Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

8.7 npsetenvコマンド環境変数の設定

機能

ナビゲーション プラットフォームの構成ソフトウェアのインストールディレクトリパスを環境変数に設定します。このコマンドは,構成ソフトウェアのインストールが完了したあと,ナビゲーション プラットフォームをセットアップする前に実行してください。また,実行前にデータベースのサービスが起動していることを確認してください。データベースのサービスが起動していない場合は,コマンド実行時にエラーになります。

なお,コマンド実行後はマシンを再起動する必要があります。

このコマンドが設定する環境変数を次に示します。

表8-6 npsetenvコマンド(環境変数の設定)が設定する環境変数

環境変数 設定する値
UCNP_HOME ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ
TPDIR Cosminexusインストールディレクトリ\TPB
VBROKER_ADM Cosminexusインストールディレクトリ\TPB\adm
JAVA_HOME Cosminexusインストールディレクトリ\jdk
DOCB_LIB DocumentBroker Smart Document Managementインストールディレクトリ\PP\Runtime\java\lib\Djlib.jar
Path Cosminexusインストールディレクトリ\jdk\bin;Cosminexusインストールディレクトリ\CC\admin\bin;Cosminexusインストールディレクトリ\TPB\bin;Cosminexusインストールディレクトリ\DAB\lib;設定前のPath
TZ JST-9

形式

npsetenv

オプション

なし。

注意事項

戻り値

戻り値 説明
0 システム環境変数の設定に成功した。
1 システム環境変数の設定に失敗した。
2 コマンドの排他エラーが発生した。
9 実行権限のエラーが発生した。
コマンド制御外のタイミングで終了した場合(<Ctrl>キーと<C>キーを同時に押して強制終了した場合など)の戻り値は不定となります。

使用例

システム環境変数を設定します。

> ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\bin\npsetenv