Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド

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3.11 プラグインのデバッグ

プラグインをデバッグするには,Cosminexus Management ServerとEclipseを使用します。Cosminexus Management Serverの使用方法の詳細は,マニュアル「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」を参照してください。

Eclipseのデバッガ機能を使用したデバッグ手順の例を次に示します。

手順例
  1. 次のURLにアクセスして,Cosminexus Management Serverを起動します。
    http://ホスト名:ポート番号/mngsvr/
    • ホスト名
      開発環境のJ2EEサーバマシンのホスト名またはIPアドレスです。
    • ポート番号
      Cosminexus Management Serverが使用するポート番号です。マニュアル「Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで」の手順どおりにセットアップした環境では,「28080」です。
  2. Cosminexus Management Serverの運用管理ポータルにログインします。
    運用管理ポータルの画面が表示されます。
    なお,マニュアル「Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで」の手順どおりにセットアップした環境では,ログイン時に入力する管理ユーザIDが「admin」,パスワードが「ucnppass」です。
  3. [論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。
    論理サーバの環境設定画面が表示されます。
  4. [サーバビュー]タブ−[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[uCosminexus Navigation DeveloperのJ2EEサーバ名称]をクリックし,[JVM]タブをクリックします。
    [起動パラメタの設定]画面(J2EEサーバ)が表示されます。
  5. 次のとおりに設定します。
    • [拡張起動パラメタ]のいちばん下の行の[有効]のチェックボックスをチェックする
    • [拡張起動パラメタ]に「-agentlib:jdwp=transport=dt_socket,server=y,address=8000,suspend=n」と入力する
    注※
    「address=8000」の「8000」は,Eclipseから接続するときに使用するポート番号です。Eclipseのデバッグの設定に合わせて,「address=」に指定するポート番号を変更してください。
  6. [追加]ボタンをクリックします。
  7. 画面右上の[設定情報の配布]アンカーをクリックします。
    [設定情報の配布]画面が表示されます。
  8. 論理サーバ名にuCosminexus Navigation DeveloperのJ2EEサーバ名が表示されている行の[配布]チェックボックスをチェックします。
    論理サーバが選択されます。
  9. [選択して配布]ボタンをクリックします。
    手順8.で選択した論理サーバの設定情報が,uCosminexus Navigation DeveloperのJ2EEサーバに配布されます。
  10. uCosminexus Navigation DeveloperのJ2EEサーバを再起動します。
  11. Eclipseを起動します。
  12. [プロジェクト・エクスプローラー]で「3.2 ひな形プラグインのプロジェクトのインポート」でインポートしたひな形プラグインのプロジェクトをクリックします。
    プロジェクトが選択されます。
  13. Eclipseのメニューから[実行]−[デバッグの構成]を選択します。
    [デバッグ構成]ダイアログが表示されます。
  14. [リモートJavaアプリケーション]を右クリックすると表示されるメニューの[新規]をクリックします。
    新しいリモートJavaアプリケーションが作成されます。
  15. [デバッグ]ボタンをクリックします。
    デバッガが実行されます。
  16. 実装したJavaコードにブレークポイントを設定します。
  17. デバッグをします。
    Webブラウザで,プラグインが動作する操作をしてください。