18.2.1 Functionインタフェース
(1) 説明
EADSサーバで使用するユーザファンクションが実装する必要のあるインタフェースです。
ユーザファンクションの初期化時にインスタンスを生成します。インスタンスは単一で，EADSサーバの終了処理まで生存します。
(2) インタフェース名
com.hitachi.software.xeads.func.Function
(3) メソッド一覧
Functionインタフェースが提供するメソッド一覧を次の表に示します。
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メソッド名 |
説明 |
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ユーザファンクションの初期化処理を実装します。 |
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ユーザファンクションの処理を実装します。 |
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ユーザファンクションの終了処理を実装します。 |
(4) init()
(a) 機能
ユーザファンクションの初期化処理を実装します。
EADSサーバ起動時のユーザファンクションの初期化時に呼び出されます。
(b) 形式
public void init(FunctionContext context)
(c) パラメータ
- context
-
ユーザファンクションの実行に必要な情報を取得します。
ユーザファンクションの実行に必要な情報については，「18.2.2 FunctionContextインタフェース」を参照してください。
(5) execute()
(a) 機能
ユーザファンクションの処理を実装します。
EADSクライアントからの，ユーザファンクション実行リクエスト時に呼び出されます。
(b) 形式
public Object execute(FunctionContext context)
(c) パラメータ
- context
-
ユーザファンクションの実行に必要な情報を取得します。
ユーザファンクションの実行に必要な情報については，「18.2.2 FunctionContextインタフェース」を参照してください。
(d) 戻り値
ユーザファンクションの処理結果が返却されます。
Valueインスタンスを戻り値に指定した場合だけ，ValueインタフェースのgetObject()の内容が呼び出し元に返却されます。
(e) 注意事項
マルチスレッドで実行するユーザファンクションの場合は，スレッドセーフに実装してください。
(6) destroy()
(a) 機能
ユーザファンクションの終了処理を実装します。
EADSサーバ終了時のユーザファンクションの終了時に呼び出されます。
(b) 形式
public void destroy(FunctionContext context)
(c) パラメータ
- context
-
ユーザファンクションの実行に必要な情報を取得します。
ユーザファンクションの実行に必要な情報については，「18.2.2 FunctionContextインタフェース」を参照してください。