Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド
プラグイン情報プロパティファイルとは,ひな形プラグインを作成するための情報を定義したプロパティファイルです。
次に示すサンプルファイルを編集して,プラグイン情報プロパティファイルを作成してください。
uCosminexus Navigation Developerインストールディレクトリ\pluginSDK\plugin.properties.sam
編集後のファイル名は「任意の文字列.properties」としてください。
サンプルファイルを編集してプラグイン情報プロパティファイルを作成する際の注意事項を次に示します。
プロパティファイルの記述形式の例を次に示します。なお,説明中の「空白文字」は半角スペース,タブまたは改行を指します。
プロパティキー=値 |
プラグイン情報プロパティファイルに指定するプロパティキーを次に示します。
各プロパティキーの詳細を次に示します。
プラグインIDを指定します。プラグインIDはシステム内でユニークになるようにしてください。なお,中断再開プラグインの場合,必ず固定値「ucnp.plugin.suspend」を指定してください。
1〜64バイト
userplugin
プラグイン名を指定します。プラグイン名はシステム内でユニークになるようにしてください。
ただし,「ucnp」で始まるプラグイン名は指定できません。なお,「ucnp」の大文字,小文字は区別されないため,「UCNP」や「uCnp」も指定できません。また,「env」および「AppName」はプラグイン名として指定できません。
1〜31バイト
userplugin
プラグインのバージョンを指定します。
1〜32バイト
00.01
Javaパッケージ名を指定します。
ただし,「jp.co.hitachi.soft.ucnp」から始まるパッケージ名は指定しないでください。
1バイト以上
ただし,「Javaパッケージ名+プラグインID+入出力アクションコントローラクラス名」または「Javaパッケージ名+プラグインID+中断再開アクションコントローラクラス名」の合計が128バイト以内になるよう指定してください。
sample.userplugin
入出力アクションコントローラクラス名を指定します。「3.1.2 ひな形プラグイン作成コマンドの実行」では,このクラス名を基にコントローラクラスが生成されます。
1バイト以上
ただし,「Javaパッケージ名+プラグインID+入出力アクションコントローラクラス名」の合計が128バイト以内になるよう指定してください。
IoPluginController
入出力アクションコントローラクラスを識別する文字列を指定します。システム内でユニークになるようにしてください。「3.1.2 ひな形プラグイン作成コマンドの実行」では,この文字列を基に入出力プラグイン用XMLファイル(ioaction.xml)が生成されます。なお,入出力プラグイン用XMLファイルとは,業務編集画面に表示される[Plugins]パレットおよびプラグインパーツの表示内容を定義したファイルです。一般には,生成するひな形プラグインのIDと同じ値を指定しますが,異なる値も指定できます。
1〜64バイト
userplugin
中断再開アクションコントローラクラス名を指定します。
1バイト以上
ただし,「Javaパッケージ名+プラグインID+中断再開アクションコントローラクラス名」の合計が128バイト以内になるよう指定してください。
SuspendActionController
プラグイン情報プロパティファイルの記述例を次に示します。
userplugin.id = userplugin userplugin.name = userplugin userplugin.version = 00.01 userplugin.java.package = sample.userplugin userplugin.server.controller.ioaction = IoPluginController userplugin.server.controller.ioaction.type = userplugin |
userplugin.id = ucnp.plugin.suspend userplugin.name = userplugin userplugin.version = 00.01 userplugin.java.package = sample.userplugin userplugin.server.controller.suspend = SuspendActionController |
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