Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド
[分析]タブでストレージシステムの性能を定期的に分析することで,ストレージリソースを適切に使用できているかどうかを確認します(ヘルスチェック)。
参考
- 分析対象のストレージシステムや論理グループに日本語で名前を付けている場合は,Webブラウザーの言語を日本語に設定してください。設定していない場合,レポートで日本語の文字が正しく表示されないおそれがあります。
- Tuning Managerとの連携
- Tuning Managerでのレポート定義ファイルのインポート
旧バージョンのレポート定義ファイルを削除してから,最新のレポート定義ファイルをインポートしてください。- SMTPサーバの設定およびDevice Managerサーバのserver.propertiesファイルの編集(実行結果をEメール通知する場合)
Tuning Managerとの連携,Tuning Managerでのレポート定義ファイルのインポート,SMTPサーバの設定およびDevice Managerサーバのserver.propertiesファイルの編集については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
ストレージシステムの性能を定期的に分析するには
- [分析]タブで[ストレージシステム]を選択します。
- 分析対象のストレージシステムの行を選択し,[スケジュール追加]ボタンをクリックします。
- 必要な項目を指定して,処理を実行します。
- タスクの実行結果と,ストレージシステムの性能に問題があるかどうかを確認します。
- 問題がある場合は,該当するストレージシステムのレポートを確認します。
参考
- ストレージシステムの性能を即時に分析したい場合は,対象のストレージシステムを選択して,[ヘルスチェック実行]ボタンをクリックします。タスクの実行結果は,[タスク&アラート]タブで確認できます。
- ストレージシステムの性能分析(ヘルスチェック)を定期的または即時に実行するときは,Universal Replicatorの性能分析に必要な性能情報や構成情報の定期的な更新の処理と重ならないようにしてください。同時に実行すると,ヘルスチェックの処理が遅くなるおそれがあります。
- 追加したスケジュールを削除したい場合は,[スケジュール]-[ヘルスチェックスケジュール一覧]から対象のスケジュールを選択して[スケジュール削除]ボタンをクリックします。
- 詳しい性能情報を参照したい場合は,[ツール]メニューからTuning Managerを起動します。Tuning ManagerからPerformance Reporterのレポートを表示すると,分単位での分析や長期間の分析ができます。Performance Reporterの操作方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software ユーザーズガイド」を参照してください。
- ヘルスチェックレポートに含まれるストレージシステム全体レポートの値を次に説明します。
ストレージシステム全体フロントエンドIOPS:接続しているホストによるストレージシステムへのIOPSの総数(読み取りおよび書き込みを含む)
ストレージシステム全体フロントエンドMB/s:接続しているホストによるストレージシステムとの読み取りおよび書き込み速度(MB/s)
ストレージシステム全体バックエンドIOPS:ストレージシステム全体フロントエンドIOPSのうち,ストレージシステムのキャッシュメモリーで取り扱われなかった部分
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