Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド
Hitachi Command Suite(HCS)からストレージシステムのソフトウェア(Element Manager)を起動する際には,次の点に注意する必要があります。
- HUS100,Hitachi AMS2000,Hitachi SMS,Hitachi AMS,Hitachi WMSまたはSANRISE 9500Vの場合,Element Managerを一定時間操作していないと,オートログオフが実行され,操作ができなくなります。
Password Protectionが有効な場合にオートログオフが実行されたときは,ストレージシステムへログインしたままの状態となり,HCSからストレージシステムの更新やボリュームの作成などの操作を実行できなくなります。この場合は,Element Managerを再度起動してから手動で画面を閉じてください。
オートログオフについては,各ストレージシステムのマニュアルを参照してください。- HUS100,Hitachi AMS2000およびHitachi SMSの場合,1つのストレージシステムに対して1つの管理クライアントからだけElement Managerを起動できます。複数の管理クライアントから同時にElement Managerを起動しないでください。
- HUS100およびHitachi AMS2000の場合,Account Authenticationを使用しているときは,Element Managerの起動中に次の操作を実行すると,ストレージシステムへログインしたままの状態となります。その場合,セッションタイムアウトになるまでElement ManagerおよびHCSから対象のストレージシステムに対する操作を実行できなくなります。
hcmdssrvコマンドについては「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を,セッションタイムアウトの時間については各ストレージシステムのマニュアルを参照してください。
- HCSからログアウトする。
- hcmdssrvコマンドで,Hitachi Command Suite共通コンポーネントおよびHitachi Command Suite製品のサービスを停止する。
- Element Managerのナビゲーションツリーでストレージシステム名の配下のノード(コンポーネントやグループなど)を選択した状態でElement Managerを終了する。
ナビゲーションツリーでストレージシステム名(ルートノード)を選択した状態でElement Managerを終了するとログアウトされます。- SMI-S enabledストレージシステムの場合,管理ツールのURLに誤りがあってElement Managerを起動できないことがあります。その場合は,次のどちらかの操作を実行してください。
- AddURLLinkコマンドを使用して,SMI-S enabledストレージシステムの管理ツールのURLをDevice Managerサーバに登録する。
AddURLLinkコマンドについては,マニュアル「Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド」を参照してください。- SMI-Sプロバイダーの設定を見直して,Device ManagerからSMI-S enabledストレージシステムの情報を更新する。
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