Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド

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5.2.13 Universal Storage Platform V/VMまたはHitachi USPのリソースの性能指標(ヘルスチェックレポート)

Universal Storage Platform V/VMまたはHitachi USPの場合に,ヘルスチェックレポートで表示される性能を分析するための各項目について,評価の目安になる値を説明します。

ヘルスチェックレポートに表示される情報よりも詳しい情報を参照したい場合は,Performance Reporterを起動すると,分単位での分析や長期間のトレンド分析などを実施できます。

ヘルスチェックレポートでは,設定したしきい値を超える項目がある場合,[注意]または[警告]のステータスになります。ステータスが[注意]または[警告]となる値の目安を次に示します。

表5-7 Universal Storage Platform V/VMまたはHitachi USPのリソースの性能指標(ヘルスチェックレポート)

種類 メトリック 注意]または[警告]となる値 説明
キャッシュ,キャッシュ合計 書き込み待ち率 注意]:30%より大きい
警告]:60%より大きい
  • 30%以下である場合は正常と考えられます。
  • 頻繁に,または連続して40%を超える場合は注意が必要です。
  • 頻繁に,または連続して50%を超える場合はすぐに改善が必要です。
  • 70%に達した場合は,流入制御が行われます。
サイドファイル使用率 注意]:10%以上
警告]:20%以上
  • この値は,TrueCopy Asyncに対してだけ適用されます。TrueCopy Asyncを使用していない場合は影響ありません。
  • この値が高いと,ダウンストリームに負荷が集中していることが考えられます。
チャネルプロセッサー 利用率 注意]:45%以上
警告]:80%以上
-
ディスクプロセッサー 利用率 注意]:40%以上
警告]:80%以上
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関連項目

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