Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド
アプリケーションの処理に適したデータ配置を復元できるようにするため,HDTボリュームが十分な性能を発揮しているときに,データ配置のプロファイルを作成します。プロファイルは論理グループ単位で作成でき,論理グループに対応づけて管理されます。
この操作には,Tiered Storage Managerのライセンスの登録が必要です。
- 対象の論理グループの名称
- 性能情報を確認するための設定(Tuning Managerとの連携設定,各アプリケーションの性能監視ソフトウェアの設定など)
参考
- Tuning Managerと連携している場合,階層プロファイル管理ダイアログで,論理グループに含まれるボリュームの性能のトレンドチャートを参照できます。連携方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
HDTボリュームの階層プロファイルを作成するには
- [モビリティ]タブの[よく使うタスク]から[階層プロファイル管理]を選択します。
- [論理グループ表示]ボタンをクリックして必要な項目を設定し,トレンドチャートまたは性能情報を確認できるソフトウェアを使って対象の論理グループの性能を確認した上で,[プロファイル作成]ボタンをクリックします。
- 必要な項目を指定して,[プラン確認]ボタンをクリックします。
指定した条件に合致する,プロファイル作成のプランが表示されます。- プランを確認し,問題がなければ実行します。
実行したプランがタスクとして登録されます。- [タスク & アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
作成したプロファイルの情報は,階層プロファイル管理ダイアログで[論理グループ表示]ボタンをクリックして表示されるプロファイルの一覧で確認できるようになります。
重要
- 階層プロファイルの一覧では,ほかのユーザーが作成したプロファイルも,割り当てられているリソースグループにかかわらず参照できます。ただし,プロファイルに対する操作は,割り当てられているリソースグループおよびロールに応じて制御されます。そのため,プロファイルの名前や説明は,操作の可否を識別しやすいように設定してください。
参考
- タスクは,スケジュールを設定して,あとで実行することもできます。
- 作成した階層プロファイルを削除する場合は,階層プロファイルの一覧で対象の階層プロファイルの行を選択し,[プロファイル削除]ボタンをクリックします。
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