プラグインをデバッグするには,Cosminexus Management ServerとEclipseを使用します。Cosminexus Management Serverの使用方法の詳細は,マニュアル「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」を参照してください。
Eclipseのデバッガ機能を使用したデバッグ手順の例を次に示します。
- 手順例
- 次のURLにアクセスして,Cosminexus Management Serverを起動します。
http://ホスト名:ポート番号/mngsvr/
- ホスト名
開発環境のJ2EEサーバマシンのホスト名またはIPアドレスです。
- ポート番号
Cosminexus Management Serverが使用するポート番号です。マニュアル「Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで」の手順どおりにセットアップした環境では,「28080」です。
- Cosminexus Management Serverの運用管理ポータルにログインします。
運用管理ポータルの画面が表示されます。
なお,マニュアル「Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで」の手順どおりにセットアップした環境では,ログイン時に入力する管理ユーザIDが「admin」,パスワードが「ucnppass」です。
- [論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。
論理サーバの環境設定画面が表示されます。
- [サーバビュー]タブ−[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[uCosminexus Navigation DeveloperのJ2EEサーバ名称]をクリックし,[JVM]タブをクリックします。
[起動パラメタの設定]画面(J2EEサーバ)が表示されます。
- 次のとおりに設定します。
- [拡張起動パラメタ]のいちばん下の行の[有効]のチェックボックスをチェックする
- [拡張起動パラメタ]に「-agentlib:jdwp=transport=dt_socket,server=y,address=8000※,suspend=n」と入力する
- 注※
- 「address=8000」の「8000」は,Eclipseから接続するときに使用するポート番号です。Eclipseのデバッグの設定に合わせて,「address=」に指定するポート番号を変更してください。
- [追加]ボタンをクリックします。
- 画面右上の[設定情報の配布]アンカーをクリックします。
[設定情報の配布]画面が表示されます。
- 論理サーバ名にuCosminexus Navigation DeveloperのJ2EEサーバ名が表示されている行の[配布]チェックボックスをチェックします。
論理サーバが選択されます。
- [選択して配布]ボタンをクリックします。
手順8.で選択した論理サーバの設定情報が,uCosminexus Navigation DeveloperのJ2EEサーバに配布されます。
- uCosminexus Navigation DeveloperのJ2EEサーバを再起動します。
- Eclipseを起動します。
- [プロジェクト・エクスプローラー]で「3.2 ひな形プラグインのプロジェクトのインポート」でインポートしたひな形プラグインのプロジェクトをクリックします。
プロジェクトが選択されます。
- Eclipseのメニューから[実行]−[デバッグの構成]を選択します。
[デバッグ構成]ダイアログが表示されます。
- [リモートJavaアプリケーション]を右クリックすると表示されるメニューの[新規]をクリックします。
新しいリモートJavaアプリケーションが作成されます。
- [デバッグ]ボタンをクリックします。
デバッガが実行されます。
- 実装したJavaコードにブレークポイントを設定します。
- デバッグをします。
Webブラウザで,プラグインが動作する操作をしてください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2013, Hitachi, Ltd.