7.4.2　ファイルの出力先の設定

ログファイルの出力先は変更できます。ファイルの出力先を次の表に示します。

表7‒4　ファイルの出力先（EADSサーバ）
項番	ログファイル種別	出力先	ファイル名
1	EADSサーバによって出力されるメッセージログファイル（メッセージログの情報）	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Wrap	eads_server_message[n].log
1	EADSサーバによって出力されるメッセージログファイル（メッセージログの情報）	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Shift	eads_server_message.log
2	EADSサーバによって出力される例外ログファイル（例外ログ情報）	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Wrap	eads_server_exception[n].log
2	EADSサーバによって出力される例外ログファイル（例外ログ情報）	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Shift	eads_server_exception.log
3	ユーザログファイル	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Wrap	eads_user_message[n].log
3	ユーザログファイル	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Shift	eads_user_message.log
4	ユーザ例外ログファイル	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Wrap	eads_user_exception[n].log
4	ユーザ例外ログファイル	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Shift	eads_user_exception.log
5	キャッシュファイル操作ログファイル	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Wrap	eads_server_cache[n].log
5	キャッシュファイル操作ログファイル	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Shift	eads_server_cache.log
6	EADSサーバによって出力される保守ログファイル（保守ログ情報）	＜サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ＞/maintenance	eads_server_maintenance[n].log
7	EADSサーバによって出力される分散保守ログファイル（保守ログ情報）	＜サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ＞/maintenance	eads_dist_maintenance[n].log
8	コマンド実行時に出力されるメッセージログファイル（メッセージログの情報）	コマンド定義のeads.command.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Wrap	eads_command_message[n].log
8	コマンド実行時に出力されるメッセージログファイル（メッセージログの情報）	コマンド定義のeads.command.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Shift	eads_command_message.log
9	コマンド実行時に出力される例外ログファイル（例外ログ情報）	コマンド定義のeads.command.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Wrap	eads_command_exception[n].log
9	コマンド実行時に出力される例外ログファイル（例外ログ情報）	コマンド定義のeads.command.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	Shift	eads_command_exception.log
10	コマンド実行時に出力される保守ログファイル（保守ログ情報）	＜コマンド定義のeads.command.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ＞/maintenance	eads_command_maintenance[n].log
11	統計情報ファイル（EADSサーバ）	＜サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ＞/stats	eads_stats.csv eads_stats_[n].csv^※1
12	統計情報ファイル（キャッシュ）	＜サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ＞/stats	eads_cache_stats.csv eads_cache_stats_[n].csv^※1
13	統計情報ファイル（ユーザファンクション）	＜サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ＞/stats	eads_function_stats.csv eads_function_stats_[n].csv^※1
14	統計情報ファイル（レンジ）	＜サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ＞/stats	eads_store_stats.csv eads_store_stats_[n].csv^※1
15	統計情報ファイル（ノンブロッキングI/O通信制御）	＜サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ＞/stats	eads_nonblocking_stats.csv eads_nonblocking_stats_[n].csv^※1
16	統計情報ファイル（保守情報）	＜サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ＞/maintenance/stats	eads_maintenance_stats.csv eads_maintenance_stats_[n].csv^※1
17	Javaログファイル	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	javalog[nn].log ehjavalog[nn].log^※2
18	スレッドダンプ	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	javacore[PID].[YYMMDDhhmmss].txt
19	起動ログファイル	サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ	eads_start.log

（凡例）

[n]，[nn]，[nnn]：ファイル数の通番

[PID]：EADSサーバのプロセスID

[YYMMDDhhmmss]：YY：年，MM：月，DD：日，hh：時（00〜23），mm：分，ss：秒

Wrap，Shift：ログのローテーション方式

ログのローテーション方式は，次のどちらかを選択できます。

Wrap：ラップアラウンド方式

ファイル名にファイル数の通番が付与されます。
Shift：シフト方式

ファイル名は固定です。

ログファイルのバックアップファイル名にファイル数の通番が付与されます。

注※1

統計情報ファイルは1日ごとにファイルをローテーションし，ファイル名には通番が付与されます。ローテーションする際，サーバ定義のeads.statistics.filenumパラメタに指定した数の統計情報ファイルをバックアップファイルとして残します。

統計情報ファイルのローテーションについては，「7.4.4　統計情報ファイルのローテーションの設定」を参照してください。

注※2

Explicitヒープに関するログを出力するファイルです。

注意事項: ファイルの出力先に，ネットワークで接続された別マシンのディレクトリは指定できません。

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7.4.2 ファイルの出力先の設定

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