Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド

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3.11.5 DPプールのデータ配置を最適化する

性能と構成比率のバランスが最適でないDPプールを見つけ,データ配置を最適化します。

この操作には,Tiered Storage Managerのライセンスの登録が必要です。

性能情報を確認するには,Tuning Managerのライセンスの登録も必要です。

事前に確認しておく情報

事前に完了しておく操作

DPプールのデータ配置を最適化するには

  1. モビリティ]タブのツリービューから[DPプール]を選択します。
  2. DPプールのランキングで,使用率,予約率またはハードウェア階層の稼働率が高いDPプールを確認します。
  3. 容量や性能が期待どおりでないDPプールがある場合は,ランキング中のDPプール名のリンクをクリックします。
  4. DPプールの使用状況を確認します。
    DPプールの容量が適切かどうか確認する場合は,[操作]プルダウンメニューから[トレンドチャート表示]を選択して,プールごとの容量使用率とI/O 数を確認します。
    HDTプールのハードウェア階層の構成が適切かどうか確認する場合は,[ハードウェア階層の容量使用状況と稼働率]のリンクまたは[操作]プルダウンメニューから[トレンドチャート表示]を選択して,ハードウェア階層ごとの容量情報と性能情報をあわせて確認します。平均I/O数ごとの度数分布を確認する場合は,[操作]プルダウンメニューから[階層プロパティ参照]を選択します。
  5. 問題のあるDPボリュームを選択して,データ配置を最適化します。実施する操作に応じて,[データマイグレーション]ボタン,[階層ポリシー編集]ボタン,[DPボリューム拡張]ボタンなどをクリックします。

モビリティ]タブから[DPプール]を選択して,DPプールのデータ配置が最適化されたことを確認できるようになります。

参考
トレンドチャートの表示内容をレポートとして保存したい場合は,[CSVエクスポート]ボタンをクリックしてCSVファイルを出力します。

関連項目

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