20.1.56 ead_cluster_eventlistener構造体（クラスタイベントリスナの関数）
ead_cluster_eventlistener構造体には，クラスタイベントリスナ用にユーザが定義する関数のポインタを格納します。
- 〈この項の構成〉
(1) 形式
struct ead_cluster_eventlistener {
void (*on_event)(EAD_CACHE_MANAGER*,
char*,
ead_cluster_eventcontext*,
void*);
};
(2) メンバの説明
- on_event
-
ead_cluster_eventcontext構造体のevent_typeメンバが示すイベントの発生時に，呼び出される関数を格納します。
(3) 引数
- EAD_CACHE_MANAGER
-
キャッシュマネージャを指すポインタを指定します。
- char
-
実行されるクラスタイベントリスナの名称を指定します。
- ead_cluster_eventcontext
-
クラスタイベントリスナ実行時に使用する情報を指すポインタを指定します。
- void
-
クラスタイベントリスナ追加時に指定した，クラスタイベントリスナとのデータの伝達に使用するポインタを指定します。
(4) 注意事項
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ポインタにNULLを設定していた場合は，クラスタイベントリスナの登録に失敗します。
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ポインタに設定した関数が異常終了した場合，EADSクライアントがダウンするおそれがあります。
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ポインタに設定した関数の第3引数（ead_cluster_eventcontext）に指定されたポインタは，その関数が終了すると自動で解放されます。