを指定する場合,chassisとgroupnumは指定しません。
chassisとgroupnumを同時に指定するか,arraygroupnameを指定するかのどちらか一方を必ず行ってください。また,chassisとgroupnumの組み合わせとarraygroupnameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。fsindex※ 任意
(Virtual Storage Platform
Universal Storage Platform V/VM
Hitachi USP
HUS VM)LUの作成に利用するフリースペース
LUの作成に利用するフリースペースを指定します。
このパラメーターを指定した場合,creationoptionも同時に指定する必要があります。
このパラメーターを省略した場合,利用されるフリースペースは次のとおりです。
- creationoptionにbulkを指定した場合,フリースペースのすべてを利用します。
複数のフリースペースにわたって1つのLUを作成することはできません。このため,作成するLUの容量(capacity)と個数(numoflus)を指定したとき,どのフリースペースの容量も作成するLUの容量を下回った場合は,エラーが発生します。- creationoptionにdividebycapまたはdividebynumを指定した場合,フリースペースの中で最大容量のフリースペースを利用します。
creationoption※ 任意
(Virtual Storage Platform
Universal Storage Platform V/VM
Hitachi USP
HUS VM)LUの作成方法
一度に複数のLUを作成する場合に作成方法を指定します。
指定できる値は次のとおりです。このパラメーターを省略した場合,capacityを指定する必要があります。また,fsindexとnumoflusは指定できません。
- bulk:容量と個数を指定してLUを作成します。
bulkを指定した場合,capacityとnumoflusも同時に指定する必要があります。- dividebynum:個数を指定してLUを作成します。
dividebynumを指定した場合,numoflusを同時に指定する必要があります。また,capacityは指定できません。- dividebycap:容量を指定してLUを作成します。
dividebycapを指定した場合,capacityも同時に指定する必要があります。また,numoflusは指定できません。capacity 任意 作成するLUの容量
creationoptionを指定しない場合,またはcreationoptionにbulkまたはdividebycapを指定した場合は,必ず指定します。
creationoptionにdividebynumを指定した場合は,指定できません。
指定した値は,各ストレージシステムのボリュームサイズに設定されている最小単位に応じて調整されます。したがって,実際に作成される論理ユニットのサイズは,指定した値を超えることがあります。
容量の単位(KBまたはblock)は,パラメーターcapacitytypeで指定できます。defportcntl 任意
(Hitachi AMS/WMS
SANRISE9500V)LUのポートコントローラーの番号
defportcntlまたはdefaultportcontrollernameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。defaultportcontrollername 任意
(Hitachi AMS/WMS
SANRISE9500V)LUのポートコントローラー名
defportcntlまたはdefaultportcontrollernameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。numoflus 任意
(Virtual Storage Platform
Universal Storage Platform V/VM
Hitachi USP
HUS VM)作成するLUの個数
creationoptionにbulkまたはdividebynumを指定した場合,必ず指定してください。
creationoptionを指定しない場合,またはcreationoptionにdividebycapを指定した場合は指定しないでください。emulation 任意
(Virtual Storage Platform
Universal Storage Platform V/VM
Hitachi USP
SANRISE9900V
HUS VM)論理ユニットのエミュレーションタイプ
指定できるエミュレーションタイプを次に示します。論理ユニットが作成されるパリティグループと同じエミュレーションタイプを指定してください。
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,およびSANRISE9900Vの場合:
- OPEN-3
- OPEN-8
- OPEN-9
- OPEN-E
- OPEN-K
- OPEN-V
- HUS VMの場合:
- OPEN-V
省略した場合は,パリティグループのエミュレーションが設定されます。
creationoptionを指定した場合,このパラメーターに指定できる値はOPEN-Vだけです。また,creationoptionを指定した場合で,このパラメーターを省略したときは,OPEN-Vが設定されます。devnum 任意 LUのデバイス番号 省略した場合,自動的に作成されます。
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。
- Hitachi USPおよびSANRISE9900Vの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。
- そのほかのストレージシステムの場合:
- 10進数で指定します。
実行結果は10進数で出力されます。lusubinfo 任意 LDEVを指定すると,LUに関連づけられたLDEVに関する情報が表示されます。
指定できる値はLDEVだけです。大文字と小文字は区別されません。clprNumber 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)LDEVのCLPR番号
省略した場合,デフォルトのCLPR番号で作成されます。stripeSizeInKB 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)LDEVのストライプサイズ(KB)
指定できる値を次に示します。省略した場合,次の値が設定されます。
- 64
- 256
- 512
- HUS100,Hitachi AMS2000,およびHitachi SMS:256KB
- Hitachi AMS/WMS:64KB
format 任意
(Virtual Storage Platform
Universal Storage Platform V/VM
Hitachi USP
HUS VM)LUを構成するLDEVのフォーマット状態
指定できる値は次のとおりです。省略した場合,フォーマットされたLDEVが作成されます。
- none:フォーマットされていないLDEVを作成する
- normal:フォーマットされたLDEVを作成する
- quick:Quick FormatでフォーマットされたLDEVを作成する
この値を指定する場合,StorageArrayインスタンスの属性autoFormatLUの値が0であることを確認してください。
quickは,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM(マイクロコードのバージョンが60-02-4X-XX/XX以降),およびHUS VMの場合だけ指定できます。capacitytype 任意 パラメーターcapacityで指定する値の単位
指定できる値は,KBまたはblockです。
省略した場合,KBが設定されます。
blockは,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,HUS VM,HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,Hitachi SMS,およびSANRISE9500Vの場合だけ指定できます。
- 注※
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合,パラメーターfsindexおよびcreationoptionの指定を省略すると,フリースペースを最適化してLUを作成できます。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- chassisおよびgroupnum
- GetStorageArray (subtarget=ArrayGroup)コマンドの結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはArrayGroupを指定してください。実行結果では,chassis値とnumber値がArrayGroupに表示されます。これらのchassis値とnumber値をそれぞれパラメーターchassisとパラメーターgroupnumとして指定してください。
- arraygroupname
- GetStorageArray (subtarget=ArrayGroup)コマンドの実行結果から取得してください。実行結果では,displayNameがAn instance of ArrayGroupの下に表示されます。この値をarraygroupnameとして指定してください。
- fsindex
- GetStorageArray (subtarget=FreeSpace)コマンドの実行結果から取得してください。実行結果では,fsControlIndexがAn instance of FreeSpaceの下に表示されます。この値をfsindexとして指定してください。
この例では,ストレージシステム(シリアル番号:10001,モデル:HDS9980V)のパリティグループ(シャーシ番号:4,パリティグループ番号:32)に対して,論理ユニット(容量:1,000,080 KB,エミュレーションタイプ:OPEN-3)をAddLogicalUnitコマンドで作成します。作成された論理ユニットを構成するLDEVは実行結果から取得されます。
HiCommandCLI AddLogicalUnit -o "D:\logs\AddLogicalUnit.log" serialnum=10001 model=HDS9980V chassis=4 groupnum=32 capacity=1000080 emulation=OPEN-3 lusubinfo=LDEV devnum=176RESPONSE: An instance of StorageArray . . (Attributes of StorageArray are omitted here) . List of 1 Lu elements: An instance of LogicalUnit objectID=LU.HDS9980V.10001.176 devNum=176 displayName=00:B0 emulation=OPEN-3 devCount=1 devType= capacityInKB=1,000,080 numberOfLBAs=2,000,160 path=false commandDevice=false commandDeviceEx=0 commandDeviceSecurity=false commandDeviceAuth=false chassis=4 arrayGroup=32 arrayGroupName=4-3-1 raidType=RAID5(3D+1P) currentPortController=-1 defaultPortController=-1 isComposite=0 trueCopyVolumeType=Simplex shadowImageVolumeType=Simplex quickShadowVolumeType=Simplex universalReplicatorVolumeType=Simplex sysVolFlag=0 externalVolume=0 differentialManagement=false quickShadowPoolID=-1 universalReplicatorPoolID=-1 dpType=-1 consumedCapacityInKB=-1 dpPoolID=-1 threshold=-1 tcaPoolID=-1 dpPoolVolControlFlag=-1 managementAreaPoolID=-1 List of 1 Ldev elements: An instance of LDEV . . (Attributes of LDEV are omitted here) .この例では,ストレージシステム(シリアル番号:87010257,モデル:D800H)のパリティグループ(シャーシ番号:0,パリティグループ番号:2)に対して,論理ユニット(容量:1,000,080 KB)をAddLogicalUnitコマンドで作成します。作成された論理ユニットを構成するLDEVは実行結果から取得されます。
HiCommandCLI AddLogicalUnit -o "D:\logs\AddLogicalUnit.log" serialnum=87010257 model=D800H chassis=0 groupnum=2 capacity=1000080 lusubinfo=LDEVRESPONSE: An instance of StorageArray . . (Attributes of StorageArray are omitted here) . List of 1 Lu elements: An instance of LogicalUnit objectID=LU.D800H.87010257.58 devNum=58 displayName=58 devCount=1 devType= capacityInKB=1,000,080 numberOfLBAs=2,000,160 path=false commandDevice=false commandDeviceEx=0 commandDeviceSecurity=false commandDeviceAuth=false chassis=0 arrayGroup=2 arrayGroupName=2 raidType=RAID5 currentPortController=0 defaultPortController=-1 isComposite=0 trueCopyVolumeType=Simplex shadowImageVolumeType=Simplex quickShadowVolumeType=Simplex universalReplicatorVolumeType=Simplex externalVolume=0 differentialManagement=false quickShadowPoolID=-1 universalReplicatorPoolID=-1 dpType=-1 consumedCapacityInKB=1,000,080 dpPoolID=-1 threshold=-1 tcaPoolID=-1 dpPoolVolControlFlag=-1 managementAreaPoolID=-1 List of 1 Ldev elements: An instance of LDEV . . (Attributes of LDEV are omitted here) .
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