Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド
業務実行画面のメニュー領域のカスタマイズには,JavaScript関数を使用できます。ナビゲーション プラットフォームで提供しているJavaScript関数について説明します。
ucnp_menu_show_flow(id)
引数に指定したIDの業務コンテンツを表示します。
中断再開プラグインを有効にした場合は,業務コンテンツを表示するときに,中断した業務を再開します。中断再開プラグインを無効にした場合は,業務コンテンツを表示するだけです。
false
IDが111111,名称が「契約内容の確認」の業務コンテンツを表示する場合の記述例を次に示します。
<a href="javascript:void(0);" onclick="ucnp_menu_show_flow('111111');return false;">契約内容の確認</a>
ucnp_menu_get_contentId()
ナビゲーション プラットフォームを呼び出すときにURLに指定した業務コンテンツIDを取得します。
メニュー領域の表示形式をカスタマイズしてナビゲーション プラットフォームを運用する場合,カスタマイズしたメニューからURLに指定した業務コンテンツIDを取得したいときに使用します。例えば,利用者に特定の業務コンテンツを表示した状態でナビゲーション プラットフォームを使用させたいときなどに使用します。
なお,この関数は09-50より前のバージョンとの互換用です。09-50以降のバージョンの開発ではucnp_menu_onload関数の使用をお勧めします。詳細は「(3) ucnp_menu_onload」を参照してください。
なし
ucnp_menu_onload(elementId)
カスタム画面を読み込むときに,初期化処理を実行します。
この関数をbody要素のonloadイベントで実行すると,次のように処理します。
メニュー領域はiframe(HTMLのインラインフレーム)で表示していますが,Mobile Safariではiframeの大きさを制御できないため,メニュー領域の内容が途中までしか表示されない場合があります。この関数を使用すると,Mobile Safariでもメニュー領域全体を適切な大きさにリサイズできます。
また,Mobile Safariではカスタマイズしたメニュー領域の高さ(カスタマイズメニューを格納するiframeの高さ)を適切なサイズで表示できない場合があるため,iPadで業務コンテンツを参照する場合は,引数elementIdを指定してこの関数を実行することをお勧めします。
なお,Internet Explorerでは,この関数を使わなくてもリサイズ処理を実装できます。
プレビュー時,および業務コンテンツIDを指定して業務実行画面を開くときにこの関数が実行されます。メニュー領域の表示形式をカスタマイズしてナビゲーション プラットフォームを運用する場合は,この関数の使用をお勧めします。
なし
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