Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド

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4.1.5 AddLabel

AddLabelコマンドは,論理ユニットにラベルを設定します。

パラメーター

表4-8 AddLabelコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
serialnum 必須 ストレージシステムのシリアル番号
model 必須 ストレージシステムのモデル
devnums 必須 ラベルを設定する論理ユニットのデバイス番号

Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。

Hitachi USPおよびSANRISE9900Vの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。

そのほかのストレージシステムの場合:
10進数で指定します。
複数指定する場合は,コンマで区切ります。
指定できるデバイス番号は1,024個までです。
すでにラベルが設定されているLDEVが含まれている場合は,エラーとなります。
label 必須 ラベルの文字列
使用できる文字は次のとおりです。
A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( ) *
+ , - . / : ; < = > ? @ [ ] ^
_ ` { | } ~ スペース
指定できる文字数は1~64バイトです。
最初または最後の文字にスペースを使用できません。
GUIと併用する場合はGUIの入力規則に従ってください。

事前に取得するパラメーター値

serialnumおよびmodel
GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。

devnums
GetStorageArray (subtarget=LDEV)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはLDEVを指定してください。実行結果では,LDEVのdevNum値がAn instance of LDEVの下に表示されます。ラベルを設定したいLDEVのdevNum値をパラメーターdevnumsとして指定してください。

コマンド実行例

HiCommandCLI AddLabel -o "D:\logs\AddLabel.log" "serialnum=10037" "model=R600" "devnums=00:00:00,00:00:01" "label=myLabel"

コマンド実行結果

RESPONSE:
An instance of ObjectLabel
  targetID=LDEV.R600.10037.0
  label=myLabel
  
An instance of ObjectLabel
  targetID=LDEV.R600.10037.1
  label=myLabel

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