Compute Systems Manager Software ユーザーズガイド
アラートが発生したときに実行するスクリプトコマンドは,次の条件を満たしている必要があります。
- 使用できる拡張子は.exeまたは.batである。
- 使用できる文字数は260文字以内である。
変数を使用する場合は,変数を展開したあとの文字列が8,000文字以内になるよう指定します。- フルパスが使用されている(PATH環境変数で設定されるパスを除く)。
ネットワークフォルダは指定できません。- コマンドによって表示または更新されるリソースに,Windows Systemアカウントによるアクセスが許可されている。
- アラート発生時にWindowsの内部コマンドは実行できない。
Windowsの内部コマンドを実行するには,バッチファイルにコマンドを記述するか,cmd /cコマンドを使用します。次のコマンドは実行できません。
- ウィンドウまたはダイアログを表示するコマンド
- 対話が必要なコマンド
Compute Systems ManagerのCLIコマンドは,必要な設定を定義することで指定できます。- Windowsの16ビットアプリケーション
- WindowsのDDEを使用するプログラム
- 常駐プログラム
スクリプトコマンドで引数として指定できる変数を,次の表に示します。
変数 説明 %D アラートが発行された日 %T アラートが発行された時刻 %M アラートが発行されたリソース名 %A アラートが発行されたリソースのIPアドレス %L アラートレベルの文字列 %I アラートIDの文字列 %S アラートの内容 %P アラートの原因となっている障害の場所 %H アラートが発生したHVMのID %V アラートが発生したLPARの名称 %U アラートが発生したLPARの番号 コマンドの例を次に示します。
- コマンドの引数として「arg1」と「arg2」を指定する。
"c:\program files\a\a.exe" arg1 arg2- コマンドの実行結果の出力先に「d:\work.txt」を指定する。
cmd /c "c:\program files\x\x.bat" > d:\work.txt- コマンドの引数に変数を指定する。
"c:\program files\a\a.exe" %A
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